2011-05-17 09:44:24

素人は初心者を描き、プロは天才を描く。

テーマ:├漫画原作のタブー
ファンタジーやエロなどの「タブージャンル」とは別に、
漫画原作でコレをやっているといつまでも芽が出ない‥‥というお話。



漫画原作やシナリオライター志望の人たちが
往々にして陥ってしまう、ネタ選びの罠というモノがあって。



それは、主人公を何かの道の『初心者』に設定してしまうコトなのだ。

  ↓  ↓  ↓

バスケ漫画なら、主人公はバスケの初心者。
アメフトの漫画なら、主人公はアメフトの初心者。
弁護士の漫画なら、主人公は駆け出しの新米か受験中の学生‥‥


持ち込み段階でこの設定をやってしまうと、
まーーーーーー100%、ハネられる



『初心者が活躍する話であれば、編集の私にだって書けますから』


この常套句をもらって終わりにされるコト請け合いだ。


しつこいが、あなたの原作を読んで商品価値を査定する漫画編集者は、
『漫画原作者の大先輩』。


勉強せず妄想だけで書いたような話で
うならせるコトができる相手ではないのだ。



■ついつい初心者を描いてしまう理由。

初心者を描く理由はカンタン。

  ↓  ↓  ↓

徹底した取材や経験、勉強が必要ないから。
(なので、書くだけなら楽に書けるんですが)



そして、巷に出回っている多くの漫画にも
「初心者が頑張って上手くなり、天才扱いされるようになる」
その成長過程を描いた作品は非常に多い。


スラムダンクしかり、アイシールド21しかり。


だから、そうした種類の作品を持ち込んで、
面白ければそれでいいのではないかと。
誤解することもあるだろう。


‥‥が、忘れてはいけない。



作品で初心者を描いているとはいえ、
ああいう作品の作者たちは決して
該当ジャンルについて初心者ではない
です。


持ち込みでは、あくまでその道の『天才』や『達人』を描こう。
もっと言うなら、日本一の○○、世界一の○○を描く。



そうするコトによって、作者自身、勉強が必要になるし、
また天才や達人ならではの目線や振る舞いを一生懸命に考える中で、
描写力も上達する。


なにより、作品を見てくれる編集者に対して、
そのジャンルの専門家であるコトをアピールできるのだ。

2011-05-12 01:23:48

漫画原作は『専門知識』で勝負する世界

テーマ:├漫画原作のタブー
こんなコトを普通のシナリオスクールや
漫画・アニメ系の専門学校は絶対に書かないし言わないと思うけど。
(あまりのハードルの高さに、生徒が激減しますからね‥‥)


本当の話なのでこのブログでは触れていきます。



まず、絵も描けないのに漫画の仕事をする
『漫画原作者』という人種がどういう場面で必要になるか。


  ↓  ↓  ↓

漫画家と編集者のタッグでは描けないレベルの話を書くとき


ここまでは意外と誰でも知っていると思う。


漫画家と編集者の力では及ばないスケール、内容の話を書こうというとき、
漫画原作者というストーリー部門の専門家が必要になると。


だけど、ここからが裏の話。


  ↓  ↓  ↓

■マンガ編集者=実は漫画原作者であるというコト。

何のことはない。


多くのマンガ制作現場において、
漫画編集者という人たちは、漫画家さんに協力する形で
こっそりとシナリオを書いてしまっているのである。


要するに、漫画原作者を目指すということは、
シナリオのプロにシナリオを持ち込むというコトに他ならない


よって、彼らの知らない専門知識が必要になる。
それも、できれば『実体験に基づいた専門知識や特殊な経験』


彼らが持っていないネタを提供できるヤツしか、
いまどきの漫画原作者の仕事にはありつけないのだ。


スポーツならプロとして活躍したとか、オリンピックに出たとか、
最低限、全国大会に出場したとか。


ビジネスならホリエモンみたいに100億稼いだとか。
弁護士や行政書士みたいな士業系もいいでしょう。
(もっとも、資格だけでなく実務経験が必要ですけど)


あとはナンパで1000人斬りを達成した、とかでもいい。
職人として『◯◯一筋で何十年やってました』ってのもいいでしょう。


とにかく、書き方は1年もあれば仕込める。
専門知識と独自のネタを持っているコトが最重要、という世界なのだ。

2011-05-12 00:54:17

漫画原作で持ち込んでも相手にされないジャンルとは?

テーマ:├漫画原作のタブー
絵付きの漫画とちがって、原作で持ち込む場合には
最初から『持ち込んでも相手にされないジャンル』が存在する。


主に以下の4ジャンル。


  ↓  ↓  ↓
ファンタジー‥‥専門知識がいらないので、原作では不要
SF‥‥同様の理由で不要
エロ‥‥画力勝負の世界なので原作では不要
ギャグ‥‥同様の理由で不要

この4つのジャンルは物語の良し悪しよりも
『作画センス』が商品力の肝なので、
漫画原作として持ち込んでもいっさい相手にされない。


これらのジャンルで漫画原作を書いて
商業誌に応募や持ち込みを行うのは労力と時間の完全なるムダなので

別ジャンルで書き直すか、ラノベに移行するなど別の活かし方を考えよう。


もちろん『絵付きの漫画』であれば普通に相手してもらえます。


誤解を恐れず言ってしまえば、
『ドラゴンボール』を絵無しのストーリーだけで持ち込んで、
どこに商品価値があるんだよ
‥‥というお話です。

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