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June 14, 2007 22:00:11

THX Certificated Game

テーマ:THX Neural

DVDにもTHX認証があるのはHiVi読者の方々なら常識なわけですが、ゲームにも同様の認証があります。

ただし、ゲームの場合はTHX認証されたスタジオで開発されたゲームに認証される、ということになっています。


日本で開発されたタイトルではソウルキャリバーIII (バンダイナムコゲームス)が唯一の認証タイトルになっています。

注:スクウェア・エニックスの主なタイトルは「THX pm3」ロゴがついていますが、THX Certificated Gameではありません


ちなみに、ソウルキャリバーIIIではオリジナルのTHXロゴムービー (もちろんDeep Noteです)を作成し、話題を呼びました。


THX Ltd.: THX Certified Game

June 14, 2007 22:00:08

ゲームに使われているサラウンド技術:DTS Interactive

テーマ:DTS

旧DTS Interactive ロゴ
DTS Interactive
(DTS Japan公式サイト)


文字通り、DTSインタラクティブエンコーディングです。

プレイステーション2向けに開発され、初期のエレクトロニック・アーツタイトルで採用されています。

最初の対応ソフトは「SSXトリッキー 」。


ディスクリートならではの定位感が味わえますが、ほとんどが4.0チャンネルサラウンドであること、また、初期DTSの欠点である「アナログ出力は無音になる」などのハンドリング上の欠点もあり、結果としてドルビープロロジックIIに駆逐された形となりました。

発売されたDTS Interactive対応タイトルは20本程度。さらに日本でリリースされたタイトルは10本に満たない数です。

さらにいうと、日本で開発されたDTS Interactiveタイトルは0です。


欧米ではメガヒットタイトル「Grand Theft Auto: Vice City 」でDTS Interactiveが採用され、普及の追い風になると思われましたが、次回作の「Grand Theft Auto: San Andreas 」では何事もなかったかのようにドルビープロロジックIIになりました(汗)。


現時点では次世代機向けの動きはありません。が、ドルビーデジタルがソフトウェア処理できることを考えると、なんらかのアクションを起こしてもおかしくはないのですが……。新ロゴもあるんですけどねぇ。


新DTS Interactive ロゴ

グランド・セフト・オート・バイスシティ ベストプライス (CERO:Z(18才以上のみ対象)・18才未満購入禁止)

グランド・セフト・オート・サンアンドレアス ベストプライス (CERO:Z(18才以上のみ対象)・18才未満購入禁止)

June 14, 2007 22:00:07

ゲームに使われているサラウンド技術:ドルビーデジタル(ノンインタラクティブ)

テーマ:ドルビー

プレイステーション2でドルビーデジタルを扱う場合は、ムービーシーンでの音声になります。

導入は比較的早く、2000年12月発売の「バウンサー」(スクウェア・エニックス)のムービーですでに使われています。

後に、ドルビープロロジックIIとの併用タイトルも発売されるようになり、パッケージでは「ドルビーデジタルプロロジックII」というマークも使用されるようになりました。




ドルビープロロジックIIと併用する場合は、アンプによって信号の切り替えに数秒かかってしまうものがあり、そういうアンプ上では切り替わった後の数秒間が無音になってしまうという問題点を持ちます。そのため、ムービーとゲームがシームレスに繋がるゲームではドルビーデジタルの採用をあきらめるケースも出てきました。


もちろん、ドルビーデジタルEXを使った作品もあります。



June 14, 2007 22:00:05

ゲームに使われているサラウンド技術:ドルビーデジタル(インタラクティブ)

テーマ:ドルビー


まー、これは簡単です。サラウンド音声をドルビーデジタル信号にエンコードして光デジタル出力で出す。それだけのことです。

言ってしまえば簡単なのですが、実装はほとんどされていません。その理由は……


プレイステーションの場合:

ドルビーデジタルリアルタイムエンコードを行うにはCPUの処理能力が足りない

ゲームキューブの場合:

そもそも音声のデジタル出力端子が装備されていない


2000~2001年に発売された、いわゆる前世代機では、Xboxのみがドルビーデジタルリアルタイムエンコーディングをサポートしています。なぜかというと、ハードウェアにドルビーデジタルリアルタイムエンコーダを内蔵しているためです。


そして、現在ではソフトウェアだけでもドルビーデジタルリアルタイムエンコーディングができることになりました。

よって、Xbox 360とPLAYSTATION 3ではドルビーデジタルがゲームにおいても標準音声です。


なお、ゲームにおいてのドルビーデジタルのビットレートは640kbpsまでOKです。

June 14, 2007 22:00:04

ゲームに使われているサラウンド技術:ドルビープロロジックII

テーマ:ドルビー


基本的に、ゲーム以外の分野においてはドルビープロロジックIIはデコード技術です。

簡単に言うと、ドルビープロロジック技術を拡張し、プロロジックエンコードされた音源はよりサラウンド表現を豊かにし、そうでない音源も5チャンネル出力できるようにしようとする技術です。

これは、ドルビーのホームページ にも「プロロジックIIは専用のエンコード処理を必要とせず、デコード側だけで完結している技術」って書いてあるから多分大丈夫(笑)。

しかしながら、こういう技術があるなら、ちゃんとしたエンコーダがあればリアルタイムの5チャンネルサラウンドができるのじゃないか? と考えて、実装しちゃった会社がありました。それで実装しちゃったゲームが「スターウォーズ ローグスコードロンII」 。ああ、HiViらしい展開ですね(笑)。ちなみに、これはゲームキューブの海外での本体同時発売タイトルでした。

その後、任天堂も「スーパーマリオサンシャイン」でドルビープロロジックIIに正式対応(以後標準技術に)、PS2タイトルでも、「アーマードコア3 」などでサポートを開始することで、リアルタイムサラウンド技術の標準となりました。

しかしながら、マトリックス技術でありますので、大きい音に他の音が引っ張られる傾向があるなどの問題点もあります。

June 14, 2007 22:00:02

サラウンドに対応したゲームの見つけ方

テーマ:ゲームサラウンドの基本

えー、これは非常に簡単です。


パッケージの例その1 パッケージの例その3
パッケージの例その2
   

「パッケージにドルビーかDTSのロゴがついていればサラウンドに対応しています」

ただし、対応タイトルの中には入れ忘れたり、何らかの誤解(苦笑)があって付いていないタイトルもあったりします。


2007年現在、ゲームで使われているサラウンド技術は以下の5つです。

●ドルビープロロジック・無印

●ドルビープロロジックII

●ドルビーデジタル

●ドルビーデジタルEX(5.1chサラウンドEX)

●DTS Interactive

※ドルビーデジタルとドルビープロロジックIIは組み合わせて使われるケースもあります

June 14, 2007 22:00:01

ゲームのサラウンドってどんなシステムなの?

テーマ:ゲームサラウンドの基本

「ゲームのサラウンド」と「映画のサラウンド」の単純かつ大きな違いは1つ。「インタラクティブかそうでないか」です。

映画の場合は、すでに出来上がっている映像に音をつけることで音像を作る、というのは理解ができると思います。

しかし、ゲームの場合はプレイ内容によって音の鳴り方は大きく変化します。敵や障害物に当たればヒット音が鳴り、カーレースだったら、エンジンの回転数に応じてエンジンの音が変化します。場合によってはゲーム中に鳴る楽曲すら変化します。

そんなゲーム映像に対し、あらかじめ音をつけるのは不可能です。


そこで、ゲームでは3Dのゲームフィールド内で鳴った音をゲームフィールド内にあるマイクで拾う(ような感じ)ことでサラウンドを実現します。


基本的には「ゲームサウンドはプレイによって異なる」、という現象がモノラル→ステレオ→サラウンドに変わっただけなんですけどね。

ただし、サラウンドに対応したことで、画面外(特に後方)で起こっていることが聴覚的にわかるのが、3D化した最近のゲームでは重要なファクターになっています。



June 14, 2007 22:00:00

著者プロフィール

テーマ:戯言

肩書:

ゲームライター兼ゲームヒストリアン兼サラウンドゲーム評論家言ったもん勝ち・まだわししかいません(苦笑))


主な仕事:

ソフトバンククリエイティブ「ゲーマガ」 で執筆(連載あり)


過去のお仕事:

今は亡き某ゲーム会社でいろいろ

ソフトバンククリエイティブ「Beep復刻版」編集補助・執筆

ドルビーのA氏に乗せられ、潮氏とバトルトーク(だったらしいですよ、当初の企画では(笑))@A&Vフェスタ 2006


持ってるDVD(市販品):

一応3桁は行ってるはず……。

持ってるBD:

サイレントヒル、プロデューサーズ、エラゴン、ディズニー・アート展のすべて、カジノロワイヤル、パイレーツ2本


機材:

モニター:KD-28HR500

サラウンドシステム:DHT-M330

無論、この連載が軌道に乗って、左団扇でウッハウハ になったら買い換えます(汗)

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