東京地裁の食堂 1
テーマ:グルメ食文化、旅行文化を論じるブログの開設者であり、しかも、弁護士でありながら、ここ東京地方裁判所の地下食堂の多彩なメニューについてこれまで一度もコメントをしたことがなかった。
私自身、東京地裁の食堂でご飯を食べることがあまりなかったからでもあるが、どうしてあまりなかったかといえば、この食堂が空前の人気レストランであり、いつ行っても大混雑、たっぷりとした空き時間がないと、ここで食事を楽しむことなどできない。だからである。
さて、どうしてそんなに人気があるのか。
霞が関官庁街の食堂たちの中では群を抜く食材の鮮度、オリジナリティとバラエティーに富むメニュー、抜群の調理感覚、そしてこの安さである。
道理でいつも、法曹三者や裁判所職員のみならず、霞が関のエリート官僚や国会議員の美人秘書らがいつも食券を求め長蛇の列をなしているわけだ。
しかもその列の先には、自動販売機ではなくて、いまだに食券売りのおばさん(またはお嬢さん)がいるという一見昭和にタイムスリップしたかと思うような光景。
・・・ところが、今日の昼、私がたまたま裁判所の地下に立ち寄ったら、食堂はなぜか嘘のように静まり返り、ほとんど閑古鳥が鳴いていると言ってよいほどの有様であった。
いつからこうなってしまったのか。それとも今日だけたまたまなのか。
いずれにせよ、裁判所食堂で食事を楽しめるまたとないチャンスではないか!
私はさっそく食券売り場に直行し、いつもショーケースの中の見本を見るたび「いつに日か、きっと、どうしても、必ず、食べてみたい。」と希求しやまなかった裁判所名物「きしめんセット」700円の食券を買い求めた。
そして、調理場の配膳カウンターに向かう。(つづく)







