『アイアンマン2』 試写会鑑賞 | 映画な日々。読書な日々。

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映画な日々。読書な日々。-アイアンマン2

パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク。ある日、トニーの前にウィップラッシュなるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。[上映時間:124分]


前作『アイアンマン 』が予想以上の面白さだったので2も楽しみにしていました。一足お先に試写会で鑑賞させていただきましたが、前作ほどではないものの、今回も面白かったです。


ただ前回は巨大企業の社長で大金持ちでありながら、金持ちの厭味っぽいところはあまりなかったのに、今回はちょっと金持ちの厭味な部分が出てたのがちょっと嫌~な感じでしたけど。


でもこの作品、アメコミヒーローなのに、正体ばらしちゃってるし、そもそもヒーローなのにおっさんだし、そう考えるとヒーロー=憧れ像である必要もないわけで、金持ちの厭味なオヤジがヒーローでもありなのかね。


トニー・スタークはアイアンマンがいる限りアメリカの平和は保証されていると豪語。しかし勝手なヒーロー行為を問題視され国家からパワード・スーツの受け渡しを命じられるが、これを拒否。その為、査問会への出頭を命じられる。


トニーに敵対心を抱くウィップラッシュが、アイアンマンと同様の破壊力を身に付け、モナコGPに出場したトニーの前に現れた。トニーは再びパワード・スーツを身に付けアイアンマンとして戦いに挑む。


しかしトニーは最大の問題を抱えていた。

それはトニーのペースメーカーであるアーク・リアクターのエネルギー源である"パラジウム"。そのパラジウムの毒素がトニーの体を蝕んでいた。自分の命を救うはずアーク・リアクターが自分を蝕んでいく。


今回の敵、ウィップラッシュはかなり強敵。

アイアンマンスーツと同等のパワーを持つスーツを身に付け、さらにトニーに個人的恨みを持っている。最初の暴れ方からして強敵だと思ったのに、わりとあっさりトニーが倒してしまって最初は結構拍子抜け。


しかもトニーときたら、リアクターで体が蝕まれていきだんだん自暴自棄気味。特にパーティの時の暴れっぷりは本当あきれちゃう。あれじゃ親友のジェームズ・ローズだって見捨てたくなっちゃうのも無理ないよ。おっさんなのに手に負えない我儘な子供ような感じなんだよね。


もっとバカなのはジャスティン・ハマー。金持ちのこういうバカがいるからいけないよのよね~、なーんて思いながら観ちゃった。今回だってジャスティンハマーがウィップラッシュを脱獄させたせいで大変なことになっちゃうわけだし。ジャスティ・ハマーの最強兵器がしょぼすぎるのが本当笑えます。


そして最初は敵か?と思ったスカーレットヨハンソンはセクシーで格好良かったです。アイアンマンもブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)も秘密組織S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーも、2012年公開の「アベンジャーズ」にもつながっていくキャラクターだと思うと、アベンジャーズも観なくちゃ!となってしまい、マーベルの戦略にはまってしまっているような感じがしないでもありませんが。ちなみに公開の時系列的には「アイアンマン2」→「ソー(Thor)」→「キャプテン・アメリカ」→「アベンジャーズ」のようです。「アイアンマン3」はアべンジャーズの前か?後か?


ジャスティン・ハマーが逃がしたせいで再びウィップラッシュとの戦いとなるわけなのですが、今回はアイアンマン、1人で戦うわけじゃありません。なんとなくアイアンマンは一匹狼的存在だと思っていたので意外。しかもアイアンマンスーツ(マークⅠ、マークⅡ、マークⅢ・・・と名前がついているようですが)って誰でも装着できるとは知りませんでした。ってことはあのスーツ奪われたらピンチってことだよね?


またウィップラッシュが、アイアンマンと戦った2回とも最後に同じセリフを言うのですが、そのセリフの意味がちょっと気になりました。


内容は正直たいしてありませんが、観終わった後素直に「面白かった~」と思える作品でしたよ。

きっとアイアンマン3もアベンジャーズも観ちゃうんだろうな。


試写会(@パラマウント ジャパン試写室)にて鑑賞


★★★☆


またオラクルがスポンサーになっているのですが、スタークEXPO ではオラクルの社長とトニーが握手する場面まであるんですよ。オラクルはスタークEXPOの日本庭園パビリオンの独占スポンサー。またオラクルの特設サイト では、アイアンマン2をモチーフに凝ったサイトになっているので、ご興味ある方は是非チェックしてみてください。