映画な日々。読書な日々。

本の感想、映画の感想(レビュー)を中心に更新していましたが、2011年出産につき、映画のレビューはしばらくお休みさせていただきます。
しばらくは読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新していきますのでよろしくお願いします。


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映画な日々。読書な日々。-インビクタス

1994年、マンデラはついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナールは、一致団結して前進する。[上映時間:]


マンデラという人物の偉大さを感じさせてくれる作品。

実話に基づいたお話です。


反アルパトヘイトの指導者として27年間監獄に囚われていたマンデラは、釈放後、1994年に南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。しかし国の中では未だ半世紀にもわたったアパルトヘイトの痕跡、白人による黒人への人種差別、白人と黒人との間の経済格差が残ったまま。そのバラバラの国をマンデラはなんとか一つに纏めようとします。


「赦す」ことが大切なのだ。

「赦す」ことから始まるのだ。

それを皆に身をもって伝えたマンデラ。


自分の警護(SP)に、黒人の部下だけではなく、白人の部下もあたらせる。当然黒人の部下は反発するが、マンデラは彼らを信頼しろと言うのです。マンデラにとって、白人は自分を27年間投獄させた人たち。それでも、これから南アフリカは変わらなくてはいけない、過去の過ちを赦し、一つにまとまらなくてはいけないのだと、彼らのことを信頼し、彼らとともに国を創り上げていこうとする。


もちろん白人側も黒人の大統領の下で働くことに不満を抱くものもいる。それがわかった上で、嫌でなければ自分の下で働いて欲しいと白人に伝えるマンデラの寛大さ。

アパルトヘイトによる人種差別や経済格差をなくし、国を一つにまとめるためには、自国で開催されるラグビーワールドカップでの優勝が必要と感じたマンデラ。そう、格差の象徴であった、白人のスポーツとされていたラグビーでの優勝こそが、白人と黒人を隔てる壁を打ち破ってくれるはず、と。


南アフリカ共和国のラグビーチーム、ボクスは、かつてアパルトヘイトの象徴的存在。南アの黒人は自国ボクスの対戦相手を応援。ボクスは今までアパルトヘイト対策の為、国際大会へ出場できなかったのでこれが初めての国際大会。負けて当たり前、国の恥とまで言われたチーム。


そんなチームを優勝させようとするマンデラ。


この国の国民は今、誇れるものを求めている。


代表チームのキャプテン、ピナールとの接触を図り、ピナールは、マンデラの意図を汲み取り、チーム全員の意識を変えていく。このマンデラとピナールの会話もね、多くを語るわけではないんです。マンデラも絶対優勝してくれなんて言うわけではない。だけどマンデラがどうして自分に会おうと思ったのか、それをピナールは敏感に感じ取り、自分の使命を果たそうとする姿がとてもいいです。


なぜボクスがあそこまで強くなれたのか、そこは描かれていません。弱小チームが優勝するにはかなりハードな練習も伴ったはず。けれどもこの映画はスポ根映画ではないので、そこをあえて映し出してはいないのです。


ただ、マンデラの指揮で、黒人も白人も変わった。肌の色での隔たりを亡くし、ボクスという自国のチームを国民全員が応援し、彼らの勝利を祝う。ボクスの選手も、最初はマンデラに指示されたキャンペーン活動を嫌がっていたけれども、黒人の子どもたちにラグビーを教えることによって、彼らの意識も少しずつ変わっていったのだと思います。正直、マンデラの意図を汲み取ったとは言え、その彼の考えをチーム全員に理解してもらう為にピエールはかなり悩み葛藤したはずなんです。マンデラのすばらしさが全面に出てしまっていますが、このピエールの果たした役割も決して小さくはないのです。


この映画は南アのボクスが優勝することがわかっています。過度な演出もありません。それでrも1つ1つとても丁寧に描かれていて、イーストウッドのメッセージが沢山詰まっているように思いました。


赦すこと

信じること

そして”変わる”ことの必要性


マンデラの名もなき看守を観た時にも思ったのですが、マンデラという人物のことをもっとよく知りたい、観終わった後は強くそう思い、家に帰ってきてからネットで沢山調べてしまいました。


ただ、せっかくマンデラがまとめることに成功した南アの今ですが、平等で平和な社会なのかと言えばそうではありません。失業率も高く、白人と黒人の間の格差は狭まっているものの、アパルトヘイト時代とは異なる差別や問題が生まれ、今度は黒人間の格差も広まりつつあると言います。もちろん日本も失業率が高いし、格差もある。だけど日本と南アの格差はきっと比べ物にならないのではないかと思います。ラグビーワールドカップで優勝した時のあの結束を再び見せて欲しいと願うばかりです。


試写会(@よみうりホール)にて鑑賞


★★★


先輩や上司に言われて感動した『ひとこと』教えて? ブログネタ:先輩や上司に言われて感動した『ひとこと』教えて? 参加中

感動したというより、言われてすごくうれしかったひとこと。


『良く気がつくし、かゆいところに手が届くとはこういう子のことなんだといつも感心してた。』


「INVICTUS/負けざる者たち」公式サイト
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