映画な日々。読書な日々。

本の感想、映画の感想(レビュー)を中心に更新していましたが、2011年出産につき、映画のレビューはしばらくお休みさせていただきます。
しばらくは読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新していきますのでよろしくお願いします。


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映画な日々。読書な日々。-それでも恋するバルセロナ

ヴィッキーとクリスティーナは親友同士。ヴィッキーは真面目で、立派な若者と婚約中。一方のクリスティーナは自由奔放で、情熱的な恋を常に探している。そんな二人は、バルセロナで一夏を過ごすことになる。そこ二人は魅力的な画家、フアン・アントニオと出会う。クリスティーナが一目で彼に引かれる一方で、ヴィッキーもやがてフアン・アントニオに惹かれていくことに-。そこにフアン・アントニオの元妻、美しく、激しいマリア・エレーナが現れて…。[上映時間:96分]


これ、ある意味かなり衝撃的な映画でした。本当衝撃。


っていうかさ、


ありえない、ありえない、ありえなーーーーい!!


と、声を大にして言いたい。


「この恋、想定外」

ってキャッチコピーついてましたけど、本当想定外すぎでした。


三角関係ならぬ四角関係?いや、こんな四角関係あり??


ナレーションが結構ウザくて、正直前半の途中までは淡々とした展開に睡魔に何度も襲われました。そもそもクリスティーナとヴィッキーの性格やら恋愛感やらはそのナレーションですべて語られるんですよ。最初から先入観じゃないけど、そういうのを植え付けられちゃって若干微妙。


親友同士のヴィッキーとクリスティーナの恋愛感は全く正反対。


慎重派のヴィッキーは、堅実な彼と婚約中。恋に冒険なんて求めないし、ともかく確実に自分の描いた計画通りの安定した人生を歩んでいけていることに満足している。ヴィッキーのような人は世間一般か、それよりちょっと上の安定した幸せを手に入れることはできる。けれども計画した以上の幸せは訪れない。それなりに幸せで無難な人生を歩むタイプ。


一方自由奔放で情熱的なクリスティーナは、自分の人生も恋も思いっきり自由。型にははまらず、常に何かを探し、本能の赴くままの行動をする。本当に欲しいものが何なのかわからずに模索し続ける彼女のようなタイプは人生の浮き沈みは激しい。ヴィッキーのような常に安定した幸せとは程遠いが、けれどもヴィッキーのような堅実派の人は決して手に入れることができない大きな幸せを掴むことができる可能性も秘めている。


そんな二人は同じ男性、バルセロナで出会った画家フアン・アントニオに惹かれる。


こうやって全く性格も恋愛体質も違う人が同じ人を好きになることはありますよね。ただ自分の本能が赴くままフアン・アントニオに恋したクリスティーナとは違い、ヴィッキーは自分が手に入れようとしている平凡な幸せにどこか疑問を抱いていたのだと思います。いざ結婚するとなってから、自分はできないクリスティーナのような恋愛に憧れを抱いてしまい、自分もちょっと危険な恋をしていみたいという願望が行動にでてしまった感じ?だけど基本真面目なヴィッキーみたいな人は、フアン・アレンみたいな人とは上手く行かないんだよね~。だって価値観が全然違うんだもん。最初は恋に恋してる感じでうまくいくかもしれないけど、絶対に後から不満たらたらになりそう。


そしてモテモテの男の役が、ノーカントリー とかコレラの時代の愛 とか宮廷画家ゴヤは見た とかで、ともかくいつも普通じゃない男というか、ちょっとキモイ役を演じてたハビエル・バルデムだったのには少し笑ってしまいました。だって見た目も格好良くないし、そもそももうキモイイメージしかないハビエル・バルデムがモテモテという時点でなんだか変な感じじゃないですか?


その芸術家のフアン・アントニオはクリスティーナ以上の自由奔放体質。もうあっちにもこっちにも手出しちゃって、お前はなんなんだい!って感じでしたわ。ただの女ったらしじゃん。


そんなフアン・アントニオとヴィッキー、フアン・アントニオとクリスティーナが恋愛している最初の方は正直さほど面白くなかったのですが、後半、ペネロペ・クルスが出てきたあたりから俄然面白くなりました。


フアン・アントニオの元妻・マリア。この彼女が超強烈。すごい才能を持った女性だけど、正直これ、狂ってるよね。。。さらにフアン・アントニオときたら、クリスティーナと同棲しているのに、そこにさらにそのマリアまで連れてきちゃうんだからその神経を疑いますよ。そしてそこからが本当予想もできないありえない恋愛。だけどその展開はある意味面白かったです。もう心の中で「ありえない、ありえない、ありえない」とずーっと思いながら観てましたけど。


私にはこの4人の恋愛や関係は全くもって理解できなかったですが、人それぞれだし恋愛にはいろんな形があるのかもしれませんね。危険でちょと情熱的な恋に憧れる気持ちは全くわからないわけではないけど、その恋を楽しめるのなんて一瞬。だけどそんな恋にはまってしまっていた彼女達はある意味哀れだったけど、ある意味輝いてもいました。


フアン・アントニオもマリアも自分達が最も良い状態であるために欠けているものを他の人で補おうとする。だけどそんなの我侭だよ。彼らに悪気はないんだろうけれど、正直そんな中途半端な関係を強いられた方がいい迷惑。結局はクリスティーナもヴィッキーもフアン・アントニオ&マリア夫妻に振り回されたっただけみたいな感じがありました。


ハビエル・バルデムは終始私はキモかったですが、女優陣は皆綺麗でしたよ。そして助演女優賞を獲ったベネロペの演技はさすがでした。マリアは才能が溢れすぎているのに感情を制御できない。ちょっと狂ってるんだけど複雑な彼女の心境も理解できてしまうその演技は見事でした。


あとはこの邦題がダサすぎるのが気になりました。彼女達の恋愛同様にありえない。


試写会(@丸の内ピカデリー)にて鑑賞


★★★

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