映画な日々。読書な日々。

本の感想、映画の感想(レビュー)を中心に更新していましたが、2011年出産につき、映画のレビューはしばらくお休みさせていただきます。
しばらくは読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新していきますのでよろしくお願いします。


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16世紀、イングランド。20年にわたる夫婦生活で王女メアリーしかもうける事が出来なかったヘンリー8世はの目下の関心事は、立派な男子の世継ぎをあげる事。一族の富と権力を高めるため、新興貴族のトーマス・ブーリンは自慢の娘アンを差し出す。しかし、王が目をとめたのは清純で心優しい妹のメアリー。姉より先に結婚したばかりのメアリーは夫と共に、王の愛人となるべく宮廷にあがる。アンは姉でありながら、結婚も王の愛人という立場も妹に奪われてしまったのだ。一族の発展のための企みが、次第にアンとメアリーの絆を、王の愛を巡る非情な対立へと変えていく…。[上映時間:115分]


配給:ブロードメディア・スタジオ

ブーリン家の姉妹公式ホームページ:http://www.boleyn.jp/


この映画もシャンテシネで他の映画を観る度に予告編が必ず流れてて、


「姉妹が愛したのは同じ一人の男。最初に愛されたのは妹メアリー、しかし王妃になったのは姉のアン、姉妹に何で何が起きたのか?」


というのがかなり耳に残っていて、本当ずっと観たいと思ってた映画でしたが、やっと予告編を脱出して映画本編を鑑賞~。結果からいうと、期待通りすごくよかった。かなり私好みの映画でした。


16世紀のイングランド。王族間の間では政略結婚が常識だった時代。トーマス・ブーリン卿は美しい娘・アンとメアリーを自分の出世の道具としてしか考えていなかった。そしてアンに来た裕福な商人からの結婚の申し出に妹のメアリーを差し出した。


メアリーは地位や名誉よりも自分を愛してくれる人がいいと、ウィリアムとの結婚を喜び、そして田舎で幸せに暮らそうとしていた。親の決めた結婚ではあったが、姉のアンよりも先に幸せを手に入れた妹メアリー。


一方、イングランド王・ヘンリー8世と王妃キャサリンは20年の夫婦生活を送っていたが、男の世継ぎを産むことができないでいた。そこに目をつけたノーフォーク公爵(アンとメアリーの母の弟)は、アンを愛人として差し出して男子を産むことができたら一族にとって莫大な富と権力を得ることができると、トーマス・ブーリン卿に提案してアンを説得。ヘンリー8世が鹿狩りの為にブーリン家に滞在する2日間に王の心を射止めろという指令が下る。


アンは美貌と知性でヘンリー8世に近づくが、鹿狩りでアンは失敗をしてしまう。そしてヘンリー8世はたった30分だけ相手をしてくれたメアリーに惹かれ、ブーリン家一族を宮廷に招き、メアリーは王の愛人となった。


これぐらいかな、あらすじ紹介として書いてもいいのは。ちなみに公式サイト はあらすじほぼ全部書いてあるので未見の方は要注意です。


ナタリー・ポートマンは『宮廷画家ゴヤは見た 』、スカーレット・ヨハンソンは『私がクマにキレた理由 』でそれぞれ主演作を観たばかりですが、この映画では二人とも全く違う顔でした。そして二人とも本当すごい良かったです。ナタリーポートマンはいつ見ても美しいわ。さらにアンとメアリーの母・レディ・エリザベス・ブーリン(クリスティン・スコット・トーマス)が超いいの。このお母さんだけだね、子どもたちを心から愛してたのは。


この映画、実は予告編から抱いたイメージとはちょいと違いました。だって「最初に愛されたのは妹メアリー、しかし王妃になったのは姉のアン」って言われたら、メアリーからアンが力ずくで王を奪ったみたいに思いません?アンが悪女、みたいな。まぁ確かにアンには悪女的要素はありましたけど、一番悪いのはアンではなくてヘンリー8世ですよ。あとはアンやメアリーたちを子供を産む道具、自分達の地位と名誉の為の道具として差し出す父や伯父。


メアリーなんて本当超かわいそうですよ。親が決めた結婚相手でも、ウィリアムと幸せにやってたのに、新婚だったのに、いきなり王の愛人になれって。嫌って断れないんですよ。これは公務だからって。


さらにえええーと思ったのは、王との初夜を済ませた翌日、父親に「王と寝たのか?」「1回以上やったのか?」「王は満足したのか?」って聞かれるの。アリエナイ・・・。無理矢理王の愛人にされた挙句に、その報告まで要求する父親。本当完全に娘を道具扱い。まだ救いだったのは、そんな娘達を母が不憫に思ってくれたことぐらいかなぁ。レディ・エリザベスのあの複雑な心境は痛いほど伝わってきました。


それでもメアリーはヘンリーの優しさを感じて、最初は嫌々宮廷に来たものの、次第に心から王を愛するようになるんですよ。本当純粋に。そして王の子供を妊娠。


したわけなのですが、そんな妹・メアリーのことを快く思わない姉・アン。昔はすごく仲のいい姉妹だったのに、二人をそんな関係にしてしまったのはやっぱり父と伯父。ヘンリーに自分の娘を差し出そうとしたのがいけないのよ!!


メアリーが先に結婚した時はアンだって心から祝福してたはず。変わってしまったのは、アンが射止めるはずのヘンリー8世をメアリーが射止めてしまったから。そしてアンがなるはずだった王の愛人の座にメアリーが座ることになってしまったから。


アントしては屈辱ですよね。アンがメアリーに嫉妬するのは無理ないと思います。自分は愛されることができない、親の要望に応えられない、無価値だと言われてるように感じてしまったのではないのかと。しかも自分は姉なのに、と。


でもアンにどんな嫌がらせをされても、アンが自分のことを心良く思ってないと知ってても、メアリーは優しい子だからアンのことを思ってるんですよ。だけどアンを思ってしたことがアンの怒りを増大させてしまい、もう姉妹の仲はボロボロ。国外追放もアンが自分で巻いた種なんですけどね~。でもこの国外追放がその後のイングランドを変えたということですよね。フランスから戻ってきたアンの行動はすごかった。まさに悪女?


正直国外追放されるまではアンもかわいそうだよなぁと思っていたのですが、戻ってきてからのアンのメアリーに対する仕打ちはひどすぎでした。そしてヘンリー8世はもっとひどい。ヘンリー8世、最低の男ですよ。何人の女を不幸にするの?何人の女を裏切るの?何人の女の人生をめちゃくちゃにするの?という感じでした。本当最低。メアリーを最初に抱くときにメアリー同様にヘンリー8世を優しいと思ってしまった自分が悔しいわ。


やっぱりさ、浮気をする男は何度でも浮気を繰り返すってことよね。簡単に女を捨てて乗り換える男は、また次の女も簡単に捨てるってことですよ。だからそんな音の言葉は信じてはいけませんね。


いやー、でも王妃の座に執着するアンはすごかった。あそこまで出来るのはある意味すごい。あそこまでできたからこそイングランドの歴史が変わったわけなんですけどね。そしてそんなアンの娘だったからこそ、エリザベス女王は45年間もの間イングランドを統治できたんでしょうね。ヘンリー8世は本当アホでしたけど。そんなヘンリー8世の良き妻として20年も一緒にいた王妃は本当できた女性だったんだろうなぁ。彼女もかなりの被害者ですが、裁判のシーンは格好よかったです。


そして忘れてはいけない、かわいそうだったのは女性陣だけではありません。弟のジョージなんて超いい奴なのに本当哀れな人生。行きたくもないのに宮廷に連れてこられ、嫌いな娘と結婚させられ、そして挙句の果てに・・・。


もとをただせばトーマス卿、ノーフォーク公爵がいけないのですが、ヘンリー8世のせいでブーリン家一族、そして王妃キャサリンは不幸のどん底。レディ・エリザベス・ブーリンはこうなることが最初からわかっていたのに止めることができなくて無念だっただろうなぁ。

歴史の影にはいろいろなドラマが詰まっているんですね。私、実は「エリザベス」も「エリザベスゴールデンエイジ」も見逃しているのですが、この映画を観たらすごく観たくなりました。


この映画、宮廷で繰り広げられていたドロドロの愛憎劇でしたが、見ごたえたっぷり面白かったです。歴史に疎い私も歴史にかなり興味を持てました。


シャンテシネにて鑑賞


★★★★


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