いまだにビデオテープしか置いてない街角のレンタルショップ。そこは30年代に活躍した伝説のピアニストの生家だというが、いまや再開発のため取り壊しの運命に。そんな中、店員のマイクは店長から店の留守を預かる。やる気満々のマイクだが、近くのトレーラーハウスに住む友人ジェリーが起こした「事件」のせいで、店の全ビデオの中身が消去されてしまう。困った二人は自分たちで映画をリメイクし、それを客に貸し出すのだが…。[上映時間:101分]
予告編を観た時にあまりにもふざけた感じだったのが気になってた映画です。この映画も変な邦題つけましたね。原題は「BE KIND REWIND」⇒『巻き戻して返却してください』なんですけどね~。
この今の時代にVHSのビデオテープしか置いていないレンタルビデオショップ。そこで働くマイクの友人・ジェリーはこのレンタルビデオショップに入りびたり。ある日、近所の発電所に忍び込んだジェリーは感電して大量の電磁波を浴びてしまい、その電磁波を浴びた状態に店に入ってきた為、レンタルビデオショップのビデオを全部消去してしまいます。
そんな時に来たお客。「ゴーストバスターズ」を借りたいと。困ったマイクとジェリーは自分達で映画をリメイクすることを思いつく。
もっと笑えると思っていたのですが、思ったほど笑えなかったかな。
でも自分達でリメイクしようという発想がまずありえないですよね。だって客に貸し出すビデオですよ。この人、ゴーストバスターズ知らないから大丈夫だよ、とかそういう問題じゃない!しかも出演者は3人だけ。たった20分のテープ。リメイクどころか超ド素人の映画とも呼べないような手作り作品。それでも店が潰れかかってる今、店長がいない間店を預かってる今、店に商品がないというのは問題だったので、苦肉の策だったわけ。
が、これが予想に反して大評判となってしまいます。そして客の要望に応えて次々とリメイクしていくマイクとジェリー。「ラッシュアワー2」「ロボコップ」「2001年宇宙の旅」「キング・コング」「モハメド・アリ」・・・。
これ、元の作品知らないのも多かったので、面白さがわからないところもあってちょいと残念。それでもリメイク作品を真剣に撮ってる彼らの姿はかなり笑えます。本当手作り感満載。これが客に大ヒットしちゃうというからおかしなもの。
しかも手作り感満載でかなりショボイのですが、結構真剣に撮ってたり、意外といいアイデア出してたりするところがまたなんとも言えないんですよね。ただ予告編観てた時はこのあたりがもっと大爆笑できるかと期待していたところがあったので、大爆笑できるシーンがなかったのは残念でした。
そんなリメイクとも呼べないようなショボイ手作り映画でも、著作権法にはひっかかってしまうわけですよ。何せ元のタイトルそのままで貸し出してるし。そしてリメイクがダメならオリジナルを作ればいいんだ!とオリジナル制作にとりかかります。
後半は笑いよりも感動を誘うような心温まる展開。
そもそもビデオテープしか扱っていないレンタル店という設定自体が古臭い感じなのですが、その古臭い店の手作り感たっぷりのリメイク作品がヒット、つまり何でも便利になって技術も格段に進歩している現代だからこそ、その昔ながらの手作り感だったり、古臭いものの「良さ」を再認識できるのかもしれませんね。
ちょっとおバカっぽいコメディ作品なのですが、映画への愛や温かさも感じられる作品でした。
シャンテンシネにて鑑賞
★★★




















1 ■これも気になってるんだよなぁ
知り合いの制作会社の人が絶賛しておりました。
やはり自分も作り手になる!と頑張っているから
共感する所も多いのか。
薦められて見ようと思っていた所なんですよ。
米国って広いし生活文化が多様だから
未だにカセットテープで音楽が流通していたり
日本のように案外一斉に生活文化が進んで
しまう事が無いんですよねぇ。
頑固なのか生活水準に開きが在りすぎるのか。
雑多すぎる所が面白くもある国ですよね。