映画な日々。読書な日々。

本の感想、映画の感想(レビュー)を中心に更新していましたが、2011年出産につき、映画のレビューはしばらくお休みさせていただきます。
しばらくは読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新していきますのでよろしくお願いします。


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クライマーズハイ

1985年8月12日、群馬県御巣鷹山にJAL123便が墜落、死者520人の大惨事が起こった。前橋にある北関東新聞社では、白河社長の鶴の一声により、一匹狼の遊軍記者・悠木和雅が全権デスクに任命される。そして未曽有の大事故を報道する紙面作り―闘いの日々が幕を開けた。さっそく悠木は県警キャップの佐山らを事故現場へ向かわせる。そんな時、販売部の同僚で無二の親友・安西がクモ膜下出血で倒れたとの知らせが届く…。[上映時間:145分]


これまた先週、上映最終週にギリギリで鑑賞。最近上映終了後の感想UPが遅くてあまりお役に立てず申し訳ありません。


原作は結構前に読みましたが、実は1度挫折。2度目でようやく読破したのですが、結構読むのに時間がかかってしまったんですよね。そしてだいたいのストーリー展開は覚えていましたが、ブログを始める前だったのでレビューも残ってないし、観ながら、ああ、そうそうこういう話だったと思い出しました。それでも若干原作からは設定を変えていたように思います。


「・・・ジャンボが消えた?」

1985年8月12日、日航機墜落事故発生。

乗客乗員524名。うち生存者4名。死者数520名。


群馬県の地方紙、北関東新聞の記者・悠木和雅が販売局の友人で無二の親友・安西に誘われて、翌日に迫った谷川岳・衝立岩登頂のための準備を進めていた所に入ってきた一 報、羽田発大阪行き日航123便が墜落した模様-。


単独の航空機事故としては世界最大、現場は群馬と長野の県境。そして社長の鶴の一声で悠木は全権デスクを命じられる。地元新聞の誇りを賭けた悠木たちの1週間。


映画は日航機墜落事故が起こった1985年と、現役を引退しかなり年を取った悠木が、友人の息子と一緒に山に登る姿とが並行に描かれていきます。


日航機墜落事故現場に向かった佐山と神沢。二人は予想を超えた事故の悲惨さを目の当たりにし、言葉も出ない状態になりながらも、現場雑感をなんとか間に合わせようと必死になります。弱小新聞故に無線機がない為、電話を借りるために民家を走り回まわる。23年後の今であれば、携帯電話もあるしこんなに苦労することはないだろうけれども、この時代は現場の一報を伝えるだけでもこれだけの苦労があったということですよね。


当時はまだ子供だったのでこの事故のことはほとんど覚えていませんが、墜落現場の再現は見事だったのではないでしょうか。まさに地獄絵図。事故現場を目撃した佐山役の堺雅人、神沢役の滝藤賢一の死んだような目が全てを語ってくれていたように思います。


そして全権デスクを任された悠木は社内で佐山達からの電話を待ちながら、社長や、確執のある社会部の部長、編集局、販売局、様々な人たちの間に挟まれ、自分の思うように紙面を作ることができない状況に苛立ちを覚えながら、それでも地元紙・北関東新聞の誇りと意地で必死に戦います。


新聞社ってこんなにすごいんだ・・・。


ともかく紙面づくりの壮絶さに驚きました。


いろいろ確執があったり、しがらみがあったり、なかなか自由に紙面を作ることができない。それでも悠木を尊敬し、協力してくれる人たちも沢山いる。新聞社内の人間模様がなかなか面白かったです。


この世界最大級の悲惨な事故を、地元紙だからこそ、一番早く詳しい情報を住民に届けたい。


常に締め切りとの戦い。


私ね、新聞が朝6時に来てないと、なんできてないの?遅いむかっってよく怒ってたんですけど、これを見たらそんな小さなことで怒れませんよ。タイムリミットギリギリまで記事を待つ。夜中の1時とか1時半ですよ。それから印刷して販売店に持って行って、販売店はそれから広告を挟んで。毎日がそうではないかもしれませんが、そうやって本当1分1秒を争って紙面を作ってるなんて、本当頭が下がります。


仕事も、全部綺麗に終わった後で「差し替え!」ってなると、仕方ないと分かっていてもイラッむかっと来ちゃったりするんですが、新聞はそんなの当たり前なんですよね。


そして佐山達のように死ぬ思いで送った記事載らなかった時の悔しさ。必死で取ったスクープも、裏が取れない為にスクープにし損ねる悔しさ。新聞を作るのってそうやって悔しいことの連続なんだな、と。


佐山の「今日の新聞に載らなきゃ意味ないんですよ!」という一言が胸に響きました。


そうやって悔しい思いをしながらも、報われないことが多くても、それでも北関の意地にかけて、必死でこの事故について伝えようとする記者達。


堤真一の迫力ある演技はすごくよかったですが、私的には佐山役の堺雅人の演技が光ってたな、と思いましたね。いやー、アフタースクールといい、ジャージの二人といい、堺雅人、いい演技してるわ。


スケールが大きく、事故についてや新聞の紙面作りの壮絶さはすごくよく描かれていたし、堤真一、堺雅人意外の役者さん達もみんなすごくいい演技をしていたと思うのですが、中途半端な描写が多かったのがちょっと残念でした。原作はすごく長いので、145分じゃ描ききれないところがあるのは仕方ないと思うのですが、社長と悠木の関係だったり、安西のことだったり、悠木と息子の関係だったり。描くなら描く、描かないなら省くってした方がよかったんじゃないかなと思います。


それでも見ごたえのある作品で、原作の内容の詳細を思い出せない今、もう一度原作を読んでみようかな、と思ったりもしました。そしてもうこんな悲劇が起こりませんように・・・。チェック&ダブルチェック!


丸の内TOEIにて鑑賞


★★★

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