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となり町戦争

舞坂町に暮らし始めて一年、北原修路は町の広報紙で隣りの森見町と戦争が始まる事を知る。しかし、開戦初日を迎えても町の様子に変化はなく、戦争を実感することは何一つなかった。広報紙に掲載される戦死者数を除いては…。数日後、対森見町戦争推進室の香西と名のる女性から電話があり、特別偵察業務辞令の交付式への出席を促される。その業務の延長で、やがて北原は敵地へ潜入するため香西と結婚する事になる…。[上映時間:114分]


初日舞台挨拶付きの上映で観てきました。上映後の舞台挨拶で登壇したのは江口洋介、原田知世、渡辺監督の3人。江口洋介、格好よかったです。格好よかったですが、舞台挨拶中は結構落ち着きがなくて、司会の人にも「ちゃんと話聞いてますか?」と突っ込まれたりしててちょっとおもしろかったです。「よく話聞いてないって言われるんですけど、聞いてないように見えてちゃんと聞いてるんです」と言っていましたが。原田知世は紙屋悦子の青春の舞台挨拶の時にも思いましたが、39歳とは思えない若々しさ、そしてすごくかわいかったです。


原作本はあまりにも不思議すぎてイマイチ理解できなかったので、映画化されると知って観てみたかった映画でした。正直、この原作を映画にしておもしろいのか?という疑問もあったのですが、映像で観れば少しは理解できるのではないかと思ったんですよ。

結果、映像で観ても不思議なものは不思議でしたが、本を読んだ時によくわからなかった”戦争”が、映画ではわかりやすかったかな、と思います。コメディ要素を取り入れていたのもよかったと思います。


旅行会社に勤める北原。舞坂町に住む彼は、ある日投函された広報紙に「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。開戦日は5月7日。終戦予定日は8月31日。」と書かれた記事を見つける。そして開戦初日、町は何の変化も見られず、いつもと同じ生活を送っていた北原だったが、開戦12日目に北原の元へ対森見町戦争推進室の香西と名乗る女性から連絡が入る。そして家には町役場から辞令交付式の報せが届いていた。


森見町を抜けて仕事場へと向かう北原に下された任務は偵察業務。毎日通勤時に見聞きしたことを報告するという内容だった。翌日から偵察員としての任務を遂行する北原だったが、何も変わった様子のない町に戦争の実感が持てない。


そして開戦26日目。敵地内への潜入偵察の為、香西さんと偽装結婚することになった北原。戦争推進室分室という名のアパートで夫婦生活を始める二人。すべては業務の一環なので、炊事から何からすべては分担表に基づきながら遂行される。


戦時中と言えども町は平穏。しかし発表される戦死者の数は日に日に増している。そしていつの間にかその戦争に巻き込まれていた北原の身にも危険が及ぶ。「北原さん、いますぐそこを離れてください。」


村おこしの一環として始まったとなり町との戦争。いろいろな選択肢の中から行政が一番効率的だと判断したのが”戦争”という手段だった。正直今の日本人にとって戦争は遠い存在。世界各国で大小さまざまな戦争が起こっていても、戦争そのものには実感がわかないのが現状だと思います。主人公北原はそんな私達の代表的存在でした。え?戦争?なんで戦争なんてしてるの?という素朴な疑問。実際戦っている姿を目撃しないから余計に戦争への実感がわかない、けれども戦死者がいる。そして身近な人が戦死したという報せを聞いて初めて身近に感じる戦争。本当に戦争が起こっているのだと。


それに対して役場の香西さんは、きっちりとスーツを身にまとい、感情を表に出さずひたすら業務をこなす。それがたとえ何であろうと、業務であれば遂行する。でも最初は堅物だった香西さんも、北原と生活するうちに少しずつ変わっていきます。香西さんは原作よりも人間らしかったですね。そして演じていたのが原田知世だったので原作のイメージよりかわいくて魅力的でした。


江口洋介演じる北原の”普通”っぽさがよかったですね。私達と同じ視線でいてくれたのですっと入っていけました。

舞台挨拶の時に、医者とか何か設定がある役が続いていて、カメラを前にするとどうしても何か特別なことをしたくなってしまうので、普通の何もしない男を演じるのは結構難しかったというようなことを言っていました。


自治体規模のこの戦争、戦っているのは志願した一般町民。行政が決めた戦争でも、志願する一般町民がいる。昨日まで”普通”に生活していた人がいきなり戦争で戦っていたり、昨日で隣で笑っていた人が死んでしまったりする。そして気づいたら自分もその中心にいた、ひとごとでは済まないよ、というメッセージも込められているのかもしれません。


「何も言わないのは認めたのと同じこと。」という香西さんの台詞は結構グサっときました。


なんで戦争をしているのか、町おこしの一環で何故戦争なのか、戦死者がいるのに何故戦争を続けるのか、という疑問は映画を観ても結局わからないままでしたが、原作が原作なのでこんなもんでしょう。


最後の方はちょっとラブストーリー要素が強くなりすぎていたのが微妙でしたが、原作と違うラストはよかったかな、と思います。

それから3番目に名前がでてくる瑛太の出番はかなり少なかったです。


新宿ガーデンシネマにて鑑賞


★★★

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