映画な日々。読書な日々。

本の感想、映画の感想(レビュー)を中心に更新していましたが、2011年出産につき、映画のレビューはしばらくお休みさせていただきます。
しばらくは読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新していきますのでよろしくお願いします。


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『トンマッコルへようこそ』

1950年代、朝鮮戦争が続く中、戦争とはまるで無縁の平和な村が山奥にあった。その名はトンマッコル。そんな村へまるで導かれるように、アメリカ人パイロットのスミス、韓国軍の2人、それに敵対する人民軍の3人がやってきた。顔を合わすなり、銃を持ってにらみ合う両者だが、銃や手榴弾を見たことがない村人たちは呑気なもの。偶然から村人たちの食料貯蔵庫を爆破してしまった兵士たちは、ひとまず協力して村人たちの畑仕事を手伝うことに。やがて両者に心の交流が生まれてくるが…。[上映時間:132分]


トンマッコルに墜落してしまった連合軍の米軍兵士スミス。そして時を同じくしてトンマッコルにたどり着いた敵対する韓国軍と人民軍。銃を見たことがない、そしてもちろん戦争なんて全く知らない平和な村トンマッコル。このトンマッコルの人たちの無防備さや優しさがとてもいいです。ともかくトンマッコルの人たちは笑顔が耐えない。自分たちの1年分の大切な食料を奪われてしまっても笑顔。銃声が飛んでも笑顔。

そしてそんなトンマッコルの人たちの無邪気さで、前半は思わず笑ってしまうシーンが沢山あります。対照的な村の人々と兵士達との微妙なやりとり、一生懸命「ハーワーユー?」と話しかけているのに全くスミスに通じないところなど、ともかく村の人々が純粋すぎる故に笑えます。会場も大きな笑いに包まれていました。


そしていがみ合っていた兵士達は、この村で戸惑いながら、お互いをけん制しあいながらも、次第に村になじみ打ち解けていきます。敵だったはずがいつの間にか仲間となり、トンマッコルの村の人々のおかげで癒されていった兵士達。またこの映画の中で、トンマッコルの村を象徴するような知的障害をもった純粋無垢な女の子ヨイルの存在がとても大きいです。


しかし、前半それだけ笑わせ、人間愛を表現しておきながら、やっぱり戦争映画なんですよ。

スミスを探しにやってきた連合軍にトンマッコルが襲われてしまいます。村を守ろうと決意した兵士達。けれども村を守る為に他に選択はなかったのか。なぜ傷つけあわなくてはいけないのかとやりきれなさを感じ、戦争の無意味さを改めて考えさせられました。


上官の命令とは言え避難中の一般人を殺してしまった罪の意識を抱えてなかなか心を開かなかったピョ・ヒョンチョルは、自分を温かく迎えいれてくれたトンマッコルの村を守ることで、少しでも罪滅ぼしをしたかったのかもしれません。そして彼らの笑顔はとても印象的でした。


またこの映画の中で流れる音楽がとても素敵で、せつなくて、観終わった後もしばらく頭の中から離れませんでした。

試写会(@明治安田生命ホール)にて鑑賞


★★★

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