無知の罪


下を見ながら求める 虚無感からの解放
指は長く太く伸びる 塗れた豚の物語

あの日突然お知らせがきました
数多の言葉を容易く交わしました
ある日僕は確信が持てました
恵まれない境遇にさようならと

標的は青ければ青いほど良い
先を見据えていないけれど
己に正直になることこそが
唯一の救いであり悦楽である

あの日初めて君は目の前に現れ
どしゃ降りの雨の下ずぶ濡れて
狭い箱の中で心の声を奏でて
僕の何かを奪っていった
笑顔を見せてくれるのならば
どんな犠牲を払おうと構わない
感覚の欠落したこの環境なら
やるべきことは一つだけだろう


殺された心は引き返せない

(作成中