2011-09-13 22:38:47

彼氏追跡アプリ「カレログ」が波紋 川端総務相「サービス当事者の改善を見守り中」

テーマ:ブログ
こんにちは。今日もパソコン、ネット、携帯関連のニュースをお届けします。

携帯電話の持ち主の現在位置や、移動経路などがリアルタイムでわかる新たなサービスが、波紋を広げている。悪用されれば、自分の行動が知らぬ間に筒抜けになるということで、川端総務相も注目する事態となっている。 街の人は、「わたしは、断固として拒否します。勘弁してほしい」、「すごく怖いと思います。何してるか、ばれるんですよね」と話した。 どこにいても、行動が筒抜けになる。 世の男性が恐れるのは、あるスマートフォンのソフト。 一部のスマートフォン向けのソフト、彼氏追跡アプリ「カレログ」。 このアプリを使うことで、相手がどこにいても、居場所などが特定できてしまうという。 8月30日にサービスを開始した「カレログ」は、GPS(衛星利用測位システム)の位置情報を使い、恋人や家族の居場所を追跡できるというもの。 取材中の記者のスマートフォンに「カレログ」を入れたところ、現在地や、これまでの移動経路までも筒抜けになっていた。 あらかじめ、行動を知りたい相手のスマートフォンにソフトを入れ、会員登録するだけで、自宅のパソコンなどで、居場所をリアルタイムで確認できるようになる。 街の人は、「あったら、使っちゃうんだろうなと思うけど。でも、知りたくない部分まで知っちゃうのは嫌ですね」、「アプリを入れようっていう時点で、相手にとって不信感が生まれているわけで...」と話した。 そして、このソフトでわかるのは居場所だけにとどまらない。 使用しているアプリの一覧や、バッテリーの残量まで表示できるため、電源を切っても、「電池が切れていた」などの言い訳はできない。 当初は、通話履歴まで確認できたという、このソフト。 利用には、居場所を知られる側の同意が必要とされている。 しかし、同意の確認も、スマートフォンの画面上でできてしまうため、知らぬ間にソフトを入れられて、悪用される可能性もある。 大手インターネットセキュリティー会社「McAfee」では、「悪意を持った第3者が、個人情報を抜き取ることができ得る」として、当初、このソフトをウイルスソフトとして認定したほどだった(改善後、ウイルス認定を解除)。 街の人は、「(悪用の可能性について?)それは、やっぱりまずいんじゃないですかね。そこが改善できれば、まだ...」、「悪用されたときは、大変ですよね。ストーカーは大喜びですよね」と話した。 2011年2月、GPS機能つき携帯電話を女性の車に取りつけ、行動を把握していた男が、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕される事件も起きるなど、進化するGPSサービスをめぐっては、さまざまな問題も起きている。 スマートフォンにくわしい石川 温さんは「(アプリは)非常に自由で、オープンな環境になっています。なので、誰でも作れますし、誰でも世界に公開できるといった状況になっているので、野放しの状態になっている。子どもの安全を守るとか、そういった用途では非常にメリットも大きいんですけども。同じ機能でも、使い方によって、良かったり悪かったりするのかなと思います」と話した。 そして13日、川端総務相も、この問題について「アプリを入れるということを、本人の同意があるのか、ないのかは、たぶん一番の問題だというふうに思いますし。今の段階でいえば、サービス当事者の改善を見守り中」と述べた。 開発元は、通話履歴を見られなくするなど、ソフトを改良し、「浮気防止アプリという側面が強すぎ、プライバシーへの配慮が欠けていた。今後は、技術を生かして、子どもやご老人の所在地を把握するアプリや緊急時の安否確認などに生かせるアプリを作っていきたい」とコメントしている。
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