岩崎弥太郎

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大河ドラマ「龍馬伝」始まりましたね。









いい切り口でシナリオが描かれていると感じました。

作者は、自信がなく将来に夢を描けない現代の若者に対して、「自分のスキルや生まれた環境がどうあれ、志を持って生きていけば道は拓けるという」メッセージを伝えたいのだと感じました。



ドラマは、三菱財閥の創始者だる岩崎弥太郎の回顧によって構成されていくとのことでした。




実は、私の卒業論文は「岩崎弥太郎の研究」なんです。




大学の仲間たちが卒論が通らずに留年を余儀なくされる中、私は無事卒業できました。そういう意味では、岩崎弥太郎氏は私の恩人です(笑)。


もう四半世紀前のことなのでどんなことを書いたか忘れてしまいましたが、調べれば調べるほど好きでなくなっていったことを覚えています。その時の資料は引っ越し前まではずっと取っていたのですが、狭い家の中でかなりの場所を占領していたので古本屋に売ってしまいました。1回飲みに行くぐらいの小金にはなりました(笑)。今から考えるともったいなかったです。





10代の後半に読んだ「竜馬が行く」には痺れましたね。

その頃、読書嫌いだったんですが、集中して短期間に読了したことを覚えています。できたら卒論も好きな人物にしたいところでしたが、情報が多すぎて書きづらいと思ったので、龍馬周辺でちょっとマイナーな岩崎弥太郎にしたんです。


でも、近年男なら誰でもあこがれる坂本龍馬の活躍について、懐疑的にとらえる論調も増えてきていますね。

数年前、NHKの歴史番組で龍馬を取り上げていたので見ていたところ、その番組では様々な資料を提示しながら、理路整然と「龍馬は西郷隆盛が使っていたスパイだった」と結論づけていました。民放ならいざ知らず、




NHKが今さらそんなこと言わないでよ!




我々の夢を壊す様なこと言わないで欲しいというのがその時の気持ちでした。

ここまでイメージが出来上がっている人物なんですから、事実なんてもうどうでもいいのでイメージを壊さないで欲しいです。なので、その類の著書を書店でよく目にしますが、手に取ったことはありません。


そんな歴史番組をつくっておきながら、大河ドラマで「龍馬伝」ですからね。訳わからないですよNHKという組織は。





前回の大河「天地人」は、私が密かに慕っていた直江兼続がみんなの直江兼続になってしまってちょっと不快でした。歴女などという言葉ができる変な歴史ブームに乗っていましたし・・・。

大洋ホエールズ⇒横浜大洋ホエールズ⇒横浜ベイスターズときている古いファンであった私が、横浜ベイスターズ初優勝の時、にわかファンの台頭に嫌気がさしてしらけてしまった時と同じ感覚でした(笑)。



直江兼続の人生では後半にドラマが詰まっていて、前半は上杉家のドロドロの内紛に付き合わされているだけなので痛快ではありません。なので、大河ドラマは初めの方は見ていません。関ヶ原のあたりから見ました。


でも、今回の「龍馬伝」は前半からいい感じですね。これは欠かさず見ないといけませんね。これからの展開が楽しみです。「天地人」と違ってキャスティングもいいですしね。



わが恩人岩崎弥太郎役の香川照之さんの演技に注目しながら楽しんでいきたと思っています。






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広島の友人宅所有の戦国時代の甲冑です。







山口県に行った帰り、20代の頃同じチームでフットボールをした旧友の家に寄ってきました。

毎日の様に一緒に飲んだ頃に戻って酒を酌み交わしました。仲間というのはいいもんですね。「長年会っていなくても、会えば一瞬で昔の仲にタイムスリップするー」昔話に花が咲きました。



その友人の父親は、国内でも屈指の武具甲冑の収集家(研究家)なんです。そのコレクションの中から気に入った兜を父親から譲り受け、自分の部屋に飾ってありました。中には顎紐に血の跡がある兜もありました。NHK大河ドラマ常連武将が所有していたとされる逸品もありましたよ。


ひとつひとつの兜のデザイン、それぞれに意味があります。ウサギの耳をモチーフにしたデザインの兜がありました。何故ウサギ?だと不思議に思いませんか?その理由は「後ずさりできない」ということなのだそうです。「自分は何があっても絶対に退かない」という意思表示だったんですね。


私は歴史好きなんで、博物館でしかお目にかかることができない品に囲まれて、歴史談義をしながら飲む酒は格別でした。




「この兜をかぶって戦場に立っていた武将は、

           何を考え、何を守っていたのだろう~」




現代に生きる私には想像もつかないですが、我々の半分程の平均寿命という短い時間の中で、凝縮された熱い人生があったのだろうということは想像がつきます。

命を賭けて何かを残そうとしたことは間違いないと思います。それは何だったのだろうか?



日々生命の危険に晒されることがない現代。

人間が持つ本来の姿が全く失われてしまっているのでしょうね。




そんな広島での一夜でした。

旧友と再会を誓い合って広島を後にしました。




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上地君がNHK大河ドラマで小早川秀秋役を演じました。









日本史上、最も蔑まれている人物の小早川秀明。

天下分け目の「関ヶ原」、石田三成率いる西軍有利に展開していたが、小早川秀秋の裏切りによって戦況が一変。東軍を勝利に導いた。


残された資料のみでは、言われているほど愚鈍な人物には思えませんが、司馬遼太郎さんや隆慶一郎さん等の作家が描いた秀秋像がこの上ないほど最悪な人物だったので、そのイメージが定着していますね。



・秀吉の正室「高台院」の甥というだけで大名になった馬鹿。

・秀吉から養子にして欲しい頼まれた小早川隆景は当初「血が汚れる」と言って拒んでいたが、秀吉のゴリ押しに屈して已む無く養子にした。

・朝鮮出兵の際、戦いに参加していない丸腰の村人を虐殺しまくり、戦功をあげたと喜んでいて、秀吉から叱られた。

・関が原では、どちらに加担するか迷いに迷った挙句家康から鉄砲を打ち込まれ、その恐怖から東軍に寝返った。

・東軍を勝利に最大の貢献をしたにも係わらず、家康に怒られると思って謹慎していた。

・武功が認められて加増となったが、三成、大谷吉継の亡霊によって発狂した。

・鷹狩りに行った際、手打ちにしようとした百姓の逆襲に遇い、股間を蹴られて頓死した。



どれが真実か否かはわかりませんが、こんな最悪な言われ方をしたら誰でも蛇蠍の如く嫌いますよね(笑)。

特に、日本人は「裏切者」は心底嫌う傾向がありますね。




1980年元旦にTBSで放映された「関ヶ原」(司馬遼太郎原作/早坂暁脚本)は、TV史上最高傑作と私は思っています。


石田 三成/加藤 剛

徳川 家康/森繁 久禰

島   左近/三船 敏郎

豊臣 秀吉/宇野 重吉

本多 正信/三国 連太郎

福島 正信/丹波 哲郎

宇喜多秀家/三浦友和


まさにオールスターキャスト、昭和の良き時代を彷彿させます。




このドラマで小早川秀秋を演じたのが、当時大人気だった国広富之。これがまた最高の演技をしっちゃったんですよね。小心者で卑屈で・・・、最悪の人物象を見事に演じました。国広さんは最高の役者です。

国広さんが小早川秀秋を素晴らしく演じたからこそ、石田三成や大谷吉継のキャラが輝きました。


国広さんは、この後、いくつかの当たり役に恵まれましたが、石田三成、大谷吉継の怨霊に祟られたかの様に、現在ではTVで全く見なくなってしまいました。


なので、やっちゃダメな役なんですよ、小早川秀秋の役は。

それを上地君はやっちゃった。

わたしが上地君のマネージャーだったら断っていますね。



でも、それほど卑屈には描かれていなかったですね。

それが救いです。





ところで・・・


ネットを見ていたら、こんなTシャツを売っているサイトがありました。


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センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記


関が原・東軍大勝の立役者「小早川秀秋」とあります。



このTシャツ、100万円貰っても着たくないですよね(笑)。


世の中にはいろいろなものがあるもんですよね。



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