October 28, 2011

『勝手な思い込みが一番の問題なのかもしれないと。』

テーマ:■大人の服装術
3分間大人の服装改造計画

■ 自分にはセンスが無い。
■ 身長が小さい。太っている。

衣服を着る上で、悩みの種というのは尽きない物ですが
本質的な問題は「そこ」には無いような気がしています。

衣服を着る上での一番の問題は、
「自分自身の勝手な思い込み」だと思っています。

あれは似合う、これは似合わない。
そのような価値観は、過去の経験に左右されるものだと思います。

ちょっと試着してみたけど、全然似合わなかった。
買ってみたけど、全然着なかった。

そのような日々の小さな失敗の経験が
苦手意識となり「勝手な思い込み」を作るのだと思います。

現に、僕自身もたくさんの勝手な思い込みを
抱えているものだなーと日々感じています。

3分間大人の服装改造計画

僕は身長が中1の頃に突然止まりました。(残念…!)
それ以来、身長に対してのコンプレックスって、
心のどこかには常にあったのだと思います。

ですので、衣服を選ぶ際には「サイズ感」には
やたらと気を配るクセがあります。

お店に並んでいるサイズの中で一番小さい物を選ぶ。
これはもう1つの習慣みたいなものでした。

実際に、自分の身体にしっくりとくる
衣服は市場にほとんどありませんでした。

スーツなんてその最たるもので。
既製のスーツを買うことはほとんどありませんでした。

ところが先日、とあるセレクトショップで
既製のスーツを試着してみたんです。一番小さいサイズの物を。

すると… キツイんですね、これが。
既製の物が小さく感じる。それが嬉しくて嬉しくて(笑)
自分の中の思い込みがするりと溶けていくのを感じました。

3分間大人の服装改造計画

そんな体験を経て、これまで似合わないんじゃないかと
思っていたアイテムを手当たり次第に試着していきました。

ひょっとしたら似合うんじゃないかという
「淡い期待」を寄せながら。

すると、少なからず半分位は、
違和感なく着れることに気が付きました。

試着の段階から、苦手意識を持つのではなくて、
「淡い期待を描きながら着る」 この部分が大切なのかもしれません。

あー、随分と窮屈な思い込みの中で
衣服を選んでいたなーと。その瞬間に改めて思う訳です。

衣服の何が面白いかと言えば、
やっぱりこの瞬間にあるのだと思います。

似合わないと思っていたはずの物が案外しっくりと来る。
このような瞬間にこそ、衣服の面白みが詰まっているのだと思います。

3分間大人の服装改造計画

きっと人それぞれ、衣服が似合わないだろうと思われる
理由、原因を持っているのだと思います。

体型の問題。センスの問題。
でも、それは本質的な問題ではないと思います。

頑固な自分自身の思い込みが一番の問題。
僕はそのように思っています。

新しい物を、今まで経験したことの無い物を、苦手意識のある物を。
そういった領域に踏み込んで、素直に受け入れる柔軟性。

この部分に集中できれば、
衣服、装いは大きく進化を遂げられると思います。

素直であること。
柔軟であること。
新しい価値観を楽しむこと。

ついつい頑なになってしまっている自分自身と
もう一度向きあう時間って、大切なのかもしれません。

衣服を通じて、凝り固まった自分自身をほぐしていく作業。
自分自身、改めて見直したいなーと思う今日この頃です。

ルトロワのカーディガンを買いました。Made in Franceに弱いです(笑)
ファッションコーディネーター大山 旬

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