薩摩琵琶・後藤幸浩の-琵琶法師、音楽流浪

薩摩琵琶演奏家後藤幸浩のブログ。演奏家・音楽ライター・大学非常勤講師等の経験から音楽関連の記事を中心に。演奏は水島結子との、琵琶デュオを中心に活動中。教室も!http://www.biwahosi.com/


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以前ちょっと投稿した、J-Pop関連のレコーディング、4/11に発売されました。

トランプ、の新譜です。「オヤジおふくろ」「干支歌」「Magic」の3曲入り (dreamusic MUCD-5345)。

ぼくが参加しているのは「干支歌」。三味線の山影匡瑠さんとともに、クレジットもしていただいてます (左チャンネルに琵琶入ってます) 。

「干支歌」、イントロは和楽器の合奏曲にありそうなパターンで綺麗な感じですが、歌のパートになると超ファンキーに。琵琶もカッティング的アプローチで、ディレクターさんには、押さえつけるように粘っこくお願いします、と指示いただき、そういうのは得意ですので、楽しんでやれました(´▽`)ノ

サビの部分、テンポがめちゃくちゃ速い中のリフ刻みで手がつりそうでしたが、無事クリア。

曲は、ヒップホップ的干支づくし、という感じ。九州の盲僧琵琶にも、~づくし物は多いので、その現代若者版みたいな感じもして、メウロコでした。うーむ、こういうアプローチもあったか!おもしろいです。


皆さん声も骨太でじつにいい感じ。聞いた若い人が、この音琵琶なの?と興味持ってくれるとありがたいですねえー。



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琵琶デュオの恒例、上野の森美術館ライヴ、4月28日 (土) となります!

今年は明治維新150年、大河ドラマでも西郷隆盛を描いた「西郷どん」を放送中。そこで、西南戦争で自刃した西郷隆盛へのオマージュとして、勝海舟が作詞した「城山」をお送りします。

「城山」は明治期の薩摩琵琶を代表する古典中の古典でもあり、ぼくも師匠に徹底的に教え込まれました。また、ぼくが小学校5年まで暮らした、熊本市の西部は西南戦争の激戦の地でもあり、個人的にも「城山」は、思い入れのある演目です。

遠足やふだんの遊びで、よく登った花岡山には西郷軍が設置した砲台の跡がありました。ここから熊本城を攻撃していたわけですが、ほぼ砲弾はとどかず、失速し街の中に落ちていたそうです。花岡山に限らず、当時の自分が住んでいたアパートの近くにも、西郷軍砲台は設置されていたとのこと。


花岡山の招魂社鳥居。震災のあとが生々しい。招魂社は明治維新で亡くなった熊本藩士を祀っている。

花岡山、官軍墓地。西南戦争にさきだつ元士族の乱、神風連の乱で亡くなった官軍の人びとの墓地。

薩摩軍砲台跡。

また 、“桐野が熊本隊の建作を入れて、水責めを行うべく3月26日石塘堰止を実行し、坪井川・井芹川の水を城の周囲に引き込んだ。これによって熊本城の東北および西部の田畑は一大湖水に変じた (Wikipedia 西南戦争 より) ” そうです。坪井川、井芹川は今でもなじみの川。桐野、は桐野利秋 (中村半次郞) のこと。維新でも活躍、陸軍少将、熊本鎮台司令長官まで登りつめた人物 (征韓論争で西郷に続き下野) で、桐野の名は「城山」にも登場します。

……

他の演目では、九州の盲僧琵琶の人々の間で伝承された、面白おかしい滑稽物「餅酒合戦」なども。昨年のアルバム『二人囃子』で取り上げた「天世の皇子」同様、こちらも、自分の琵琶のルーツに関連する題材です。

さらに、もう一つの演目「琵琶の釈」は、これも九州の盲僧琵琶に伝えられていた、琵琶の由来、楽器のパーツである柱・弦などの由来を語る内容。全部やりますと、かなり長くなりますので今回は琵琶の四っつの弦についての講釈を中心に。

お釈迦様が説法で奏でた琵琶は、最初三弦だったそうな。それがある理由で、めでたく?四弦になり、さらに功徳を増しました…という内容。さて、四弦になったその理由とは…。

……

各演目、琵琶のルーツに敬意を表しつつ、琵琶デュオならではの工夫で、楽しく多彩にお送りします。何卒、よろしくお願い申し上げます!





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もう3回目となる、弦城会の発表会。弦城会の呼び名ですが、琵琶デュオの相方である鶴田流・水島結子さんの弟子さん、ぼくの弟子さんの合同発表会です。今回はやや少なめだったものの、水島さん、ぼく含めて10人が参加。

はじめての人、2回目、3回目の人…進み具合もさまざまですが、皆さん、がんばりました!1回人前でやると必ずうまくなります。失敗しても関係ありません。この調子で精進精進 (笑) 。

ぼくは最近取り組んでいる、北村透谷の詩「髑髏舞」をソロで初披露。朽ち果てる哀しみ誇り…やるたびにいろいろ発見があり、まだまだ深められそうです。



 (弟子さん方の写真は、個人情報もあるので残念ながら不掲載です)
……

久々にレコーディングがありました。ぼく個人、あるいは琵琶デュオの録音ではなく、お願いされた仕事で、ぼくはJ-POP (で良いのか?) 関連楽曲の音入れ。水島さんも別の曲を録音。

当然五線譜使用、五線譜は小さい頃のオルガン教室のおかげで読めはするものの、ほぼ普段使わないので不安も…。しかし、最近は学生さんの和楽器大合奏の指導もよく行っていたおかげで、無事想定時間内で終了。

ちょっとまだ、内容は公にはできませんが、刺激的でいろいろヒントもいただきました。

しかし、こういう♪⌒♪感じでリズムを繋ぐ、タイという記号は個人的にめんどい(^o^;。



……

久々に尺八奏者の方とジョイント・ライヴも。

ほんとうにずいぶん前、学校公演をご一緒させていただいた、大先輩の大由鬼山さん、2/3、アトリエ第Q藝術での「節分鬼夜」、1月の某クリニックでの新年企画と続けて同じ現場で演奏。ではジョイント・ライヴもやりましょうということになり、これも久々の、国境の南で2/17に開催。

野生尺八、の異名どおり、タフでぶっとい、本来の尺八らしい音色の鬼山さん。「般若心経」「五木の子守唄」「うたえやうたえ」、鬼山さんソロ、「髑髏舞」と、ぼく寄りの選曲でやらせていただきましたが、鬼山さんの多彩な即興力・音色に琵琶も歌も息つく暇もなく、じつにスリリングな展開で終わりました。また宜しくお願いいたします!お客様もありがとうございました!






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