"琵琶法師、音楽流浪" &“国立戦前アフロ・アメリカン音楽同好会”

薩摩琵琶演奏家後藤幸浩のブログ。音楽ライター・大学非常勤講師等の経験から音楽関連の記事を中心に。演奏は水島結子との、琵琶デュオを中心に活動中。教室も!http://www.biwahosi.com/ 後藤敏章くんとの“国立戦前アフロ・アメリカン音楽同好会”のご報告もこちらに!

NEW !
テーマ:
今年は年始からいろいろ演奏があった。医療施設での新春コンサートや、お世話になっている大学教授の授業での演奏、所属している詩吟の吟亮流の初吟会での無声映画伴奏、無声映画そのもののライヴ。年始めにいろいろ演奏機会があるのはじつにありがたいことです。


▷和光大学の山本ひろ子先生には、自分の授業をはじめ、琵琶語りの題材のご提案もこれまでたくさんいただき、大変お世話になっている。おかげさまで題材選択のセンスが磨かれ(笑)、レパートリーも飛躍的に増えた。


今回は、平経正関連を。最初は「竹生島詣」など平家物語そのものにしようと思ったが、授業で能の「経政」を学生さんにみせたとのこと。であれば能の「経政」の詞章に薩摩琵琶の節を付けて演奏するのもよいかな、と思いそれも演目に加えることに。


経政(経正)の霊が降りてきて琵琶を弾いたり舞ったりするわけだが、その詞章は薩摩琵琶の演奏展開にまさにぴったり。琵琶の音の描写には「崩れ」や「吟替」の節・相の手をフル活用できるし、“大弦は嘈々として急雨の如く さて小弦は切々として ささめごとに異ならず” という白居易作「琵琶行」からの引用もちゃんと入っている。もちろんここは吟詠で。地語りは拍を少しばかりハッキリ付けて能の雰囲気に近づけてみた。


能は正直、敷居が高い印象がずっとあり敬遠してきたが、今後は原作に失礼の無い程度に演奏に取り込んでいこうと思う。




▷詩吟の吟亮流の初吟会は今年の会の方針やコンクール課題曲の解説、男女別に合吟など。懇親会でぼくは、麻生八咫さんをゲストに迎えての無声映画『野狐三次』の琵琶伴奏を。他詩舞と詩吟、カラオケなどの披露もあった。


先輩の吟士の方々、皆さんカラオケも上手い!70歳越えた方も多いが、声がさすがにまだまだしっかりしておられ現役感充分、声色など正直かなわん部分も多い。宴席で歳を聞かれて、50代半ばです、と言ったら “まだまだ若いよ、この先いくらでもやれるよ” と言われた。20~40代のころは “まだまだ若い” とか言われるとムカついてたが、50代になって70代以上の方に言われるとじつに励みになるし、実際そうだな、と妙に納得する。50代半ば頃は、もう若くないなあ-、と思いがちだが、そういうことは全くない、と安心もするのだ。






仕事で久々にサンタナをまとめて聞いたが、サンタナのリーダー=カルロス・サンタナも今年70歳。昨年出した新作『サンタナⅣ』でもじつに充実した演奏を展開しているし、21世紀になってからもそのギターはさらに深化している。ローリング・ストーンズも昨年の新作は、ご存知の通りじつに充実した内容だった。


中学校の頃から聞いているバンドが未だに現役感あふれる演奏を続けているわけで、これも積極的な意味での、自分は “まだまだ若い” 感につながっている。




▷1月21日 (土) は麻生八咫さんの無声映画ライヴで『瞼の母』『血煙高田馬場』を伴奏。やるたびに新たな発見がある。伴奏の方法もいくつかポイントがあって、各々、まだまだ深めていけるはず。これ書き出すと長くなるので、いずれまた…。


会場は三味線音楽の世界ではつとに有名な、「三味線かとう」さんの中にあるライヴ・スペイス=chito-shan にて。もちろん三味線中心のライヴが多いが、和楽器にはぴったりの空間。場所も町屋からすぐ、下町情緒溢れ良い雰囲気だ。またやらせていただけたらと思う。




AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
昨年始めた新しい活動のひとつが、“肉態表現” のトマツタカヒロ氏との「物狂之会」。


トマツ氏は、キック・ボクシング、空手、中国武術…他さまざまな格闘技・武術で鍛え抜いた自身の身体を武器に、いわゆる舞踏とは違った独自のパフォーマンスを続けてきました。それを “肉態表現” と呼ぶわけですが、古典の修練で得た技法を語り・歌の表現に反映させていく琵琶の演奏法とどこかでつうじる部分もあります。


昨年11月、キッドアイラックホールでの「物狂之会」旗揚げ公演では、平家物語より「木曽最期」、薩摩琵琶古曲より「物狂い」をトマツ氏×後藤の薩摩琵琶弾き語りで披露。


トマツ氏は、後藤の薩摩琵琶弾き語りと呼応しつつ、登場人物がかかえた物語を自身の “肉態” にみごとに反映させ、「木曽最期」の木曽義仲、今井四郎兼平はハマりすぎるほどでありました。


薩摩琵琶によって弾き語られる物語と呼応しつつ “肉態” が、人形浄瑠璃の人形のように物語をみせる…のであるならば、「肉態浄瑠璃」という言い方もありではないかと考え、このユニットを「肉態浄瑠璃~物狂之会」と呼んでみることにしました。人形ではなく、生身の人間がやるわけですから、人形浄瑠璃とは違った…狂気、無常感、喜怒哀楽…を生々しくお伝えすることができるのではと思っております。


次回は…トマツタカヒロ、後藤幸浩に加え、琵琶デュオの水島結子も参戦!


今回も平家物語、その壇ノ浦の戦いの場面より「先帝身投」「能登殿最後」をお送りいたします。平家のさまざまなな思いがこもった場面に、肉態表現×琵琶二面の「肉態浄瑠璃」で挑みます、宜しくお願い申し上げます!


2月3日 (金)   19時開場 19:30開演

前売:2500円 当日:2800円 1ドリンク付

四谷三丁目 喫茶茶会記 にて

喫茶茶会記…03-3351-7904

(写真は前回公演より)











AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
今年も宜しくお願い申し上げます!


大晦日の投稿でいろいろ書きましたので、とりあえずご挨拶という感じで。


年末年始、仕事がらみもありニュー・ウェイヴに至るロックを良く聞いてました。ルー・リードはやはり素晴らしい。他、ワディ・ワクテル、ミック・ロンスンのギターもほんと良い。数十年封印していたジョイ・ディヴィジョンも…大好きだった曲「ハート・アンド・ソウル」のリズムってこんなんだったのか、と改めて感心。これ琵琶でも入れるw。


近々の演奏は…


1月は9日に医療施設を琵琶デュオで慰問。15日は吟量流初吟会のアトラクションで後藤が麻生八咫さんの無声映画伴奏。


21日(土)…三味線かとうさんのライヴ・スペイス Chito-Shan で麻生八咫さんの無声映画伴奏。16:30開場 17:00 開演。

前売り3000円 当日3300円 

問 03-3892-6363

ticket@shamisen-katoh.com


2月3日(金)…四谷三丁目の茶会記にて、「物狂之会」=トマツタカヒロ×後藤幸浩×水島結子。

肉態表現のトマツタカヒロ氏と琵琶デュオのジョイント。“肉態浄瑠璃” と言って良いでしょう。

今回は平家物語より「先帝身投」「能登殿最期」を中心にお送り致します。絶対おもしろいです!


問 03-3351-7904 

sakaiki@modalbeats.com


宜しくお願い申し上げます!





AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。