揺らぎの中で歩く ~アウェアネス介助論~
テーマ:首こりと姿勢かなり久しぶりです(苦笑)
アウェアネス介助論のさあさん(澤口 裕二先生)のセミナー行ってきました。
【さあさんの秘密の小窓: http://awareness.secret.jp/indexnews.shtml
】
いや、私の介護術セミナーの依頼人さんに誘われていったのですがさぁさんの介助論は凄かったです。
色々と凄くて一度に全てを書くことはできませんがまず、一番インパクトに残ったことから書いていきます。
さあさんの言葉で一番、印象に残ったのは野口体操の『身体は生卵』の引用。
生卵も人間も揺らぎの中で『立つ』。
これに対する事例としては手のひらにホウキをのせてバランスを保つようなもの。
http://www.youtube.com/watch?v=wVEBfTCOi_E
http://www.youtube.com/watch?v=6d6M8AGGwpU
ここまでの概念はロボット工学や10年ぐらい前から事例としてあげる先生もいましたが・・・・
ココからが凄い!続きがありました。
今は倒立振子(とうりつしんし)という便利な機械があり、『揺らぎがあるから立てる・動ける』の実験ができるそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=lL8dImBtHX8
倒立振子を動かしながらこの機会の説明をしていきます。
●揺らぎがあるときは前後の動きをだせると揺らぎを消化されることができる。
●揺らぎと付き合える状態があるとプッシュされてもそれを揺らぎとして消化して倒れない。
●倒立振子は電池が一番上に収まるようになっている(動画の最後参照)
手のひらにホウキをのせてバランスをとるような動き。
それは上からぶら下げられてる振り子とは逆の動き。
http://www.youtube.com/watch?v=zjvlPHw0xT8
これを逆振り子というらしいです。調べたら結構、もう発表してるんですね。知らなくて恥ずかしい・・・
メトロールも逆振り子なんでしょうね。
ここからは推測です。
倒立振子の電池が高い位置にあるのはこの揺らぎを意図的に大きくするためだと思いました。
『揺らぎと<付き合えない>構造』のものは重心や重さが上にあると簡単に転がります。
武術などで体を硬直させられ、かつ重心や重さがある状態だと人は簡単に転倒することは知られています。
http://www.youtube.com/watch?v=hHh_8uQPD5E
ところがさぁさんが仰って気がついたのですがアフリカの水汲みなどでは頭の上に荷物を載せます。
倒立振子と電池の関係のように『揺らぎと<付き合える>構造』だとむしろ高い位置に重さがあるほうが具合がよく動けるようです。
http://www.youtube.com/watch?v=hzghdwMkTlQ
この逆振り子の構造は歩行においては足裏と深く結び付くようです。
後ろ足が地面につくことより逆振り子としての胴体&頭部が前に送り出されることにより、片方の足が放り投げられます。
ただ、この時に前に出る足は放り投げられてるだけ。体重が乗っていません。
実はこの動きによる歩き方がさぁさんが事例をあげた<太極拳のような歩き>であり、
介護のときに一緒に歩いている方が転倒しても直ぐ支えられたり、相手の感覚を共有しやすく同調しやすい歩き方の前提条件であるな、と感じました。
http://www.youtube.com/watch?v=QLfyy_d7cts
これは格闘技や武道で広く広がる前足に重心を載せて地面をキックして足を出すと同時に体重を乗せる歩行ではなく、
太極拳や沖縄空手などで使われる後ろ足に重心を置き、左右の足の重心移動の切り替えによって体を運ぶ身体操作の前提だと思いました。
http://www.youtube.com/watch?v=sPtpsna78I0
本来はこの文章に出てくることだけでも『歩き』『足裏の使い』などありますが、今日はここまでで・・・
でも私がならった武術や整体は頭部のバランスが全身に与える影響を考えるものですので『逆振り子理論』をはじめとして今回のセミナーはとても役立ちました。
また勉強に励みます。
【おまけ】
当日は着る服がなくて着物で出かけましたがそれが目立ってしまい、さぁさんに声をかけて頂き、領収書をもらったら【あれ?ツイッターでよくからんでくる吉村さん?】と開始して一時間で顔と名前を覚えられてしまいました(苦笑)
おかげさまで貴重な話もしていただけました。着物&ツイッターさまさまです(笑)
最後にさぁさんに握手していただきましたが、その手のひらの圧がとても柔らかくてマシュマロみたいでビックリしました。






