中1長男 ケイタイへの道
一昨日、長男が英語と数学の試験の結果を持ち帰ってきました。
僕は普段、子どもたちのテストの点や通信簿を一切見ないので、なんか答案用紙を渡されるのが照れくさいです。なんかのび太のお父さんになったような気分(笑)
試験当日の夜、数学がダメだったと肩を落としていたので、2教科の平均が70点以上だったらいいよということに、ちょっとだけ条件を緩和していましたが。
差し出された数学の答案用紙。点数欄には『50点』とあります。
もちろん、100点中の50点です。
おいら:「わはははは。ぜんぜんだめじゃん!! 残念だったね~!!」
長男:「えっ、ちょっ、ほんとにこれでダメなの?」
おいら:「そりゃ、自分からした約束だからね~」
長男:「え~!! お願い、なんかほかの条件出して!! ねぇ!!」
試験が難しすぎたんじゃん? と訊いてみたところ、数学はお受験失敗で流れてきた生徒(つまり、小学校の帰りに学習塾に通っていたような子)たちが主に属する『発展コース』と一般の『標準コース』があり、双方とも共通の試験問題とのことでした。
ちょっと厳しかったのかもしれません。
まあ、点数が達しなかったのは事実なので、どうしようか迷いました。ただ許してやるってのも、子どものためにならないだろうし。
目的とすべきは基礎学力の向上・・・なのでしょう。多分。
そんなわけで、『追試』をしてあげることにしました。そして、追試の日は本人が決めていいということに。
昨夜帰宅すると、長男から追試の申し入れがありました。もっと日にちを開けるのかと思っていたけど、なんでも昨日は遊びにも行かず、数学の勉強をやっていたらしいです。
試験内容はあらかじめ言ってあります。
基本的に中間テストの問題と同じですが、計算問題は数値を変更。数学用語の穴埋め問題に関しては、設問の並び替えのみ。
このレベルでは、割り切れない問題は出なかったりするので、追試験問題作りは中3の長女に頼んでみました。急なオーダーに、めずらしく二つ返事なおねいちゃん。観ていたテレビまで消してしまいました。
多分、3兄弟のうち、自分だけが携帯を持っていることに申し訳ないなという気持ちもあるのでしょうね(笑)
1時間半くらいかけて、丁寧に作ってくれました。
完成したのが22時半。いつもなら長男は寝ている時間なのですが、目がらんらんと輝いています。
試験開始。時間制限なし。
ムスメに問題のミスなども指摘しつつ回答欄を埋めていく長男は、なかなか男前でした。
約1時間後。
「できたよー!!」
すでに寝室で布団に入って本を読んでいた長女を呼び戻し、採点をさせました。なんか、弟のためにと喜んで協力してくれるのがうれしいです。
試験中の長男とムスメの手書きの試験用紙
解けますか? 僕は・・・
読むことさえ苦痛です
んで、結果は・・・・
いやーよかったよかった。
「試験の前にやればよかったのに!」
とムスメ。
それを受けて、
「じゃあ、次回の期末テストは一発クリアでね」
と僕。
「えっ!! これで終わりじゃないの!?」
「一回はクリアしなきゃさ、ヤマトだってすっきりしないだろうし」
「うーん。わかりました」
めでたしめでたし。
・・・のはずだったのだが!! 今朝になって、細君から新たな情報が。
※僕は子どもたちが学校に行ってから起こされます。寝坊? いえいえ。朝の人口密度を下げるためです。
「やまと、英語の点数言いました?」
「ん? そういやきいてないや。」
「68点だって」
「え!?」
中1の1学期の中間テストなんて、みんな80点以上取るのかと思ってたよ・・・。
解き方のパターンと規則を覚えておけばできる数学と違い、英語の場合は単語力も必要だからなあ。すんなり点をとってくれるか心配だ。
このレベルの英語の問題だったら、僕でもちゃちゃっと作ってしまえるでしょう。何度でも追試してあげられるよん。まだ問題みてないけど(笑)
さて長男は無事、明日ケイタイを手にすることができるのでしょうか?