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2012年05月27日

NHKラジオと様似

テーマ:ブログ
25日金曜日にNHKさんにお邪魔して「ココロウタ」という番組に出演させて頂きました。

震災で北海道へ一時的な、或は長い期間の移住を余儀なくされている被災者の方々を応援する番組で、実に多くの人が色々な形で復興への思いを強く持っているということを再認識させられました。
貴重な経験になりました。

番組中に「蛍星」を生で歌わせて頂いたのですが、歌っている最中に、色々な事が頭を駆け抜け、感情的になり過ぎないよう自分をセーブするのが大変でした。

「頑張ろうよ、前を向こうよ、手と手を取り合って行こうよ、諦めるなよ」
って言われるほどますます頑張れなくなる人がいます。つまり僕です。

愛と平和を叫んで、復興と再建を志すのは大切です。
やらなきゃいけない事も、やらなきゃいけない時もあるし、やらなきゃいけない人がいる。

でも、辛い時は辛いって言いたいし、何もしたくない時は何も出来ないんです。
無理をしたらすぐに身体を壊すし、支えてくれる人々にも迷惑をかけてしまう。

「蛍星」も、今すぐには帰る事の出来ない故郷を想う歌ですが「帰る事ができるなら帰りたい」と、ただただ主人公が呟く歌です。確かに気弱で消極的かもしれません。
この曲に「帰るためには前を向かないと!」なんて熱い決意は微塵もありません。

でもそうやってゆっくりと、時間と命を刻んでゆく事、いつか必ず訪れる帰郷の日を思い描く毎日が、やがては素敵な現実となって眼前に迫るのではないかとも思うのです。

そんなゆっくりした、でも前向きな前進こそ日本人ならではの感覚であり、ある意味で復興への一手なのではないかと身勝手な解釈をしています。

勿論震災からの復興には更なる被害拡大を食い止めるために迅速な対応が求められるものも多いですし、楽観的になって「なんとかなるさ」という考えを助長するつもりはありません。

ただ、愛する祖国がこの先も、他者の痛みや悲しみをそのまま受け入れ向かい合う美徳を失わないことを切に願います。


なんだか重い文章になってしまいましたが「今もこれからも、震災を忘れない」
そう思えたラジオ出演だった、という結論で締めくくります。


さて昨日は道南の襟裳岬に程近い様似(さまに)町に行ってきました。
カフェ「マザー」という様似で唯一(!)のカフェです。
ここで13回目となるチャリティーライヴがあり、縁があって呼んで頂いたんです。
遠路車で向かうのはちょっと緊張しますが、いや楽しかった~!

北海道内はまだ行った事の無い町が沢山あって、襟裳方面に行くのも今回が初めてだったので、気候や植生を始め、興味深い事が沢山ありました。
様似町の皆さんも本当に個性豊かでハートウォーミングな人々でした。

皆さん、ありがとうございました!
また行きたいな~


往復での走行距離合計は、自動車メーターによると約500キロでした。
公共交通機関好きがこんなに車を運転するなんて、俺すげ~!
と思いましたとさ。







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    Kohei Gondaira

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