デンマークなめくじブログ

なめくじの多いデンマーク(?)
なめくじのように
地味に、ゆっくりと、気の向くままに
とりあえずは前進していきたい
そんな想いの詰まったブログ


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イベント終了後、初めて、被災地を見に行くことになりました。


仙台から車で30分程移動したところにある名取市に荒浜小学校。学校は津波で呑まれ、2階まで浸水。周囲の多くの家や人々が流されたそうです。あれからもう半年も経ちますが、それでも街には船があったり、壊れた家があったりとしていますが、津波直後の街の写真を見る限り、膨大ながれきを取り除くだけでも、時間も労力もかかったんだと思います。

海の方へいくと、一人のおばさんがいて、悲しくなったとき、ここにきて海に「津波のばかやろう」と叫ぶんだと話してくれました。

今まで怖くて、つらくなる分、積極的に津波の映像も被害の写真も避けていた自分ですが、また、これを機会に見つめ直そうと思います。

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荒浜小学校近くの津波前の写真がありました。
本当に街が変わってしまったんだと実感です。
http://homepage3.nifty.com/landinggear/jishin/arahama/arahama.htm

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去年、留学していたegmont hojskolenで、東北大震災により被災した障がいのある方を招待留学し、デンマークの文化や価値観、リーダーシップを学んで、日本で当事者自身が環境を変えていく力を身につけることを目的としたイベントを企画しました。事前研修イベントを日本で開催するべく、学校のOBOGと共に皆で協力しあい、10月下旬に東京イベント、11月3日、4日は仙台イベントを開催、無事終了しました。

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デンマークからは、精神障がい者が病院ではなく、地域の中で生活できることを支援し続けているIvanさん、自ら脳性まひでありながらもアシスタントヘルパー制度を用いて現在学校の教員をしているMichael先生とアシスタントヘルパーのJesper、そして日本人教員のゆたかが来日。
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自分は今回のイベントを通して、デンマークの、エグモントに通い、同じような衝撃を受け、同じようなことを感じたOBOGたちに会って、それぞれが、それぞれなりに、それを何かしらのかたちにしようとしていることに、ものすごく感激しました。デンマーク講師陣の来日後からの約1週間は特に皆と接する機会が多くて、なんか留学していたときのことを思い出しちゃうぐらいでした。



さて、事前研修イベントまとめです。

Ivanさん
・ 自分が留学前から臨床場面で切実に感じてきていた「居場所」というテーマ。それがIvanさんのお話の核にあって驚きでした。Ivanさんは、精神障がい者は、障がいの前に、いろいろな社会的役割やいろいろな側面を持った人間であると話し、精神障害というのは、そのもっとも最後にあるもの、と話しました。大学時代の尊敬する先生が言っていた、脳卒中で倒れたAさん自身を考えなさい!と毎回言っていたことを思いだし、自分にもそうやって向き合っているか問い直しました。

・ デンマーク版 自立/自律の概念につながると思いますが、「当事者に責任を戻す」「当事者自身が自分の人生に責任をもつこと」「依頼以上のことはしない」と話したことも、さすがデンマークだと思いました。冷たく感じるとすれば、日本はそう言って、突き放して見て見ぬふりをするからだと思います。

・ 地域で続けて生活できるようになることが目標と話し、ものづくりを行って販売、デンマークの制度を使って、一般就労に近いかたちの給与、または障がい者年金で生活は保証された中で、一部の給与、または、ただ「居場所」として提供されているとのこと。ここでは、意義のある仕事、価値ある仕事を行っているとのことでした。メンバーは18~64歳。様々なメンバーがつながれるようになっているとのこと。デンマークは、ジェネレーションのギャップが少ない気がするし、きっと世代での価値観の違いも日本程大きくないんだろうなあと推測。でも日本でも、各世代で同じぐらいの割合の利用者がいれば、逆にそれはそれで面白い場がつくれるかもと感じました。

・ いくつかのグループにわけての支援を行っている、例として、精神障がいのある親をもった子供たちを対象にしたグループ。これは具体的な支援内容が聞けてにあので、Ivanさんにメールすることにして、当事者を取り巻く人的環境への働きかけの視点やその重要さを改めて実感。「ふつうの青春時代を見過ごした人たち」と話し、障がいや病気で、本来、経験するべくライフステージにおける出来事を経験できていないという課題にどう向き合うかという視点が自分の中にできました。

・ 若者が、これまでつくりあげてきた「居場所」スペースを使わなくなってきた流れを受けて、若い人たちが比較的多く居住している場所にケア付き住宅を置いたことを通し、「彼らが古い(昔から馴染みのある?)ネットワークに戻れるように」と話すIvanさん。改めて、人が人とつながって生きていることや、その「ネットワーク」が生きる力を持ち続けていく糧となっていることを実感です。

・ Ivanさんがスタッフに期待していることとして、「行動すること」と話し、「間違ったら別のやり方をすればいいんだ。」と話すIvanさん。デンマーク人だったら、そっこうで、Ivanさんのところに行ってしまいそうな程に、励まされました。

・最後にIvanさんのこれからの取り組みとして、「医療と福祉の連携をもっとできるように、中心となる人を支えられるようになること。」と話すのにも、自分の考えとシンクロするところがあり、大満足。


よい人生とは何か?

新しい視点でまた考えていけそうな気がします。


Tusind tak!

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すでに10月。
東京は、少しずつ秋の景色へとかわっていっております。
イチョウや桜の木々も赤や黄色へと変身し始めています。


去年の今頃は、デンマークでも秋休み直前ということで、北海道のような景色の中をひたすら42.195km歩き続けるイベントがちょうどこの頃あったことを思い出しました。

寝袋を貸してほしいと先生にいったら、自分の力でクラスメイトに頼んでみる努力を、まずしなさいと言われて、がんばってみたこと。
地平線がみえるデンマークの平たい大地を黙々と歩く経験。
デンマークの男子はもちろん、女子たちにも平気で追い抜かれるわれら日本人。
氷点下の中、テントは寒くて寝れなかった経験。
朝露で靴下を濡らしながら、立ちションをした経験。
翌日、真剣に歩けないぐらい足が腫れ上がり、カヤックの授業を休んだ経験。


なんだか、この間のような気がします。


今年は、そんな秋を、白馬で過ごしてみました。
同じ場所なのに、冬とは全く違い景色に驚きと感動。
つくづく、自分は自然の中の方があっているなと実感しました。

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そんな中、スペイン旅行の中で、バルセロナのユースホステルで出会った大学生が帰国しているというので、久しぶりに再会してきました。

1年間、コペンハーゲンにも近いスウェーデンの学校に留学していたという21歳。
年の差、9歳ですが笑、21歳に、全然若くみえますよ!といわれイイ気分になってしまうのですが、
30だろうとそれなりに夢はあるわけで、お互いの夢談義で盛り上がりました。

あきらめなければ、夢はきっと実現できる!

たとえ年の差9歳でも、そこに関しては、ジェネレーションギャップなしです。

いろいろと忙しい日々ですが、改めて、自分の生きている世界は広いということを実感できた時間でした。
枠にとらわれて生きるなんて、ホント、まっぴらごめんです。

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