歯周病菌にタデ藍エキスの歯磨き

テーマ:
トレハロースの研究で有名な林原生物化学研究所が歯周病菌にタデ藍エキスが有効であることを解明しています。

【タデ藍エキスの歯周病に対する抗炎症作用】

林原生物化学研究所と福岡歯科は、タデ藍の歯科医療への応用に関して共同で研究をすすめ、これまでにタデ藍の抗炎症作用が歯周病の改善に効果のあることを明らかにしています。

まず、タデ藍エキスの抗炎症効果をみるために、炎症の指標であるプロスタグランジンE2(PGE2)と一酸化窒素(NO)の産生抑制効果を調べました。

マクロファージ細胞株を刺激し炎症を起こさせると、PGE2とNOが産生されます。この時タデ藍エキスを入れておくと、濃度依存的にPGE2とNOの産生が抑制され、タデ藍エキスに抗炎症作用のあることがわかりました。

詳しく調べた結果、PGE2とNOの産生を抑制する活性成分の本体がトリプタンスリンであることが分かり、さらにそれぞれの産生を抑えるメカニズムも明らかになりました。

続いて、タデ藍エキスをグリセリンなどの基材に混ぜて調製したタデ藍エキスゼリー軟膏を、歯磨剤として福岡歯科の歯周病の患者5名に使用してもらいました。その結果、いずれの患者においても歯肉の赤みや・腫れ・出血ともに著しく改善し、歯肉も引き締まってきました。


【タデ藍エキスの歯周病に対する抗菌作用】

そしてこのたび、タデ藍エキスの歯周病菌に対する抗菌活性について研究を行いました。抗菌活性の測定は、培地に代表的な歯周病菌4菌種7菌株を添加して最小発育阻止濃度(MIC)を求める方法により行いました。その結果、タデ藍エキスはいずれの菌に対しても抗菌活性を示しました。(表)

さらに歯周病菌2種を対象に、タデ藍エキスを12.5%、25%、50%含む歯周病菌液の3~8時間後の生菌数をカウントしました。その結果、タデ藍エキスはいずれの菌に対しても濃度依存的に抗菌活性を示しました。

さらに、タデ藍に含まれるどの成分がこれら歯周病菌に対する抗菌活性の本体であるかを調べたところ、トリプタンスリンであることが分かりました。

以上のように、タデ藍エキスは歯周病菌に対する抗菌作用を持ち、抗炎症作用も有することから、歯周病の治療や予防を目的とした歯磨剤などへの応用が期待できます。


【タデ藍エキス配合歯磨剤の歯周病に対する効果】
このタデ藍エキスの歯周病に対する抗炎症・抗菌作用を臨床で確認するため、市販の歯磨剤にタデ藍エキスを配合した歯磨剤を福岡歯科において歯周病患者5名に使用し、有効性を検討していただきました。2ヶ月間ブラッシング時にタデ藍エキス配合歯磨剤のみを使用してもらったところ、いずれの患者も歯周病の改善傾向がみられました。

さらに、患者の唾液を分析したところ、炎症性サイトカインであるTNF-αが減少していることも明らかになりました。


★必見!!歯周病予防と口臭解消の情報サイト★
■クマ笹入りの歯磨きは歯周病の症状が穏やかになります
■歯石除去から始まる口臭予防
■●●菌が歯周病菌に効くんです
■黄ばみや臭いを取る歯磨き粉を見つけました
■ストレス解消グッズでリラックスして歯周病を予防
■口臭解決・薬で治せる歯周病、歯槽膿漏
■唾液分泌がで口臭防止の決め手だったんですね
■歯周病の元凶「活性酸素」を無害化する「抗酸化酵素」の減少

AD