3keysスタッフブログ~児童養護施設へ学習支援を~

児童養護施設の子どもたちの学習を支援する団体、
3keys(スリーキーズ)の運営スタッフが、日々の想いを綴ります。

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森山です。連投です。
児童養護施設関連ニュースではないのですが、
子どもの貧困に関するニュースです。

教育費がこんなに高いのが当たり前になってしまうと
益々所得が低い家庭ではその当たり前な教育を提供できなくなってしまいますね

なのに教育はみんな受けてきて当然かのような社会
教育水準が高いことはよいことですが
それが受けられない子どもたちがいることは忘れてはいけません



文部科学省 平成22年度子どもの学習費調査結果について

平成24年2月10日
文部科学省は,子どもを公立または私立の学校に通学させている保護者が,子ども一
人当たりの学校教育及び学校外活動のために支出した経費の実態をとらえ,教育に関
する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料とするため,標記調査結果を平成6
年度より隔年で実施しています。今般,平成22年度の調査結果がまとまりましたの
で,公表します。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/02/1316221.htm


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■産経ニュース/2012.2.10 20:33
学習費、私立は公立の3・4倍 文科省調査(一部引用)

全文は下記よりご覧ください
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120210/edc12021020340004-n1.htm

 子供が幼稚園から高校まで、すべて私立に通った場合の学習費総額は平均約170
2万円に上り、すべて公立だった場合(平均約504万円)と比較し3・4倍の開き
があることが10日、文部科学省が発表した平成22年度「子どもの学習費調査」で
分かった。公立でも高校受験を控えた中学3年では学習塾代など「補助学習費」に3
2万円以上かかっていた。文科省では「不況のなかでも子供の教育費は削れない親の
心情がうかがえる」としている。


(中略)

学習費総額では、公私間で最も開きがあったのは小学校で、公立の年間約30万40
00円に対し私立は約146万5000円で4・8倍、次いで中学校の2・8倍。高
校は2・3倍だった。

 子供を私立小学校に通わせる保護者は高所得者層に多く、年収1000万円以上の
世帯が58・3%、私立中学校でも47・6%に達した。

 一方、塾や家庭教師、通信教育代などの補助学習費では、多くが高校受験をする公
立の中学3年が、公立の全学年で最も高くなり32万1000円。これに対し、私立
小学生は中学受験をする児童が多いことから、補助学習費は小学4年(30万100
0円)▽小学5年(42万8000円)▽小学6年(49万3000円)-と高学年
になるにつれて増加した。私立では中高一貫制で高校受験の必要がない場合が多いた
め、中学3年では19万9000円と公立を大きく下回った。


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もうひとつの記事
少し過激な表現なども目立つこのド底辺校特集ですが
どこまで本当か目を疑うような記事ばかりですし
偏見すら生まれそうなので、全部を鵜呑みにすることは違うと思いますが、
でも火のないところに煙は立たぬと、
全くの嘘ではないのかも知れません



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【日刊SPA!】ド底辺高校では「1~100を数える」補習授業がある
http://nikkan-spa.jp/134044

「九九ができない。アルファベットが書けない。底辺校では普通の話」

 そう語るのは、底辺高校の実態をリポートした『ドキュメント高校中退』の著者である青砥恭氏だ。

「底辺校の高校生の学力は驚くほど低い。小学校低学年レベルの学力のまま放置され、数学では1~100を数えさせる補習授業が行われているところもあります」

 底辺高校、定時制高校の統廃合の影響で定員割れすることは減ったものの、入学は実質無試験。そのため、LD(学習障害)などの発達障害が放置されたまま入学してくるケースも多い。

 しかし、単純に学力の問題として片づけることはできない。青砥氏はこう強く指摘する。

「彼らの多くは貧しい家庭に育ち、まともに勉強する機会すら与えられていません。高校卒業後の進学者が少ないのは親に経済力がないから。底辺校の問題は貧困問題とセットで考える必要があります」

 大阪府のある底辺校の学食を運営する業者によれば、一番人気は130円のポテトフライだった。

「安くて腹持ちがいいから人気で、カツカレー(350円)やうどん(250円)は高くて売れない。底辺校ほど学食がないのは、学食で食べられない生徒が多く、経営が成り立たないからなんです」

(以下、略)

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もっと信じられない記事が、たくさんあります。参考までに
ド底辺校特集1~7
http://nikkan-spa.jp/134041

3keys-staffblogの投稿
テーマ:
森山です。
児童養護施設にいる子どもたちと接してきて、
貧困だけが子どもの虐待を引き起こしているわけではないことは
うすうすと実感していたので下記の記事は納得。

コントロールは教育ではありません
教育は子ども自身が生きる力をはぐくむ事をサポートする事であり
親や周りが主体となってはいけないと思っています。
周りは子どもたちに情報や環境を提供し導く事が責務であって、
最終的に判断するのは子ども。その判断を強制的にコントロールする事は
子どもの主体性を奪い、子ども自身の力を奪うと思っています。

そのバランスは大変に難しい事だと、日々実感していますが。

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平成24(2012)年2月9日 朝日新聞 東京朝刊 (一部引用)
http://digital.asahi.com/20120209/pages/life.html


「教育という名の虐待」、学会で警鐘 親の過干渉・教師の放置
 教育熱心な親が自分の思い描く進学を子どもに強いる、教師が問題を抱える生徒に対応しきれない……。そうした過干渉や放置は「虐待」であり、見過ごしてはいけないという指摘が学会で報告された。

 「教育という名のもとで虐待が起こっている」。坪井節子弁護士は昨年12月、茨城県つくば市で開かれた日本子ども虐待防止学会学術集会で報告した。坪井弁護士は、10代の子の緊急避難場所(シェルター)を運営する「カリヨン子どもセンター」(東京)の理事長を務める。設立から7年。シェルターに入った子は14~19歳で延べ約200人にのぼる。その4分の1は親に社会的な地位がある豊かな家庭の子で、親の過剰な干渉や強制を逃れてきたという。

たとえば、有名私立高校3年生の女の子。両親は教育熱心で、彼女自身も優秀だった。東大への進学を求める両親に、「自分の進みたい大学は違う」と初めて自分の気持ちを伝えたところ、母親から毎晩どなられ、けられた。耐えきれずに家出し、保護された。ある女子高校生は裕福な家庭に育ったが、小さいころから母親にナイフをつきつけられて勉強をさせられてきた。中学生になって口答えをするようになると、母親は手を出し、掃除機でたたき、物を放り投げた。父親は知らん顔だった。「教育さえ与えていれば子どもは育つと勘違いしている高学歴の親が増えている。子どもを優秀にしたいという気持ちだけで、子どもがどんなにさびしい思いをしているかわかっていない」と坪井弁護士。一緒に食事をする、話を聞くなどの基本的なことが抜け落ちていることが多いという。「親が望む進路を子どもに押しつけ、服従させることは『教育虐待』だと認識するべきです」

(中略)

 厚生労働省の調査などでは、孤立感や子育てへの不安感をもつ親が半数近いという結果もある。08年に大阪府内の小・中学校の教師約3100人を対象に調査したところ、92%が課題を抱えた生徒を担当したことがあると回答。保護者との関係で苦労したことがあると答えた人が83%にのぼった=表参照。就学援助の割合が高い学校では、遅刻したり忘れ物をしたりするケースが多い。教師側は「当たり前のことができない困った子ども、家族だ」ととらえてしまい、指導しては反発を招く悪循環にはまる。こうして子どもたちは学校教育からこぼれ落ちていく、という。山野教授は「一部の『困った子ども、家族』の問題ではない。一人ひとりの事情を配慮せず、ケアしないで放置することは教育現場での『虐待』にあたるということを、社会全体で認識し対応していくべきだ」と指摘した。
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