TDKとは、『削減値が残ってる空中やられの状態で着地した場合、リバーサル技が出せない現象』です。
(3rd wikiより抜粋)
とりあえず、2つのウンチクを垂れ流させてください。
1.削減値について
削減値の値は、初期値が0、最大値が15の変数です。
浮かせる技を当てたり、空中で技を当てるとこの値が増えてゆき、
それが6に達すると基本的に追い討ちが不可能になります。
途中で削減値を0にする技を当てることが出来れば、6になるまで再度追い討ちが可能になります。
2.リバーサルについて
この図を見ていただきましょう。
上が自分、下が相手だと思ってくださいまし。
自分が攻撃を喰らってのけぞっている最中に次の攻撃判定に接触した際、
それは防ぐことが出来ずコンボになります。普通の話ですね。
次はこの図を見てください。
自分ののけぞりが解けたと同時に相手の攻撃判定に接触した際、
ガードやブロッキングができてコンボになりません。これも普通の話。
しかしこの時、リバーサルで技を出すことはできません。
何故か。この図を見てください。
実は攻撃を受けた側が最速で技を出すには、
のけぞりが解けた瞬間にボタンを押さないといけないのです。
よって、リバーサルで技を出すには最低でも隙間が1F必要という事になります。
無事に技を出すことができたら「REVERSAL」の文字が出ます。
(ここの話はフレーム検証動画2でもちょこっと触れていますね)
これは、ヤンの小足→蟷螂の隙間に割り込もうとしてみると判りやすいと思います。
コンボにならない連係なのに、割り込むことが出来ません。
これは、TDKの際も似たような事になっているのです。
通常は空中から地上に降り立った際、地上に接触した瞬間にボタンを押さないと技が出ません。
この時点で、スカしジャンプSAは着地に攻撃を重ねられたら不可能という事になります。
空中やられ復帰の場合も同様で、空中にいた時が先の画像で言うのけぞりみたいな物で、
リバーサルで技を出すには着地した瞬間にボタンを押さなければいけません。
よって、攻撃を重ねられたらリバーサルで技を出すことができないのです。
攻撃を重ねられなければ技は出ますし、REVERSALの文字もきちんと出ます。
追い討ちが出来ない(削減値が6以上)状態で着地をすると、着地したフレームに無敵が付きます。
そのフレームでボタンを押すことが出来れば、めでたくリバーサル成功、という事です。
これは、家庭用で動画を60fpsで撮影してスローで再生してみると判りやすいと思います。
起き上がりのリバーサルも、ボタンを押すフレームに無敵が付いているような感じですね。
その直前のフレームが完全無敵だった場合は無敵が付く、と覚えておくといいかも。
以上の事から、このTDKという現象は
『削減値が6以上の空中やられ状態で着地した場合、着地フレームに無敵が付く現象』
と言い換える事ができますね。