ざわめいてる世の中
ざわめいてる心に
投影されるものもまたざわめいている

静かな 平かな 揺るぎない心に
反映されるものは
光と影 善と悪 すべてが真実だ


運命を引き受けたとき
運命の輪は廻り 変わり始める
つまりそれは運命ではなかったということかもしれない
自分を縛るのは自分以外の何者でもないと思う。

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澄静の水
ちょうじょうのみず)     作詞・作曲 黒須俊一郎

悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくとも
You & Me

澄静の水辺に映る
この世界の影と光 
全ては 揺らぐことの無い

静かなる心に 
寄せる鼓動 宙(そら)に溶け
天と地の真中(まなか)に
響く  さだめの 律動

抗えぬ 宿命の歌
鮮やかに廻る 運命のメロディー
果てしなく廻る 君と僕の
デスティニー(運命)

悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくとも
You & Me

永遠の恵みの泉は
羽休める 鳥々の
命の渇き 潤し
濁ることの無い

迷い無き心は
静かに澄み渡る水辺
移り行く時代に
変わらぬ真実を
映している

今 鮮やかに開く
運命の花

悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくとも
You & Me

抗えぬ 宿命の歌
鮮やかに廻る 運命のメロディー
果てしなく廻る 君と僕の
デスティニー(運命)

静かなる心に
澄静の水辺よ
静かなる心に
You & Me

阿 吽
創作家・ミュージシャン・デザイナー 黒須俊一郎です。

Beyond Nine というボーカル&ギターデュオで♪ライブをします。
7月16日(土)Bar Fu-an 西武新宿線「小平」駅前。素敵なバーです http://www.fu-an.biz
7月30日(土)31日(日)西東京市 保谷こもれびホール「平和を祈る演劇祭」
くつろぎの空間。感じ考え癒される場。2つのライブ、全く異なるステージになります。
ぜひ観に来てくださいませ♪ 詳しくは下記をご覧ください。
ホームページ http://realize3.jimdo.com/
FBページ https://www.facebook.com/cro3eye/
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そこで 今日は、ライブにさきがけて
「いろはうた」という  オリジナル曲にまつわる話をします。

日本語の五十音は
あいうえお かきくけこ … と習いましたが
むかしは いろはにほへと … と習ったんですね。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん
 

となるわけです
見てのとおり この文字列は 
あいうえお かきくけこ … のような(母音と子音の関係性)
何かの法則で並んでいる訳ではなく

これは「和歌」なんですね。

いろはにほへと → 色は匂えど
ちりぬるを → 散りぬるを

今 咲き誇る美しい花も、いずれ必ず散ってゆく
かたちあるものは つねに変化をとげていて 永遠ではない

これはつまり「諸行無常」ということです。

この
「いろはにほへと~」の和歌は 
全編にわたり、涅槃経の教えを表してるというのです。
~静かに悟りの境地に至れば 儚い夢を見ずとも安らかな心でいられる~ 

さらに この歌の作られた背景がすごい 
★七五調の形式で
★すべての 仮名(かな)を一度も重複せずに使う
というお題のもとに作られたとか。

見事です、あっぱれです!
全ての仮名を~ というところが凄いです。これが転じて仮名習いの手本になったわけですね。

心かきたてられました

これを歌(MUSIC)にしよう! 
この素敵な和歌にメロディーをつけ
雅なギターアレンジを…
想像が創造を呼び 音と言葉の絡み合い のめりこんでいきました

最後の句の前に 涅槃経の4つ言葉を 合いの手のように入れ
元歌からの想像と自分なりの解釈で
2番の歌詞をつくり 楽曲として完成させました。
♪歌 ↓視聴できます
http://beyond-9.jimdo.com/beyond-nine%E3%81%AE%E6%9B%B2/
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いろはうた
   作詞 1番:作者不詳 2番:黒須俊一郎 作曲 黒須俊一郎

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて

    諸行無常(しょぎょうむじょう)
    是生滅法(ぜしょうめっぽう)
    生滅滅己(しょうめつめつい)
    寂滅為楽(じゃくめついらく)


浅き夢見じ 酔いもせず


夢ははかない まぼろしよ
永遠の眠りに つくときや
時に橋かけ 今昔の

    諸行無常(しょぎょうむじょう)
    是生滅法(ぜしょうめっぽう)
    生滅滅己(しょうめつめつい)
    寂滅為楽(じゃくめついらく)

さまよう魂 めぐり逢う

創作家・デザイナー・ミュージシャン 黒須俊一郎です。

私のイラスト・図画の個展「二面展」[国分寺カフェスロー]
おかげさまで大盛況ののち無事終了いたしました。
どうもありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

ギャラリー


さくら

▲特別出品 「桜」 [  切り絵(幹・枝) アクリル(花びら)]


オーストリア


小さな女の子から 海の向こうのお客様まで 
老若男女たくさんの方が来てくれました。

「二面展」を楽しみにしていてくれた方
カフェに来てふらりと立ち寄ってくれた方。

じっくり見る人  友と楽しく見る人。 それぞれ。
いつどこでどんな絵を見るか 何を食べるか

「一期一会」なんですね。

昨日と今日では 同じ絵でも感じ方は違う
雨の日に見る   晴れの日に見る
空腹のときに見る   満たされているときに見る

同じ絵・音・食… 
全く同じ感覚なんて 二度と味わえない。

見た目には変わらない
「あなたが見ているもの(絵)」は
偶然や必然の中で常に変化しているのだと思う。

「諸行無常」

刻一刻と変わりゆくのは咲いて散りゆく花だけにあらず

だからこそ
過去でもない 未来でもない
今この瞬間を
全身全霊で感じて生きる(楽しみも悲しみも怒りも)

夜が明け
明日は当たり前のようにやってくるけれど
そこには 常に 昨日とは違う自分がいる

昨夜は そんなことを思い
二面展の企画設営に
ほんとに多大なる力を貸してくれた素敵な仲間・家族と
食事をし 多いに語らいました。
 車だったので お酒が飲めなかったのが残念ですが ♪

改めて 感謝申し上げます。

黒須俊一郎