先週気になったネット上の記事やtwitter、tumblrのタイムラインTLからピックアップしていく「まなびば」。みなさんの仕事に生活になにか変化のキッカケになれば幸いです。
■元アップルジャパン社長である山元賢治さんへのインタビューから話しましょうか。
「これから組織の中心となる人材について」
Q:どんな就活本を選ぶべきでしょうかという質問に対して、山元さんは
「就活本というのは、売れなければ(もうけなければ)いけないから、学生さんを囲い込む必要があり、そのため、優しく、甘やかしているものもある。世の中、そんな甘いものではないから、厳しめのことが書いてあるものをと答えてました。
コピーのようなエントリーシートが多くて、採用担当者はうんざりだというのはどの学生さんも知っているけど、他に頼るものがないのでしょうね。下手に就活本があるからそれを金科玉条のように見てしまうのもしかたない一面があります。
ただ、就活問題はここ1,2年で言われているわけではないのに、毎年同じような質問がでてくるのは、それだけ模範解答があるものではないということなんです。
就活に王道なし。ただし、外したらいけないものは、社会人を始めるにあたっての心意気とマナー。それほど大げさの考えなくてもいいんです。普通に挨拶できて、周りの人に気遣いできる普通のこと。これが結構できてない学生さんを見ると、大丈夫かな?と思ってしまいます。普通のことを普通にこなせる社会人を圧倒的に欲しいのです。
では、その普通とは何か?
ここで、聞いてくるんですよね。
聞く前に、考えて欲しいし、周りを見てほしい。
採用担当者が欲しいのは、仕事にちゃんと取り組んで成果をあげてくれそうな学生。やらせてみるまで分かりませんから、学生さんの立ち振る舞い、言動などから推し量って、この学生なら大丈夫だと確信を持てたら、推薦理由を書いて上司に報告。だから、推薦できる要素が採用担当者に伝わらないと内定には届かない。自分らしくは大事だけど、自分よがりではダメ。評価とは他人が決めることですからね。就職するということは、自分の良さを感じ取ってもらうこと。伝えることなんです。
その第一歩は挨拶。
社会人としての挨拶、立ち振る舞い。
まずは、これから。
次ぎに
Q:就職して、自分自身が成長していく上で重要なのはどのようなことでしょうか という問いには、
「4割の頑固さと、6割の柔軟さでしょうか。スポーツでもそうですけど、体幹がしっかりしていないとすぐ潰れますよね。だから、仕事においても「体幹作り」は必要です。それが4割の頑固さになります。しかし、それと同じくらい必要なのが柔軟性です。頑固一徹では途中から成長しなくなるんですよ。変化が速いとついていけなくなりますから」
これは是非、覚えておいてほしい言葉ですね。
「4割の頑固さと6割の柔軟さ」
この4割は、仕事の量をこなすこととイコールだと思います。
私も新人の頃、もっと効率的にできないものかとあれこれ悩んだり、先輩にたてついたりしました。でも、数字の上がっている営業マンや成果の上がる広告をつくる制作マンを見てると、行動量が圧倒的に多いんですよ。だから、失敗することもありますが、その失敗さえもいつの間にか栄養にして大きくなっていってます。
その時に先輩から言われたことは、
成果=行動量 × 質
つまり、質を上げて行動量も多いと圧倒的な効果がでます。ただ、新人が先輩と同じクオリティーまでに追いつくまでには3年。向上心を失った先輩には3年あれば追いつく。だが、先輩も毎日頑張っているから、同じ頑張りではいつまでも追いつくことはできないし、大きな仕事もできない。
さあ、どうする?
効率とかいうのは、質の部分に入るでしょう。
だから、行動量が同じで成果を上げようとしたら、質を上げる。こう考えてしまうのはある意味、向上心かもしれません。でも、考えてみてください。
効率とは何か?
効率が上がるというのは、どういう対比から導き出せるのか?
比較検討できる材料がない状態で効率は机上の空論なんですよね。効率も成果を焦って上澄みだけで考えていたんですよね。そこから、成果をあげている先輩の真似を始めました。仕事も「形」から入るほうがやりやすい。
武道もスポーツもそうですよね。
まずは基本。何度も何度も基本動作を。金メダルを獲ったあともやはり基本動作を欠かしません。仕事はもっともゲーム時間が長いスポーツでもあるといえます。だから、新人の時は、言われたことを先ずやる。全力でこなす。その中から何かを感じる、何かが見えてきます。私もそうでした。
たとえば、名刺獲得キャンペーンというものがありました。
年、2回ほどあったでしょうか?
お客様にとってはいい迷惑ですよ。そう、それは間違いありません。
でも、それだけでしょうか。
お客様は営業マンが成長するほうが、同じ料金でよりよいサービスを受けることができます。営業マンを育てるのは、お客様でもあり、社内の人間であり、居酒屋に居合わせた人かもしれません。
さて、話を戻しましょう。
名刺獲得キャンペーンによる利点はなんでしょうか?
1. 営業マンが会社に飛び込むのを怖く思わなくなる。
2. 看板や入居しているビル、受付、机の並び、駐車場、そこの社員の受け答えなどから会社の社風や景気などを察することができるようになる。
3. どうすれば受付の方に嫌われないようにできるか。
ほかにもありますが、まずはこの3つが大きいでしょうか。
飛び込みで、契約をもらうことも少なくありません。
それなりの注意も必要ですが、面白いエピソードもありますが、その手の話は私のセミナーか勉強会でお話しましょう。
名刺獲得キャンペーンは目先の売上や見込み客の開発だけが目的ではなく、営業マンを鍛えることにも大きな意味があると分かったのは、ちょっと後の話。最初の内は、
毎日100,200枚集めるなんて、、、なんの意味があるんだ?
入れ替わり立ち替わり営業がいって、お客様の迷惑だ!(これは多分そう)
雨だと、それだけでもテンションが下がって、どんどんマイナスなことばかり考えていた日もありましたね。
この時に「迷ったら前へ」という言葉が身にしみて分かりましたね。
この扉の向こうには、人でが足りなくて困っている会社があるかもしれない。
求人会社の社会的な意味は何か?
1つでも多くの企業が生産活動をスムーズにいくための人的資本の支援であれば、困っている会社をほっとくのはいいのか?
確か、そういうようなことを言われて、そうか!と納得したこともありましたね。いろいろあるけど、新人にモチベーションを上げさせるにわかりやすかったのかもしれませんね。
頑固4割、柔軟6割。
この柔軟さがこれからの社会ではますます重要になってくるでしょう。
柔軟さを持ち続けるためにはどうしたらいいのかというと、一番いいのは、勉強するクセだと思います。勉強もいろいろありますよね。本もそう、セミナーもそう、趣味もそう、極端にいえば、毎日の暮らしの中にもたくさんの勉強・気づきがあるもの。それを感じ取る感受性と学ぼうという姿勢を持ち続けるためには、勉強するクセをつけること。それは本を読むのが1番かな。読んで得た見識を人と話あうことでもっと自分のものになります。
もう一つは、学校の外、会社の外との交流です。
違う環境の中に入るのは、とても大きな刺激がありますから、是非トライしてほしいですね。
Q:これからどういう人材が組織を引っ張っていくと思いますか?
「まずはスピードですね。学ぶスピード、人が何を感じているのか、その感じ取るスピード。勉強していても、ただ机に座っているんじゃいけませんよね。2番目は、先ほど話した柔軟さ。自分の間違いを発見したら、それを認めて修正する。そういう柔軟さが必要です。
さて、そのスピード感はどうしたら身につくかを宿題にしましょうか。
こうしたら、スピード感が出ますとかいうものがありましたら、メール、ファックス、お便りなどでFMさつま「まなびば」宛にお送りください。
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