東京・谷中で10月9日(火曜日)まで催されている、古代文字の書家

天遊さんと、率いるアーティスト集団、天遊組のイベントに誘って

いただきました。


天遊さんは、漢字の源、古代文字(甲骨文字)をモチーフに

体を使った、ダイナミックな書を書かれる方です。


ライブパフォーマンスの始まりは、暮れなずむ午後5時半。

本堂前のスペースで天遊組の皆さまのライブパフォーマンが

始まりました。


実は私、体を使ったいわゆるボディーペインティング系は、苦手です。


意気込みはわかるんだが、体温の差があって、今イチついていけない

気分になってしまう。


が、大きな白い紙に門下の方が、たっぷりと墨を吸わせた太い筆を

下ろすや、とてつもないことが始まるぞ、という予感がしました。


それから、ぐいぐいと筆を引っ張り、そして払い...。


繰り出されるように描かれる線が、やがて字になっていく。



そこには生きる決心とでもいうような、潔さがあり

「今、生きている私は、このようである」

というアファメーションがありました。



すごいな。


素晴らしいな。


人間て。


岡本太郎さんじゃないけど

ゲージツは爆発だ!



GORAのまんま-天遊組 5人の方々による、書のライブ

パフォーマンス。

  

「祈」を中心に「保」「恵」「魂」「音」という古代文字が

描かれています。


イベントのテーマは「ライン」


東日本大震災によって、さまざまな

人々が結ばれた御縁を象徴する

意味があるとか。


そして、イベントの収益の一部は、東日本

大震災の復興支援に寄付されます。






GORAのまんま-天遊さん


お師匠さんの天遊さんの作品も

素晴らしいものでした。


古代人たちが、自然や神と

人間の営みに感応して

作り上げた字を、精神でたどり

こみあげてくるDNAの声で

書きあげたという感じ。


それは、感情のほとばしりに

任せたものではなく一瞬一瞬の

決断の連続であって、それは

技術を超えた天与のものであり

個性でもあるのでしょう。


心惹かれたのは

漆喰で描かれたオブジェ。


(何と読むのか、聞き忘れました:恥)


あ~、エレガント......。


漆喰をこのように扱うのは、かなりむずかしいはず。

ぐずぐずしていれば、漆喰は乾いてしまうし

墨とは違って、重さがあるのですから。


おそらく天遊さんは、男前でありながら、芯は優雅な方。

まさしく天に遊ぶ、という趣の方に違いありません。




ゲージツの秋。

これからどんなアートに出会うのか、楽しみです。

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