2008-11-15 00:00:45

『仕事はストーリーで動かそう』 川上徹也

テーマ:営業・セールス・話し方
仕事はストーリーで動かそう/川上徹也
¥1,523
Amazon.co.jp


川上徹也
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 2008年11月12日

和書


満足度 ★★★★



ストーリーにはビジネスチャンスがある!


この本は
「セールス・営業の仕事に関わる人」
「ブランディングの手法を身につけたい人」
「実践できる、教える・伝えるテクニックを学びたい人」
におすすめします。




いきなりですが問題です。



『夢をかなえるゾウ』
『鏡の法則』
『ユダヤ人 大富豪の教え』
『金持ち父さん 貧乏父さん』
『ザ・ゴール』
『チーズはどこへ消えた?』



上記の本は、近年、ビジネス書・自己啓発書部門で大ヒットした作品です。

これらのベストセラーに共通するキーワードは何でしょうか?







[答え]

ストーリーを語っている



そう、ストーリー(物語)を語っている本というのは、
深く潜在意識に残り、忘れにくく、ファンが口コミで広めやすいのです!



ヒットソング、ブランド、CM・・・身の回りにある記憶に残るものは、物語を巧みに使っている商品が多いのです。




「あいつはちょっと違うな」と思われたいならストーリーを取り入れることをオススメします。
他の人とは確実に差がつけられます。
それは、営業力、交渉力、プレゼン力、コミュニケーション力など、色々な分野で可能です。(P.3)




なぜ、「ストーリー」なのか?


・興味が持てる
ストーリーだと「セールスされている」、「説教されている」感じがあまりしない。
聞く耳を持たないような教訓やセールスもストーリーなら伝わりやすい。(P.24)



・感情が動く
「論理(ロジック)」「データ」では感情はなかなか動かない。ストーリーには感情を動かす力がある。(P.20)



・記憶に残る
ストーリーは一度聞いたら残りやすい。脳は「点」よりも「流れ」の中で覚えた方が記憶に残る(P.48)



仕事でストーリーを使うメリット


・優れたストーリーの活用により、オンリーワン=差別化ができる。(P.49)


・ストーリーには感情が入り、人・商品・企業にファンがついて来る。(P.54)


・優れたストーリーによって口コミが発生し、商品・企業が伝説化する。(P.58)









ストーリーをうまく使っている普遍的な名著を2冊、紹介させていただきます。






森の中で木を倒そうと、一所懸命ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。


「何をしているんですか」とあなたは訊く。


すると、「見ればわかるだろう」と、無愛想な返事が返ってくる。「この木を倒そうとしているんだ」


「すごく疲れているようですが・・・・・・。いつからやってるんですか。」あなたは大声でたずねる。


「かれこれもう五時間だ。くたくたさ。大変な作業だよ」


「それじゃ、少し休んで、ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。そうすれば仕事がもっと早く片付くと思いますけど」とあなたはアドバイスする。


「刃を研いでいる暇なんてないさ。切るだけで精いっぱいだ」と強く言い返す。



『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー から   「刃を研ぐ」時間をとる習慣 はじまりの文






私たちはとりわけ、話し手の体験に基づいた話を聞きたいものです。


ラッセル・E・コンウェルは「山のようなダイヤモンド」と題する講演を6000回以上行い、何百万ドルという講演料を手にしています。

このすばらしい人気を誇る講演はどのように始まるのでしょう?



1870年に私たちはティグリス川を下りました。
バクダットでガイドを雇い、その案内でペルセポリス、ニネベ、バビロンへと旅を続けました・・・




こんな出だし「一つのちょっとした話」で彼の講演が始まります。

それが関心をとらえる秘密なのです。


こういう始め方をすればほとんど成功まちがいなし。まず失敗するおそれはありません。
ぐいぐい聞き手を引っ張っていきます。
聞き手はそれについて行きます。


何が起こるか知りたくてたまらないのですから。



『話し方入門』 D・カーネギー より





『7つの習慣』や『人を動かす』『道は開ける』のデール・カーネギー作品の中でも

ストーリーは何度も登場し、「わかりやすく」「難しい教訓を伝える」技術をくりかえし使っています。



人間は昔からストーリーが大好きなのです。(P.20)



「ストーリー」が持つ説得力やインパクト、「ストーリー」の作り方・実例を、わかりやすくまとめた一冊。


ものごとを「伝える技術」を身につけたい方に、おすすめします。





この本から学ぶ教訓
物語を使いこなそう!






著者


川上徹也(かわかみ・てつや)

ストーリープランナー。
湘南ストーリーブランディング主催。

フリーランスのコピーライターとして様々な企業の広告制作に関わる。

東京コピーライターズクラブ新人賞、
フジサンケイグループ広告大賞製作者賞、
広告電通賞、

ACC賞など受賞暦多数




夢をかなえるゾウ/水野敬也
¥1,680
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鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール/野口 嘉則
¥1,000
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ユダヤ人大富豪の教え/本田 健
¥1,470
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金持ち父さん貧乏父さん/ロバート キヨサキ
¥1,680
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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か/エリヤフ ゴールドラット
¥1,680
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チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン
¥880
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7つの習慣―成功には原則があった!/スティーブン・R. コヴィー
¥2,039
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話し方入門 新装版/D. カーネギー
¥1,575
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コメント

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1 ■無題

ちょうどこの本を読もうと思っていたところでした^^

ストーリーは講演するにも、文章を書くにも重要ですよね。

いつもありがとうございます!

2 ■そうですね!

納得です。

ストーリーがあると読みやすいし

頭に残ります。


「今日ユダヤ人の大富豪の教え2」を

読みましたが

やっぱり読みやすかったです。


いつもありがとうございます_(._.)_

3 ■ストーリー性のあるビジネス本の日本版が読みたい

こんにちは。「ゴール」や「金持ち父さん貧乏父さん」書店で読みました。(早読みなので・・・)ただ買うまでにいたらなかった理由は、ストーリーが若干日本に合ってないのが気になりますね。「夢をかなえるゾウ」はちょっと著者がお若いので、もっと経験バリバリの日本人著者の方が書いたストーリービジネス本読みたいです。しかも軽くないのですね。

4 ■納得です

最近本を読んでなかったんですが記事読んでたら読書したくなってきました♪
カーネギーって、アンドリュー・カーネギーって人とは別の人ですよね?
なんか昔その人の関係の本を読んだような気がして…

5 ■日記で引用させて頂きました

いろんな他の事例も含めてのご紹介ありがとうございます。参考になりました。

また、勉強させて頂きます。

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