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八朔の雪 みをつくし料理帖

2009-11-19 14:02:37
テーマ:たわごと
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)/高田 郁
¥580
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水害で二親を亡くした澪は大坂の料理屋「天満一兆庵」の女将・芳とともに江戸で暮らしていた

一兆庵がなくなり江戸へ出てきた澪は店主の嘉兵衛から若旦那の佐兵衛を探し

一兆庵の江戸店再開をたのまれていた

澪は体の悪い芳と二人食べていくため「つる屋」で腕をふるうが大坂と江戸の味の違いになやまされる

戸惑いながらも研鑽を重ねる澪の腕をねたみ名料理屋「登龍楼」がつる屋に妨害をしかけてくる


主人公の澪・元女将の芳そしてつる屋店主の種市はあまりにも悲しい過去をかかえている

そこに医師の源斎とつる屋の客小松様そしてあさひ太夫と人々がからんでくる

切ない話も多いのだが澪の負けん気の強さと天性の才能で周りを巻き込みながら幸せになっていく・・という連作小説になっている

先月同じシリーズの第二段が出たようなので続きも読んでみたい


この一冊では若旦那を見つけることは出来ず一兆庵江戸店の再開もまったくめどがたっていない

今後どうなっていくのか展開が楽しみ

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箱根の坂 下

2009-11-17 14:08:30
テーマ:たわごと
箱根の坂〈下〉 (講談社文庫)/司馬 遼太郎
¥730
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八十八歳という長寿を与えられた早雲は

六十歳を超えて箱根の坂を超え小田原へと攻め込む

私欲ではなく無理な租税をかすことなく領民を養うための国攻めだ

室町幕府が終演を迎えようとしていた頃

早雲は「領国制」という新たな方式で領土を安寧に導くことになる

まだ己の領土を広げるため他国に戦を挑むということが稀な時代

そんな世では相手に落ち度がなければ国を取るという発想さえ生まれない

が・・・早雲は民を養うため何の罪もない三浦氏をせめる


読んでいておどろくのは兵の少なさだ

数百という人数で一つの国をとってしまう

もちろん鉄砲が出回っていた時代ではないので

槍・刀などが主流であるにしても

およそ百年後信長・秀吉・家康の軍勢数万という人数を考えれば驚くべきことだと思う


北条早雲といえば「梟雄」と称されているので

もっと荒々しく残忍な性格かと思っていたが

本書では全くの逆だった

いつも穏やか・冷静・沈着で領民の事を想い

そのために他国を取る

後の斉藤道三や松永久秀とはかなり印象がことなる人だった


早雲が後北条家の祖となりえた要因はいくつかあるが

先ず長寿だったということだろう

この時代八十八歳という長命を与えられた人物は数すくないだろう

更に息子達が三人とも利発であった(だろう)ことだと考える

長寿であることは、また息子達へ教育する時間も多く与えられたことになる

父の姿を見て育ってきた息子達はその後早雲の教えを受け継ぎ

更に後北条家を大きなものに作り上げている

やはり大きな仕事をしてのけた人物というのは

立派な後継者が育てられるか否かでも歴史的評価は変わってくるのだろう



今日の青

2009-11-16 11:24:09
テーマ:ひとりごと

二種類同じ風景をとった


まずはこちら

ホワイトバランス曇天


コモレビ庵-どんてん


そしてこちら

ホワイトバランス晴天


コモレビ庵-せいてん


空の色全然違う・・・


さて どちらが好み?

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