クリニック卒業

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2度目の流産の後、ぼちぼちと治療を続けていた。
どんどんうまくいかなくなっている気がして、
精神的にだいぶまいってしまい、
治療を休んだこともあった。

そして、3度目の陽性反応。

これまでのいきさつから、すぐに喜べるわけもなく、
淡々と、淡々と、時間を積み重ねてきた。

今回の赤ちゃんは、何の問題もなく
週数どおりの成長をつづけ、
クリニックを卒業することができた。

正直、クリニックを卒業できる日が来ることが
まるで想像できていなかった。
看護師さんに「長かったね。おめでとう」と言われ、
ああ、長かったな。と思った。
治療は、長くなるほど、ものすごく、つらかった。
経済的にも、精神的にも。キャリア的にも。

本気でもうやめようと思ったこともあるけど、
喜怒哀楽をできるだけ排除して、
できるだけ鈍い自分になって何とか続けてきた。
ブログからも遠ざかって。
あきらめないって大変だけど
私にとっては大事なことだった。

これからの道のりも長いけれど、
やっと授かった命を大切に育てていきたい。



1年くらいで何とかなるだろうと思って始めた不妊治療。
3年以上かかり、私もすでに35前後ではなくなった。
比較的時間がかかっている人が
どのくらいの割合でいるのかわからないけれど、
こんなにつらい思いをしている人がいることを
もっと世の中に正しく知ってもらいたいと思う。
そして誤解なく受け入れられ、
休暇や保険対応などの社会的なサポートが充実しますように。

すべての赤ちゃんを待っている人の願いが叶いますように。
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2度目の流産

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その後、日にちをおいて確認するも
心拍はなし。成長もなし。

子宮内胎児死亡。

こころのどこかで覚悟していたような。
でもそれでも育ってくれるんじゃないかと思っていたような。

2度目の流産。
それが現実。

流産は2度目でもやっぱりしんどかった。
病院で宣告を受けたあと、
そのまま会社に行けなくて入った店で涙が止まらなくなって
近くで働いている友だちが来てくれた。

あせらなくていい。

そう言われて、あぁ、あせっていたなと思った。
友だちの言葉には、やさしい力があった。

夫は少し長い出張中で、
ホテルのお風呂で声を上げて泣いたらしい。

子宮内除去術の前日、
家族「3人」で、最後のお風呂に入った。
夫が子どもの身体を洗っている様子が思い浮かんで、
涙が止まらなかった。

二度と受けたくないと思っていた流産の手術。
子宮口を広げる前処置は、信じられないほど痛かった。
身体の中に器具を突っ込まれるのはもういやだと思った。

これからの治療をどうするか。

もう、採卵するのはいやだ。
3回目の採卵があまりにもつらかったし、
すでに3回も卵巣に大きな負担をかけている。

自然周期ならどうなのか。
それなら辛うじてやってみてもいい気がするけれど、
先生はなんて言うだろう。
私に不向きなら、むりやりやっても仕方がない。

2度妊娠しているのだから、
あなたは妊娠できると先生は言う。
たまたま染色体異常が続けて起こっただけだろうと。

まだ考えはまとまらない。
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心拍がなくなる

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8週の診察。
先週だいぶほっとしたのもあって
落ち着いて診察を受けた。

相変わらず大きい卵黄嚢。
その隣に負けないくらい大きくなった胎児がいた。
頭のかたちがはっきりわかる。
腕みたいなものも見える。
人間のかたちになってる。

でも、心拍が見えなくなっていた。

涙は出さなかった。
先生との面談のときも。
流産の手術の流れを説明されて
涙があふれそうになったけど、
しっかりしなきゃと思ってこらえた。

前回の診察から3、4日は生きていて
大きくなっていたけれど、
その後胎児は死んでしまったらしい。

何にも気づかなかった。

心配だったけど、また心拍を見せてくれると思っていた。



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