今回のミニカー改造は、トミカのトヨタ クラウン・コンフォート タクシーをタイヤ交換してローダウン、ボディをつや消し仕様にしました。
事の始まりはインスタグラムで繋がっている@heroin_666さんのカスタムしたクラウンタクシーに触発されてカスタムすることに。
実のところ以前からクラウンタクシーのカスタムは考えていたものの、シャーシもダイキャストだし、何より後部ドア開閉ギミックがあることでローダウンするにはかなり手間が掛かりそうで二の足を踏んでいました。
しかし、TIME ATTAXIを仕上げたあとの@heroin_666さんの着地したクラウンタクシーを見たことでカスタムする踏ん切りがつきました。感謝!(・∀・)b
トミカ トヨタ クラウン・コンフォート タクシー
息子用に買ったクラウン・コンフォートタクシーですが、最近は箱に入れてたまま放置状態。
働く車系は、過去にクラウンパトカーやハイエース救急車をカスタムしたこともあるので、カスタムベースとしては申し分ないのですが、後部ドア開閉ギミックのせいでシャコタンにするのが大変そうです。ふつうはシャコタンにしないって...?(・∀・)
トミカ 改造
分解作業
まずは分解していきます。
いつものように3mmのドリルで本体裏側の「かしめ」2箇所を削っていきます。
分解してもボディから内装パーツが取り外す事ができません。(?_?)
よく見ると後部ドアの軸部分が内装パーツに取り付けられているので、後部ドアをこじるように取り外しす。
分解すると、ボディ・シャーシ・内装(後部ドア付き)・ウインドウパーツで構成されています。
ギミックは後部ドア開閉とサスペンションです。
ボディ加工
車高を落とす上で一番のネックが左側のタイヤハウス。
なので思い切ってカットしました。
ドアを開くとタイヤが丸見えになるのですが、TIME ATTAXIの時はプラバンでタイヤハウスを作ったのですが、今回は後部ドアは開閉するのでそのままにしました。
さらに車高調せするためフロントフェンダー裏の凸部とリアフェンダーをヤスリで削りました。
やはり電動工具がないと作業効率が悪いですね。^^;
シャーシ加工
シャーシは限界まで車高を落とすため裏側をフラットになるまで平ヤスリで削りました。
タイヤ交換
今回使用するタイヤは、ホットウィールの5本スポークタイプの5SP。
タイヤの接地麺をカッターで斜めにカットしネガティブキャンバーをつけ、さらにスポークの色をドアのタンポ印刷の色に合わせてゴールドに塗り直しました。
ボディを被せてタイヤの取り付け位置を確認し、木工用ボンドで車軸を接着します。
フロントスポイラー製作
2mm角のプラ棒を2つ接着し、少し手で曲げてフロントスポイラーを作っていきます。
フロントスポイラーバンパー下部に取り付けて形を整えてから赤色に塗りました。
内装パーツ
内装パーツはシートを赤色に塗りました。
今回は後部ドアの開閉ギミックはそのままですので、ロールケージは取り付けず、あくまでシャコタンタクシーとして仕上げます。
ウインドウステッカー
TIME ATTAXIの時はマスキング無しで塗装して上手くいかなかったので、今回はマスキングしてウインドウステッカーを作っていきます。
下地はゴールドで自作デカールを貼りました。
ゴールドは少し薄いですがスプレー塗装ではなく筆塗りなので、ひと塗りしてはみ出さないようにしました。
はみ出しましたけどね。^^;
マフラー製作
マフラーは真鍮パイプを2つ折りにしてデュアルタイプにしました。
ボディつや消し加工
ボディはリペイントせず、つや消しトップコートを吹いてマットブラックに仕上げました。
チョイ悪タクシーになりました。
フロントグリル
メッキパーツのライト・グリルパーツのグリル部分を黒で塗り、つや消しトップコート仕上げに。
組立作業
パーツ一覧
一通り作業が終了したので、パーツを並べてみました。
追加したパーツはフロントスポイラーとマフラーぐらいで、部品構成は殆ど変わりません。
組立作業
ボディを被せてほぼ完成。
行灯がないとハイヤーっぽくなります。
フロントスポイラー取り付け
フロントスポイラーを接着しました。
アクセントカラーとして赤色をチョイス。
マフラー取り付け
マフラーは寸足らずだったのでプラパイプで延長しました。
接着後つや消し黒で目立たなくしました。
Tomica Custom TOYOTA CROWN CONFORT TAXI
クリアランスゼロのシャコタン!
しかしタイヤはかなりのキャンバー角に..
しかもツライチにできず...あまり自分の好みではないですが、私のスキルではこれが限界。(T_T)
カスタムする前から大変とは聞いていましたが、やはり難しかったです。
しかも行灯が前後逆に取り付けたので、少し浮いているし...
リアからのアングル。
ボディのタイヤハウスをカットした際、ドアストッパー部分も一緒に削ったので、後部ドアのチリが合っていません。
それにしてもツラウチ・鬼キャンが気に入らない...
後部ドアオープン
クラウンタクシーのドア開閉ギミックは後部席の左側。
開くとタイヤハウスがないためタイヤがむき出しになりますが、さほど違和感なく見えます...というか見てください。^^;
TIME ATTAXIのようにドアを取り払いスパルタンにしようと思いましたが、トミカらしく開閉ギミックを残しました。^_^
CROWN CONFORT TAXI & TIME ATTAXI
今回、このクラウンタクシーをカスタムするには欠かせないのがホットウィールのTIME ATTAXI。
ベースがこのクラウンタクシーという真偽はともかく、横からのシルエット、とくにCピラーはまさに瓜二つですね。
とはいえ、クルマの仕上げ方は違うので2台を見比べて楽しんでもらえたら幸いです。^^
前々回のTIME ATTAXIを仕上げた後、別バージョンを作るつもりでしたがクラウンタクシーを作ることになり、思いっきってチャレンジしてみましたが正直大変でした。^^;
やはりタイヤ周りのクリアランス確保は車種によってラクなものもあれば大変なものもあるということですね。^_^
雑感
この記事を書いている時にふと思い出したのですが、今から4年前の2,012年8月26日は私が初めてトミカの改造にチャレンジした記事を投稿した日でした。
まだこのブログを立ち上げる前のWeb初心者奮闘記ブログの中でしたが、夏休みで帰省した際に子供の頃に持っていたトミカを発掘し、リサイクルショップで買った中古品のZ33を恐る恐る分解してタイヤ交換しました。^^;
WEB初心者奮闘記「ここまでできました!」:トミカ 改造 ローダウン(車高短)&ホイール交換にチャレンジしました。
当時はミニカーを改造することに衝撃を受け、こんな世界があるんだと感動し、自分にできるかどうか不安になりながらタイヤ交換したことを今でも覚えています。
その時はどうやって分解するの?車高を落とすにはどうすればいいの?と、わからないことだらけ。
だからこそ改造してみたいけど一歩踏み出せずにいる人たちの手助けになればと始めたのがこの314Factoryです。
今でも「トミカ 改造 「かしめ」の外し方 」の記事はコンスタントにアクセス頂いており、ミニカー改造をしたいと思っている人たちのお役にたっているのかな〜と思っています。
ということでだんだん話がクラウンタクシーからそれてきたのでまとめると、ミニカー改造は上手くいかない時もあるけども楽しくやったもん勝ちってことで!(・∀・)b
これからもミニカー改造工房314Factoryをどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
以上、トヨタ クラウン・コンフォート タクシーのタイヤ交換&つや消し仕様でした。