福猫舎のブログ

2011年3月11日。東日本大震災、東京電力福島第一原発の爆発事故による避難で、人のいない町に取り残された犬や猫などの被災どうぶつのハウス型シェルター「福猫舎」の日々の徒然を綴ります。


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なかなかブログを更新出来ず、本当に心苦しい日が続いていますが、パルボウイルスとの戦いの日々は、ひとまず終息とさせて頂きますことを、ここにご報告させて頂きます。

このウィルスは、どこにでも潜むウィルスですし、生存能力の高いウィルスでもあります。

ですので終息=消滅と言うことではありません。

今現在シェルターにいる子たちのことは何とか守り抜くことが出来ましたが、パルボウイルスによって喪った子たちのためにも、これから保護をしていく子たちのためにも、今まで以上に繊細な注意を払いながらやって行きたいと思っております。

ですが、ともかくこの二ヶ月に及ぶ戦いの日々は、一旦終息を宣言させて頂くことに致します。

たくさんのご支援を、お見守りを、応援を、本当にありがとうございました!


まるこのところで頑張っていたちびーず2匹は、まるこがブログを更新してくれていますが、天くんも晴ちゃんも、晴れて新しい家族の元へと巣立って行きました。

まだまだやんちゃ盛りな、頑張って生き延びてくれた仔たち。

お空に行った兄妹たちの分も、たくさん愛してもらって、ずっとずっと幸せに暮らしてくれることを願っています。



あぶくまシェルターでパルボウイルスに感染した可能性のあった彦左くん。

保護してからまだ日も浅く、痩せた身体で、ハゲハゲの身体で、完全に食欲が失われ、一時は背骨もゴツゴツと触れる程になっていましたが、今は良くもまぁ…というぐらい食べるわ食べるわ、出すわ出すわw、で、すっかりふっくらしてきてくれています。

photo:01



体重もしっかり乗ってきて、抱き上げるとずしっと重みを感じて、嬉しいんだけどもうそろそろ止まっていいよw、という感じになっていますw

隔離部屋から移動して、ようやく保護部屋デビューしました。

他猫が苦手なので、少し時間をかけながらにはなりますが、早くフリーになってもらって、新しいおうち探しもしていかなきゃね。

ベッタベタの甘えっこ。
乗り越えてくれてありがとう。


こうしてようやく嬉しいご報告が出来ることを喜びたいとは思いますが、そんな中でもいくつかの別れがありました。


パルボウイルスが終息に向かい始めた頃から、あぶくまシェルターで過ごすキャリアっこたちの調子がどんどん崩れ、なんとかみんな復活してもらう為に今も毎日ケアを続けている状況です。


前回のブログでご報告したように、輸血をしてから少しずつ調子が上向きになってくれて、期待と不安がごっちゃになりつつも、とにかく甘えてくる蘭丸くんを出来るだけ甘やかしてあげる時間を作り、だけど他のキャリアっこも、同じく輸血をした泰樹くんや、血小板が下がりすぎて貧血もあるのに自分の血液が凝集してしまってて輸血出来ない状況の一星くん、血液検査では異常が無いのに食べてくれない奏くんたちのケアも治療もし続けて。

photo:03



覗き窓から見ると誰かと必ずくっついて寝てる蘭丸くんを見て安堵して。

だけど数日後、少ない量ではあるけれど吐血してしまい、そこから一気にまた調子が落ちはじめてしまいました…。

輸血の頻度の問題や、蘭丸くんの血液の状態などをマメに通院しながらケアしていましたが、坂を転がり落ちるように日々下がっていく蘭丸くんを見つめ、あとは静かに過ごしてもらおうと決めて。

スイスのIさんが、蘭丸くんに何か送りたいと言って下さり、お願いをした大きなマカロンベッドの中で数日気持ち良さそうに身体を伸ばしてふみふみして。

photo:02



割ける時間は全部割いて、少しでもたくさん側にいて。

もう残された時間は無いんだな、と感じた日の翌朝、とても静かにあたしの膝の上でお空へ走っていきました。

photo:05



蘭丸くんは、被災猫ではありません。

仙台のボランティアさんから引き受けた、ある日突然その方の餌場に現れた猫さんだったそうです。

マメKさんからのご紹介で話をもらい、白血病キャリアだったことでお引き受けした子でした。

そのボランティアさんが新幹線で連れてきてくれた蘭丸くんは、とても寂しい目をした子でした。

photo:04



だけど、うちで風雅くんに甘え、みんにゃさんに甘え、あたしに甘え、どんどん表情が変わっていき、

photo:06



キャリアっこも部屋に入ると、どこに居ても走ってきてあたしに飛びついて。

ちっぽけなシェルターのお部屋の中ではあるけれど、ちょびっとだけでものんびり楽しくいつも笑って過ごしてもらえていたかな…と思います。

このブログをご覧頂いている方たちに、可愛い蘭丸くんの、勿論他の子たちもですが、可愛い可愛い顔を、姿を、見てもらえて、知ってもらえて、良かったと思うんです。

悲しいけど、寂しいけど、苦しいけど、大好きだった気持ちは、絶対に消えることは無いから。


だからまだまだ涙は枯れてくれないけれど、今までに見送った子たちのことも、今も頑張ってくれている子たちのことも、そして幸せ探してあげなきゃならない子たちのことも、まだ頑張って生き延びてくれてる子たちのことも、あたしに出来る精一杯を続けていけるように頑張ります。



そして、もう一つのお別れ。

飯舘村から自宅の除染の期間だけお預かりしていたシロ。

除染が終わったとおとーさんから連絡があり、10月5日に飯舘村のおうちに帰宅しました。

photo:07



車に乗せた時には不安な顔でキュンキュン鳴いていましたが、おうちに着いて、おとーさんやおかーさんに会ったらば、ぴょんぴょん跳ねてブンブン尻尾を振って喜んで。

自分の小屋の周りをタッタカ走り、可愛い笑顔で居てくれました。

この、パルボウイルスとの戦いの日々を乗り越えて行く中で、シロに支えてもらった部分は大きくて。

家に篭り、内に篭り、抜け出せない暗闇に入らずに済んだのは、シロとのお散歩タイムやハグハグタイムがあったからでした。

photo:08




いつでも笑顔で迎えてくれたシロ。
大好きなシロ。

誰もいない犬小屋を見ると、胸がギュッと痛むけど、飯舘に行けばまたシロの笑顔が見られるから。

だからずうっと元気でいてね。

ホントにホントにありがとう。


そしてそのシロの搬送でデビューを果たした新しいレスキュー車のレインボー号。

photo:09



みっくす★ジュースのマメKさんがやられているRAINBOW PROJECTのレスキュー車支援のチャリティで、中古ではありますがとても走行距離の短い、状態の良い車を購入させて頂くことが出来ました!

photo:10



軽車輌ですがターボ付きの4WD。
ナビもETCも着いてます♪

前の車は、登り坂だと40kmがやっとだったけど、めちゃくちゃ快適な乗り心地♪

もう、いつ止まるのかと心配しながらレスキューに向かうことは無くなりました…。

圏内レスキューも、今月下旬か来月からは再開したいと思っているので、バンバン活躍して貰います。

マメKさんやポストカードの発送を一手に引き受けてくれた六花さん。
グッズの製作を手伝って下さった皆さん。
そしてグッズの購入やご寄付で応援して下さったたくさんの方々に、心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!
大切に酷使させて頂きます!!


この辛く苦しかった二ヶ月ちょっとの間、何度も何度も心も膝も折れそうになりました。

何度も何度ももう辞めたいと思いました。

だけど目の前にはみんにゃさん達がいて、顔は知らなくても、あたしたちを見守り、応援して下さっている方たちがいる。

本当にたくさんの方に支えて頂きました。

感謝の言葉しか返せるものは無いけれど、それでもあたしたちに出来ることをしっかりと続けていくために、頑張り続けて行きますね。


まだ容態が安定しない子たちがいたり、全て廃棄した布モノなどの再設置をしていたり、昨夜の台風対策をしていたり、で相変わらず時間が足りずに四苦八苦していますが、このパルボウイルスに関する収支も、シェルター開設からの収支も、そしてみんにゃさんの幸せなおうちを探していくための準備も、遅いペースではありますが、コツコツ進めておりますので、一気にドカン!と出来ずに申し訳ありませんが、出来るだけ早く諸々報告出来るように頑張ります。

明日以降のブログは通常更新に戻らせて頂き、なるべくマメに更新出来るようにしたいと思います。


本当に、本当に、たくさんの応援を、ありがとうございました!!


どうか引き続き見守って下さいますよう、心よりお願い申し上げます。



たくさんの感謝を心に込めて。



明日も頑張ろう。







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