福猫舎のブログ

2011年3月11日。東日本大震災、東京電力福島第一原発の爆発事故による避難で、人のいない町に取り残された犬や猫などの被災どうぶつのハウス型シェルター「福猫舎」の日々の徒然を綴ります。


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※8月16日夜追記

あぶくまシェルターのキャリアっこ、泰生くんに、簡易キット検査にてパルボウイルスの陽性反応が出ました。

両シェルター共に厳戒体制で臨みますので、メールなどのお問い合わせ、送付連絡へのお返事は当面の間完全に対応出来なくなりますこと、ご容赦ください。

また、消毒薬に関しては今日の段階で当分の間使用出来る量の送付連絡を頂いておりますので、募集を停止させて頂きます。本当にありがとうございます。

明日以降、ワクチンを接種していないキャリアっこ達も一斉に治療に入りますのめ、どれだけかかるか全く想像出来ませんので、医療費でのご支援をどうぞ宜しくお願い致します。







先にまるこのブログにアップされていますが、先日飯舘村から保護した仔猫10匹のうち1匹に、今日(8月15日)パルボウイルスの陽性反応が出ました。

保護したのは7月26日に2匹。
27日に8匹。
お家の方から仔猫たちを受け取り、病院に行きウィルス検査や検便などをする際にキャリーから仔猫を持ち上げる度、あまりの軽さに驚きました…。

歯の状態を見るともう少しなければならないであろう体重は、軽い仔は300g程しかなく、皆、背骨が浮き出すほど痩せていました。

4匹と聞いていたのに10匹になった仔猫の受け入れ、そしてあたしのシェルターでは受け入れられない状況…ひとまずまるこに受け入れてもらったものの、福猫舎は団体とは言え、あたしとまるこの実質2人しかいない状況の中、すぐにマメKさんが見兼ねて手を上げてくれたので、7月30日に半分の5匹は東京に移動しました。

移動当初から病院通いが続き、まるこもマメKさんも仔猫たちになんとか復活してもらうために必死に頑張ってくれていましたが、仔猫たちの容態は落ち着かず、パルボウイルスも勿論疑ってはみたものの、病院で話しても、検査をしてみても、パルボウイルス特有の症状が出る訳ではなく、ただひたすらに毎日病院に走りながらケアをしてもらって。


その最中の8月2日、hibiさんに頼まれ受け入れた、別なエリアで仔猫2匹が保護され、その仔たちはうちのシェルターで2時間ほど、その後まるこのシェルターで24時間ほど過ごした後、翌8月3日に丸投げでお願いをした預かりさんに移動しました。


その後、東京のマメKさん宅に移動した仔猫たちの1匹が亡くなり、他の子の容態も落ち着かないため、体力があるうちに、とまるこのところへ仔猫たちに戻ってもらい、そこからまるこは必死に、本当に必死になってケアをし続けてくれました。

だけど仔猫たちは1匹、また1匹と、元気だった筈の仔もお空に向かって走っていき、今回は何も手出しが出来ないモヤモヤを抱えたあたしは、毎日まるこに謝ることしか出来なくて。

まるこは、これ以上死なせたくない!と不眠不休で頑張ってくれていました。


そして8月10日に、2匹の預かりをしてくださった方から、2匹のうち1匹に簡易キットの検査でパルボウイルスの陽性反応が出た…と連絡が入り、膝が砕けそうになる感覚のまま、先方に詫びながら泣きながら電話を入れ、即時まるこのところに行き、まるこの仔猫たちも、簡易検査ではなくPCR検査を、診察時間の過ぎた病院へ無理をお願いをして採便をしてもらい外注検査へと出してもらって。

けれど、少し落ち着いて考えてみると、預かりさんに移動した2匹の仔猫は、移動当日にワクチンの接種をしていた筈…と思い出し、キット検査であれば、ワクチン接種後1週間ほどであればワクチンの影響による陽性反応の可能性がある!と少しだけ心が勇気づけられて、だけどやることは全部やろう!と、まるこもあたしも預かりさんも、ひたすら布類は処分して、消毒、消毒、消毒…。


一番大変なのは間違いもなくまるこなのだけど、今はお互いのシェルターには立ち入る訳にはいかないから、電話やLINEで励ましあったり、少しどうでもいいコトを話したりしながら、とにかく必死に毎日毎日消毒をして過ごしていました。

元からやっている食器類の消毒や、ケージや床の掃除の時にやっている消毒に加え、やるコトは増えるばかり…。

それでも検査結果が出るまでは、絶対に手を抜かず、消毒をし続けなければならないから、と、祈る思いで検査結果を待っていたけれど、今日、出てきた結果は、まるこの元に残った仔猫のうち、元気になってきている仔猫1匹からの陽性反応、という結果でした。

結果が出たらすぐに教えてほしいと伝えてあったお盆で休みの病院から結果が届いた後、即まるこに連絡を入れて疲れに加え悲しみでズシッと身体が重くなり…。


朝一番にhibiさんに、その後2匹の仔猫の預かりさん、そして保護した付近に出入りしているのがハッキリと分かっている飯舘村の給餌ボランティアの人たちや、ぼんぼんメンバー、更に飯舘からの別の仔猫を受け入れてもらった預かりさんなど、昼過ぎまでは延々電話をし続けて。


現段階で、うちも、まるこのところでも、シェルターで過ごす他の保護っこたちへの感染は確認出来ていませんが、この後も気を抜かず、手を抜かず、ただ消毒をしっかりやって、管理をきっちりとやって。

あたし個人としては、まるこに合わせる顔もありませんが、それでもお互いシェルターを守るために精一杯のことをやるしかないから。


10匹の仔猫たちは、急いでお空に向かってしまい、今は2匹が生き残ってくれています。

外注検査に出した時点では生きていた、その後に亡くなった子たちはみな陰性で…考えても考えても意味が分かりません。


誰のせいでもないこの憎きウィルス。

今、あたしたちに出来ることは、とにかく残った子たちを守ること、そしてシェルターで暮らす子たちを守ること。

それだけです。


そのために、今までよりも更に丁寧にケアをして、頑張っていかなくては。





【飯舘村の給餌ボランティアさんにお願い】


今回パルボウイルスの陽性反応が出た仔猫が居たおうちは皆さんの給餌ポイントではありませんので、そのおうちに行ったことがあるのは、hibiさん、ななパパさんチーム、ちーむぼんぼんのメンバー、そしてあたし。

あたしが知り得る限りその顔ぶれしかそのおうちを知らないと思います。

また、仔猫たちの親猫は、お外で暮らす猫さんではなく、大きめのハウスの中で過ごす猫さんたちです。

でも、お家の方は普通に出入りしている訳ですし、どういう形でパルボウイルスが移動しているか分かりません。


今まで飯舘村でのパルボウイルス発生は、あたしは聞いたコトがありませんでしたが、今回明確に検査結果として出てしまったため、自衛をしっかりとやって頂けますよう、お願いをさせて頂きます。


パルボウイルスは本当に感染力の強いウィルスです。

ボランティアさんたちは、おうちで猫と暮らす方が多いと思いますので、飯舘村の猫たちを守るためにも、ご自分の飼い猫さんを守るためにも、そのウィルスの性質も調べ、知り、また給餌の際には以下のような物をご用意くださることを、切に願います。


【消毒薬の一例】

アンテックビルコンS
http://item.rakuten.co.jp/kenkoubin/10002596/

バイオウィルクリア
http://item.rakuten.co.jp/finepet/10001520-1/


※ウィルスは、車のタイヤにも付着し移動します。
給餌が終わられたら、地面がコンクリートの場所でタイヤがびしょびしょになる位、消毒薬を吹きかけてからお帰りになることをお勧めします。


【防護用品】

※靴について

給餌場所ごとに車に乗る前、降りる前には必ず靴底に消毒薬を吹きかけてから動かれるのが良いと思います。

ブーツカバーを使用する場合、棄てる際にも、必ず消毒薬を吹きかけてからゴミ袋に入れてください。


※手袋の使用

手袋をしていると動きにくいという場合は、給餌前、給餌後共に消毒薬を手に吹きかけてから活動されることをお勧めします。


※衣類について

布製の衣類では無く、ビニール製品の着用をお勧めします。

車に乗る前には、上記同様、消毒薬を吹きかけてから乗られることをお勧めします。

脱衣した際は、袋に入れ、消毒薬を吹きかけておくことをお勧めします。



どれほどやっても、土中に潜むこのウィルスを完全にブロックすることは難しいとは思います。

実際、上記の方法が、どれほどの効果があるのか、あたしには分かりません。

けれど飯舘村に暮らす猫、そしてボランティアさん自身の飼い猫さんたちなど、1匹でもそのウィルスに感染しないよう、上記提案をさせて頂きました。


シェルターを運営しているあたしたちは、今まで以上に繊細な注意をしながら、日々の清掃消毒をしながら、そして保護する子に対し更なる検査を重ねながら、動いていくしか出来ません。


シェルターにいる子たちを必死に守りながら、それでも歩みを止める訳にはいかないから、とにかく出来る精一杯の注意と管理をしながら、まず今を乗り越えたいと思います。



そして、いつもたくさんの応援を頂いている中で、またお願いをしなくてはなりません…。

現在一気に使用量の増えた消毒薬、そしてほとんどのモノを廃棄した猫ベッドや敷物類…。

消毒薬は下記に記載しますが、布類などについてはお品物を探してご支援をお願いするコトが、今回は出来ません。

日々の作業に加え、消毒や、更にまるこは現在も感染している仔猫のお世話を不眠不休で倒れそうと言いながらも頑張ってくれています。

あたしも普段のお世話などで、いつも時間が足りない中、今以上に物資を探したり仕分け作業に割ける時間がありません…。

いつも応援頂いているのに重ねてのお願いで本当に恐縮ですが、時間を見つけてまとめて購入させて頂きたいので、猫ベッド一つ分でも結構ですので、恐れ入りますがご支援金でのご助力をお願い出来ないでしょうか。


消毒薬のご支援は、必要量がご支援頂けましたので、削除させて頂きました。ありがとうございます。


ご支援金でご協力頂ける方は、以下にお願い申し上げます。

記号 18250 番号 24311851
一般社団法人311福島被災動物救援隊

◇他の金融機関からは
ゆうちょ銀行 828支店 普通預金 2431185
一般社団法人311福島被災動物救援隊

◆東邦銀行 郡山北支店
普通預金 610649
一般社団法人311福島被災動物救援隊


どうか助けて頂けますよう、心よりお願い申し上げます。


そして、もう、ちいさないのちが喪われることの無いように、どうぞ一緒に祈っていてください…。


あたしたちに出来るコトは、とにかく精一杯頑張っています。いきます。


まだもう少し通常ブログの更新は滞ってしまうかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。



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