トランプの無茶苦茶な言動と行動を追うと「キリがないので」とか「ムカつくだけから」ニュースを見るのを止めた、と言い出す人達も出てきた反面、トランプは実は駄目かもしれないと実感する人達も増えている今日このごろ。

 

英語のニュースをあれこれ拾って全体像を把握するのに一苦労する。それをまた日本語でアメリカ的背景を加えて説明するのも大変な労力を必要とするし、愚痴にしか聞こえないのも嫌なので、私はニュースは見るけどトランプねたのブログは書かないようになった。

けど、日本に住む友達とメールしていて、たわいない一言から詳細を突っ込んで書き出す破目になったりもする。


今回アメリカメディアが湧いているのは:

  1. 三権分立を無視したトランプが元FBI長官コミー氏にロシア疑惑の調査打ち切りを迫ったのはobstruction of justice
  2. その後トランプの依頼を無視したコミー氏をトランプが解雇処分した
  3. コミー氏に対して「我々の会話を録音したテープがないことを祈るべき」と脅迫めいたツイートしたトランプ
  4. そんなことがニュースになっている最中に、トランプがロシアのラブロフ外相とキスリャク駐米大使をアメリカの報道陣には内緒でホワイトハウスに招いたのが、その会合をニュースにしたロシアの報道陣のお陰で公にバレた
  5. ホワイトハウスのオーバルオフィスにロシア重鎮が入ったのは初めてとされるその会合で、イスラエルから頂いた機密情報をトランプがあっさりとロシアに話した

機密情報は大統領によって公に話された瞬間に「機密情報」ではなくなる性質を持っていると規約され、話すこと自体は罪ではないものの、なんの考えもなくイスラエルの信頼を裏切ってまでイスラエルと敵対関係にあるイランと親しいロシアに話すとは、トランプのロシア癒着疑惑はますます濃厚になった。

 

トランプは以前にもレストランでも大きな声で機密情報を軽々しく話して批判されたけれど、今回は今後同盟国からシェアされた機密情報が絶たれることを杞憂する声もある。しかし、トランプはロシア重鎮にお喋りすぎたことには他意がなく、「機密」をシェアするつもりではなかったと言って片付けようとしている。

 



トランプは自ら大統領の席を辞退するような玉ではないだろう。

アメリカ憲法には“The President, Vice President, and all civil Officers of the United States shall be removed from Office on Impeachment for, and conviction of, Treason, Bribery, or other High Crimes and Misdemeanors.”

大統領、副大統領、および米国のすべての市民役員は、反逆、贈収賄、または他の高犯罪および詐欺のために、弾劾され職務から取り除かれ有罪となる。って項目があるので、トランプの行為をこれらの罪として国会から告訴され、罪が認められれば、トランプを罷免できるかもしれない。

 

現在のところobstruction of justiceでimpeachできるかも、が希望。前例のNixsonの時には裁判に一年掛かって合計18ヶ月を費やしてホワイトハウスから出ていって頂いたらしい。

 

また、弾劾プロセスを勧めるべき米国議会はトランプを担いできた共和党に大多数を占められている現在、トランプ政権になって100数日間に富豪層に良いように法案改革が進んでいる状況のなか、彼らがトランプを切る決断を下すだろうか。

 

同時に次なるFBI長官候補を並べるのも、コミー氏解雇に参加したトランプの傘下にいる輩であり、そんな人達に選ばれた次なるFBI長官が調査を続けてトランプを叩くことができるのであろうか。 

 

トランプが選挙前にヒラリー候補に関して、「機密を守れないひとに機密を任せられない」と演説したけれど、大統領になった彼の行動は彼自身が「負」として演説してきたことを全て行っているという有様。

 

4年か8年続くトランプ政権のどす黒いトンネル内で、一瞬光が見えたとは言えまだまだ闇をさまようアメリカ民主主義者。3億1千7百万人もの人の上に立つ嘘つき野郎が「嘘なんてついてないよ」ってあっけらかんと言ってる様を受け入れなければいけないとはどうしたことであろう。

 

CNNやその他の真面目なニュースでも、コメディアンの司会が面白おかしくニュースを紹介する番組でも、ここ最近は内容はまるで同じである。コメディアンたちがあれこれネタを足す必要がないから、過去のトランプの演説ビデオと本日撮られた「信じられない」ことをしているトランプのビデオを流して、真面目なニュースの場合はブーイングや笑い声が入っていないけれど、コメディアンが司会する番組では観客の反応が入っている次第で、どれをみても腹の底から笑うことのできない内容だ。

 

民主主義を取り戻すためには見ているだけでは駄目ってことで、庶民としてははたまた議員に電話をしたり、署名をしたりするじれったい日々。舌先三寸で票をだまし取り公約を実行せぬ、私利私欲のために権力を行使するトランプをクビにすることがこうも難しいとは。。

 

[トランプ大統領の終わりの始まり] by 北丸雄二

the Hill 英語記事 共和党からもトランプを弾劾・罷免する可能性を話し合う声が

Washington Post 英語記事 民主党員でさえ期待しない罷免可能性薄さ


Impeach Trump!

 

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