頑強な人間と繊細な機械

サンフランシスコのBART バートはサンフランシスコを中心に、以下挿入の路線図では右側の地域になるEast Bayと同じく路線図下方のPeninsulaをつなぐ市営電鉄。

 

 

サンフランシスコ市内のBARTの駅は地下にあり、他所では地上2階であったりもする。 

 

私は、カリフォルニア生活最初の15年は自家用車で行動したのでPublic Transportation 公共交通に疎遠だったんだけど、この手の鉄道の駅にはエスカレーターとエレベーターが満載されていると思いこんでいた。

 

 

なんてったってテクノロジーで生活の質の向上を図るベイエリアだし!

 

 

実際には大抵の駅では、階段はふんだんにある。公道から改札口のある駅構内レベルを数カ所階段で繋いである。エスカレーターとエレベーターは出口に一基づつ。駅構内レベルとプラットホームレベルの間もおなじでAccessibility (バリアフリー)のポリシーが慣行されているとは思えない。

 

一基だけあるエレベーターは移動するのもドアが開閉するのもめちゃ遅いばかりか、ホームレスのトイレと化してるようで小便臭いことが多い。おもむろにでない場合漂白剤におしっこの混ざったにおい。なので私は入るの拒否して階段を使ったこと多々。

 

ところが、BART駅構内の清掃員が年収3000万円近く取っているとのニュースが!

英語 KTVUニュースBART 清掃員年収$270Kドルの真相追求中 

注記:アメリカ英語では thousand千ドルをKとG あるいはgrandと表すこと多いです。

読むときにはそのまま kケー gジー または グラン、グランドです。

この人の受け持ちはPowell Street駅、ショッピングモールやオフィスビル街だけどもホームレスが多くたむろっている駅でもある。彼の基本時間給は$30程でx年間勤務2000時間=$60000の年俸の見積もり。162Kの超過勤務手当と諸福利をあわせて270k(有給のcash outも含まれているだろう)になるとやら。2015年は年間休日なしで毎日出勤!ほとんどの日、308日間は17時間働き、57日間は8時間の労働だったそう。

 

“Super human!” との声が上がるけど、「それって本人が望んで休み取らないでも、毎日働き詰めって労働法違反では?」が私の疑問だった。

 

調べたら、カリフォルニアの法律では、雇用者は週に7日間労働を強要出来ないけれど、週に6日間働いてくれるか尋ねるのは構わないんだと。そして休日を取るのは労働者の権利なので、本人が同意してれば取らなくてもいいと。Over-time超過勤務手当とでも訳す手当は、一日に8時間以上または週に40時間働いた場合には基本給の1.5倍の時間給を、継続7日間働いてその7日めに8時間以上は働いた場合は2倍の時間給を支給することになっている。

 

 

私個人の経験では契約社員として働いている間だけ1.5倍のOver-time貰ったことある。IT部門で正社員になり基本時間$41.85以上頂くと、Computer Professional Exemptionなるものに当該してOver-timeの観念が適用されなくなり、入社契約書にはExemptと明記されていた。これはセールスの人達、上級管理職、アーテストとかも該当するらしく、クリエイティブな仕事をする時間と仕事の内容がはっきり区切りにくい所からできた制度らしい。

我らがチームで残業が避けられない場合はチーム人員交代で代休を取ったりした。

 

 

さて、同清掃員の高給ニュースを報道・追跡したTV局は市の管理層にいろいろ詰めったが「規則通り行っている」の返答しか得られない。ビデオでこの清掃員が「清掃員室」に入って出てこない60-90分の空白の時間があると見せつけてサボっている時間を勤務時間として請求しているのではとほのめかしても「中で仕事をしているのだろう」との返事。

 

部下を信じる良い上司と言えそうだけど、同金額を使うなら2-3人追加人員雇ってお休みもしっかり取っていただいたほうが、信憑性があるし良いシステムなのでは?

 

なんたってエレベーター臭いんで

 

サンフランシスコのホームレスの人たちはハードなドラッグに浸っている人が多く公衆でパンツを下げて用を足すことを恥じないようす。最近では移動シャワー・トイレを見かけるけれど、ホームレス対応策は根の深い"good question" で、解決方法を考え出すのが難しい問題。

 

 

BART駅の遅い臭いエレベーターは使えないとなると頼みのエスカレーターだけど、一基だけあるエスカレーターの進行方向は通勤ラッシュに合わせてが登りか下りに固定されるので、ラッシュの流れに逆らう少数派とされる人たちは階段しか選択肢がない。

 

おまけにエスカレーターの故障がどのBART駅でも頻繁にある。

 

BARTは自転車を持ち込み可なので、私も一時期自転車プラスBART通勤した。けど2,3度OUT OF ORDERと張り紙されたエスカレーターに出会い、laptopノートブックコンピュータの入ったバッグと自転車を担いで人混みと共に階段を昇降するのが怖かったので取りやめた。

 

BARTはサンフランシスコ空港とオークランド空港にも繋がっているので、旅行に出かける際も使用する。バカンス気分でスーツケースと駅に着いて、やはりエスカレーターが故障しているのに出会い、荷物運びの重労働者に変身する必要も。えーん

 

 

その故障の原因は皆が良かれと思ってやってる慣習。エスカレーターに乗ったらその段で止まる人は右側に寄り、急ぐかのように歩きもって上がる人は左側を通ること。この偏った重量負荷が原因でBARTのエスカレーターはよく故障するらしい。

 

繊細なエスカレーターやな。ニコ

エスカレーターは本来立ち止まって使用するものらしい。知らなんだ。

 

Moving walkway (動く歩道)もエスカレーターといい、動いている鉄板上を更に闊歩して飛ぶように移動して最後まで減速することなく

はっ降りるのが楽しいんじゃありませんか。ウシシ

つんのめったら負けやで。

 

 

 

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