散々台湾 9

台北空港に着いてぎりぎりの時間に当該ゲートに行き、機内へ搭乗してから数日ぶりにこの旅のパートナーであるはずだったAーさんと会い並んで座った。

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シートベルトを装着したAーさんはにこやかに、

'I am so proud of you going diving by yourself. You should thank me for having such a scuba diving experience in Taiwan.' とのたまわる。

 

台湾でダイビングできたのは自分のお陰だと感謝しろと? 今日のあなたの面の皮はちょっと厚すぎない?

 

以前Aーさんは職場で新しいタスクを与えられ、私に「ねえ、あなたこれやったことあるなら、あなたがやったほうが早いと思うから、やってくれない?」と尋ねたこともある、指示を出した上司の意図やこちらの都合を確認せずに他人に依存する傾向の、時々面の皮が厚くなる人。

 

「A、私はあなたに対して腹立てて、感謝する気持ちとは程遠いの。Let me explain how mad I was for NOT traveling Taiwan 'TOGEHTER.'」と説明してみました。

「正直な所、私は引越したばかりでこの休暇間にSFの新居でやりたいことがいっぱいあったし、バケーションするよりお金を節約したかったけど、今回はあなたと一緒に観光するVacation of Lifetimeを楽しみに来たんだよ。それなのにあなたはAnnaとお家周辺だけで行動したくなって 2晩目になってから 

"There's a guidebook. You are a big girl, and you can entertain yourself." と言って、私に一人で行動するよう促したんだよね。」

 

この最後のあたりAーさんはウンウンと頷き同意しているけれど、自分の言動が矛盾したと認めるわけではなく、 

'Oh you are so cranky now, but you are still my angel.' と言ってハグしようとする。

 

やめて。

"I am not your angel. I am your co-worker who you had asked to travel with. I would like to know what YOU THINK we could do better if we were back in the time." と言うと、え?って顔で無言のAーさん。

 

このやろ、まだ私に喋らせるのか。 

"To begin with, you gave me the wrong city name to fly to and have not admitted your mistake at all?" と詰め寄ると、

'But we did what we planed to do.' がAーさんの返答。

 

?何が予定通り? 他国の住所を英語から妙な中国語に変換したあと、首都に行くのだと勘違いした彼女のお陰で旅費も時間も余分にかけ、運に任せてクタクタになって夜行バスを乗り継ぎやっとたどり着いた彼女の娘のアパートはまた話と違う状況で、旅先だというのに一日二日とドメスティックな生活を選ぶことにして、一人で観光すれば、と私を突き放した、どこのなにが予定通り?と開いた口が塞がらずにいると、

'You did go diving and sighseeing great places!' と言う。

 

”A、I expected to visit some interesting places WITH YOU. TOGETHER. I ended up going places alone because you changed your mind but it was not how we discussed this trip to be."と言い返しても、 

Aーさんは、'I don't know why you are upset.' と知らん顔。

 

私はいい加減なAーさんの態度を指摘するつもりで

"Like at work, you are not admitting what you did and did not. You just let it slide, complain or pray to god?" と言ったのも、職場で上司から締め切りをせっつかれたAーさんがグズグズと泣き出した時に慰めようとしたら、

'Everyday I pray for our mean bosses so God may pity them.' とAーさんは自分の仕事ぶりを顧みようとはせず、いかにも上司が意地悪な罪人なので彼らのために神の憐れみを乞ってあげてるかのように話してたから。

 

Aーさんのそんな祈りの習慣に驚いた私は、「それは神頼みする問題じゃなくて締め切りまでに仕上げれば済むことだから、冷静に仕事しようよ。」となだめたつもりだったんだけど、ボスの意向も、私の意見もAーさんの耳には入らないみたいだった。

 

 

ここで機上のAーさんもまた私にうるうる涙腺の弱まった大きな目を見せつけ、'You told me Boss has no intention to be mean to me, but he is, so I keep him in my prayers.' と職場での話に入り泣き出しそうな顔をする。

 

しまった、この旅行の話に専念すべきだった。こちら側の気持ちをわかってもらおうと話しても、こんな自己中回路と神様お願いモードで反応されては、私もそのうちAーさんのお祈りに組み込まれるだけと観念し、全然うまくゆかないconfrontationを打ち切ることにした。私の気持ちを汲もうとする態度をも取れない人とは、距離を置いておつきあいすべきだけど、行きは13時間、帰りは10時間のフライト、私はそんなに長い間カリカリしてられない。

 

"あなたはAnnaと楽しい時間を過ごせたんでしょう?"とすっかり話題を替えて帰国するまで和やかに話して居眠りもした。

 

 

飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機 飛行機

 

 

全社休暇明けの職場に戻ると、インド人同僚が2人寄ってきて 

”How was it? You were so naive to go with A and waste your money and time.” とほくそ笑む。私はまだ誰とも旅行の話をしてないので 'Why do you say that?' と尋ねると、"Are we wrong?" としたり顔で微笑んでる。

 

そんなゴシップネタになるほどのことだったのかよぅ。。

'........Brutal yet the fact was so different from what I expected as an international trip with a fun coworker.'と言うと声を上げて笑われた。

 

私の眼に映るAーさんは感情表現豊かな暖かい楽しい人だったけど、彼らには irresponsible ladyと見られていたよう。だから職場でボスたちが、または他の人が彼女に対して冷たいとAーさんが思ったのも、思い違いでは無く集団的に反映された態度だったのかも。

 

半ば呆然としたとろこへ今度はボスがやって来て、「俺は止めとけと言っただろう。台湾はどうだった?」と口早に尋ねる。そうだったけ? 

"It was nice. I enjoyed having good diving and tea." と答えると、

'And A?' とボス。

"I don't know why she had invited me."と思わずぽろっと言った私。

ボスは表情も変えずに'She wanted an accompany on the long flights.'と言って歩き去った。なんてニヒルな奴なんだ。

 

すると私は tonedeaf、空気の読めない奴。ガーン 

Fly-along-companion, I was.ガーン 私はまんまと"乗せられ"機内での話し相手兼母娘再会ビデオカメラマンだったってこと?

 

 

カメラ カメラ カメラ カメラ カメラ カメラ 

 

周囲の他人から見れば、Aーさんが娘さんに会いにゆく道のりで私を利用したのは自明の理だったよう。

 

あの頃の私、Naiveにしろ、tonedeafにしろ、理屈っぽいくせに深く考えずにパタパタしてた。成長度が遅いのにはいくつも理由があるだろうけど、一つには毎日仕事が忙しいとの言い訳で、ちょっと考えてみるべきことを思考回路から隠したり排除した祟りだといま思う。

この時ガ~ンと頭を打たれたくせに、その機会に深く考えてなかった、さすが天然な私にはほかにもtonedeafなエピソード数々あり、暗〜い事実を見つめ、人を判断する段階になるといきなり恐ろしくなって、ポジティブな視点に独りでに戻るか他のことを考え始めるパターンだと認知。

 

この台湾旅行は数年経った今となっては興味深い思い出。あの頃意地でも一人旅は絶対にしたくなかった理由が腐れ縁を切って未練や想いは封印し秘密にしてたこと。楽しい旅をする相棒役をAーさんに求め、約束を破られたととても怒った私。Aーさんの甲斐甲斐しい母親ぶりとまるで180度大違いな母を持つ私だからとて嫉妬したつもりはないけれど、そんな可愛らしいママAーさんと仲良くしたかった気持ちも裏切られて寂しかったんだろう。

 

 

嫌々ながら一人で旅するキッカケから沢山の思い出に新たな出会いをもたらした、プラスtonedeafの気づきなどを寄与するに至ったAーさんとの旅に感謝するも、他言無用。

 

うちの天の神様からAーさんのGod様へ、

そしてAーさんに伝わっていることでしょう。

 

 

うお座

And please restore the fish population in Coral Gardens.お願い

 

 

黄色い花 コスモス ハチ

 

What is necessary is never unwise.

Put aside logic.

Do what you feels right. 

- A piece of advice from Spock to Spock -

 

 

 

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