豊胸ドクターのふくとみです。
今日は海外の空港に設置してある最新式の全身スキャナーについてお話をします。
この機械は去年話題になりました。

実際日本には導入されませんでしたが、
プライバシー等の問題で物議をかもしました。
「このスキャナーで豊胸バッグは写らないのですか?」
というご質問をいただいたのでお答えしたいと思います。
早速回答ですが、おそらくバッグは写らないと思います。
実物を見たことがないので100%とはいえませんが、
理論上おそらく写りません。
理由ですが、まず前回お話ししたように
健康診断で撮る胸部レントゲン写真で
豊胸のバッグは写りません。
ネットのうわさで写る写る!と書いてありますが、
写りません!
しかし胸に丸い形が写る場合があります。
これはバッグが写ったのではなく、
カプセルが石灰化したものが写っているのです。
ですから石灰化が起こらない限り
バッグが入っていることはわかりません。
実際に当院でバッグを入れた後
レントゲンをとっても写っていません。
ではどんなレントゲンでもバッグは写らないのか?
と言うとそういうことではありません。
CTはエックス線を使った検査機器ですが
当然CTではバッグはわかります。CTは癌などを見つける精密レントゲン装置なので
写って当たり前です。
バッグすら写らないと癌は発見できませんからね。
ということはレントゲンの精度によって
バッグが写ったり、写らなかったりするということです。
それでは空港で使われている全身スキャンは
何を映し出す目的で作られているのかと言うと、
金属を探知するためです。
金属は弱いエックス線でも簡単に写ります。
この機械で肺がんを見つけようとするものではありません。
もう一つ、この機械は、
エックス線の量が少ないのは当たり前です。
なぜかと言うとこの機械は飛行機に乗るたびに
何回も何回も通らないといけないものなので、
被爆の観点から考えても
微量のエックス線しか出ていないのは確実です。
ですから検査機器の精度からいうと、
空港のスキャンよりも
検診のときに撮る胸部レントゲンの方が精度はいい
ということです。
つまり精度の良いエックス線機器の順番は
①CT
②単純エックス線撮影(検診のとき撮る胸の写真)
③空港のエックス線スキャン
と言うことになります。
②で写らないのに③で写るわけがありません。
このような理由から、僕は「写らない」とおもいます。
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