東京スポーツ杯2歳ステークス資料JRA
テーマ:ブログ東京・芝1800mで行なわれるこのレースには、例年好メンバーが集まり、これまで多くの活躍馬が輩出されてきた。昨年の3着馬スマイルジャックが今年の日本ダービーで2着、同じく昨年5着のタケミカヅチが皐月賞で2着に食い込んでいる。今年もクラシックを占う重要な一戦になることは間違いないだろう。
メイクデビュー新潟(芝1600m)、いちょうS(東京・芝1600m)と2連勝のダノンカモン(牡2・池江泰寿)が、3連勝を目指して、再び東京競馬場に遠征してくる。前走は、上がり3ハロンのラップタイムがすべて1ハロン11秒台という先行馬有利の展開を、4コーナー10番手から差し切る好内容。得意の末脚にはさらに磨きがかかっている。13日の1週前追い切りでは、栗東CWコースで6ハロン82秒台、ラスト1ハロン12秒台をマーク。上昇気配を保って重賞初制覇を狙う。
メイクデビュー新潟(芝1600m)を1分35秒4のタイムで圧勝したブレイクランアウト(牡2・戸田博文)。約3か月ぶりのレースとなった前走のいちょうSでは、勝ったダノンカモンと明暗を分ける形となった。直線で内を突こうとしたが、前が詰まって開かず、一旦後方に下げて大外に持ち出す苦しい展開。そこから矢のような伸びを見せたものの、勝ち馬から0秒2差の4着まで押し上げるのが精一杯だった。決して力負けではないだけに、前走の鬱憤をこのレースで晴らしたいところだろう。
ケイアイライジン(牡2・尾形充弘)は、デビュー2戦目のいちょうSで折り合いを欠きながらも2着に入り、能力のあるところを見せた。続く前走500万下のマカオジョッキークラブT(東京・芝1800m)では5着に敗れたが、勝ち馬とのタイム差はわずか0秒1。折り合いがつけば、このメンバー相手でも好勝負可能だろう。
1番人気の支持を集めた前走の萩S(京都・芝1800m)では、イレ込みがきつく5着に敗れたメイショウドンタク(牡2・安田伊佐夫)だが、メイクデビュー小倉(芝1800m)を1分48秒4の好タイムで勝った内容から、スムーズに走ることができれば、重賞でもヒケをとらないだろう。
メイクデビュー札幌、コスモス賞(ともに札幌・芝1800m)を連勝したあと、休養に入っていたスズカワグナー(牡2・橋田満)が、いよいよ中央場所に登場する。ここに向けての調整は順調で、12日の1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン53秒8-ラスト1ハロン13秒4をマーク。時計のかかる今の坂路では合格点をつけられる内容で、仕上げに抜かりはない。
今年の新潟の新馬では、楽しみな馬がたくさん現れた。マッハヴェロシティ(牡2・武藤善則)は、その代表格と言ってよい存在だ。メイクデビュー新潟(芝1800m)を上がり3ハロン33秒1(推定)の末脚で制して、続く新潟2歳Sでも期待されたが、不良馬場で伸びを欠き、8着に敗れた。その後は短期放牧で夏の疲れを癒して、ここに目標を定めてきた。12日の1週前追い切りでは、美浦南Wコースで5ハロン66秒台の時計をマーク。久々でも好勝負できる仕上がりと言えるだろう。
メイクデビュー函館(芝1800m)を快勝したピサノシンボル(牡2・藤沢和雄)は、3か月半ぶりとなる復帰戦に重賞のこの舞台を選んできた。藤沢和雄厩舎らしく、中間は濃密な調教を重ね、臨戦態勢が整いつつある。1戦1勝のキャリアだけに、揉まれての不安もあるが、初戦で見せたレースぶりは大物感溢れる内容。いきなり重賞でも好勝負できるだけの素質を十分持っている。
サンカルロ(牡2・大久保洋吉)は、評判馬の集まったメイクデビュー東京(芝1600m)を好位から鋭い末脚で制した。勝ち時計の1分35秒4は、新馬としては及第点の内容で、キャリア1戦でもスピードでは見劣りしないだろう。
セイクリッドバレー(牡2・高橋裕)は、2戦目の未勝利(新潟・芝1600m)を1分35秒2のタイムで勝利。直線だけで2着馬を3馬身半突き放した内容は、素晴らしかった。前走の芙蓉S(中山・芝1600m)では5着に敗れたが、2コーナーの不利が響いて力を出し切れなかったもので、度外視してもよいだろう。
ナカヤマフェスタ(牡2・二ノ宮敬宇)のメイクデビュー東京(芝1600m)は、直線で前が詰まって行き場がなくなり、外に持ち出してから差し切るという芸当での勝利。スムーズにレースを進められていたら、難なく突き放していただろう。2走目の上積みも見込めるだけに、瞬発力を活かせる展開になれば、重賞初制覇を成し遂げても、驚けない存在だ。







