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2日目の夜の事でした、友人の奥さんが職場から何とか辿り着き実家に訪ねて来ましたが家族の安否確認が出来ないためこれから真っ暗な中家に向かうと言うので危険だからとにかく今晩はここに泊まり日が出たら一緒に向かおうと説得しどうにか朝まで待つことになりました。

朝になり向かう事になりましたが友人の家は津波で寸断されており通常通りの道では行けず山から回り込み行って見ると山際まで津波が押し寄せており
瓦礫や土砂、車などか押し重なり前に進めずいましたが土地が少し高くなっていた場所は瓦礫がまばらで辛うじて進むともう一人の友人宅に行けそうで更に進むと、友人宅の向かえの道に男二人の姿が見えた瞬間「生きてだが!」と叫びました。友人家族の感動の再開でした。もう一人の友人家族も奇跡的に無事でしたが両親の安否確認が分からないとの事でした。

震災翌日にもう一人の友人がまだ海水があるにも関わらず大量の瓦礫の中をかき分け子供とお祖母さんと友人を助け出したと後から聞きました。しかし、その時は全員の安否確認が取れておらず喜びきれない状態がありどの様に感情を表現していたかはあまり覚えていません。

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その付近の画像です。

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小学校から妹と姪っ子の赤ちゃんを連れて帰る事にしましたが水没している中を進むのは今考えるとかなり危険だったと思います。弟は職場に残る事になりました。なんとか無事水から脱出できましが実家までは距離があり悩んだ結果自転車に兄が赤ちゃんを抱っこして三人(子供用の自転車でかなり無茶でしたが)で乗りもう一台を妹が乗り帰る事となりました。やっとの思いで橋を渡り切った後は上り坂のトンネルが待ち構えておりましたがトンネルに入る手前で親切な方(もちろん見知らぬ方です)に出会い妹と赤ちゃんを車に乗せてもらい出口まで送って頂きとても助かりました。あの頃は皆さん自分の事で精一杯だったはずにも関わらず、この様に親切な方が沢山いてまだまだ捨てたもんじゃないなと感じたものです。
やっと実家まで到着すると赤ちゃんの笑顔に癒されみんな笑顔になった一瞬でした。こんな時でも子供達の笑顔は凄い力があるものと改めて感じさせられる一時でした。

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連れて来た姪っ子です。

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弟家族の安否確認のため通れる道を探しながら行く途中に叔母の家を確認すため見に行くとそれ以上先には水が抜けておらず進めませんでした。
辛うじて迂回しながら進むと私の母校でもある高校の姿が見えたのも束の間その変わり果てた光景に唖然…海からかなり離れてるにも関わらず一階が水没していてグランドらしき場所は海の様になっており避難者が孤立していました。そこから数キロ先に弟の職場の小学校があると思うと不安でしたが、とにかく前進ようやくたどり着いたものの以前の風景は一変しており、またもや水に阻まれ身動きが取れずにいた時にロープを辿り行ける場所を発見、
泥水に浸かりながら何とか進み、やっとたどり着く事が出来ました。
校舎の中に入ると一階は津波でやられており愕然、二階に上がると保健室らしき場所を発見し中に入ると、赤ちゃんを抱っこする妹を発見し思わず涙がでました。その後弟とも会う事でき恥ずかしながらお互い涙したのを覚えています。

しかしながら弟家族は本当にたまたま無事なだけで無念にも亡くなられた方々が大勢いらした事は言うまでもありません。
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石巻の海岸。

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