謎の放浪者の『詩』と『歌詞』

詩と日常をちらほら書いています。


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最近詞を創っていない。
今楽譜づくりが面白くて、それで頭がいっぱいなのだ。
そしてボイトレの課題で、詞に向ける脳が足りない。

昨日もボイトレだったが、どうにもダメダメだった。

歌を歌う時、誰しも好きな歌をうたう。

好きな歌と良いなと思う歌は、同じようで
実は違う。

好きな歌は、自分の中にある心情、もしくは理解できる心情である。
良いなと思う歌は、自分の中に無い心情だが、感覚的理性的に良いなと思う歌である。

さて、私はいつも好きな歌を歌っているわけだが、それは私の心の引き出しにある感情を引っ張り出して、シンクロして歌っている。

その場合感情移入する事には、何の問題も無い。
当たり前である。

しかし『良いな』の歌を歌う場合、これが難しいのだ。
何故なら私の心の引き出しに入っていない感情だからだ。

今ボイトレで『さくら』を課題曲として練習している。
然し…
これは私の心に無い心情なのだ。
だから言葉を感覚では理解できるが、どんな感情で歌えばいいか、いまいちシンクロ出来ないのだ。
そういう曲は、いつも私を悩ませる。

さて、困った…
技術が課題なら、クリアするのは努力のみだ。
しかし技術と表現力が1つになり芸能なのだ。
肝心の表現か、漠然としたイメージでしかない。
先ず友との別れを惜しむ心情が、私には無いのだ。
会おうと思えば、いつでも会えるからだ。
惜しんだ経験も無い。
だからはっきりしたイメージがわかない。
ずっと考えていたが、やはりわからない。
ずっと歌えばわかるかと思ったが、やはりわからない。

森山直太郎から感じるしかない。
しかしどんなに聴いてもやはりわからない…

仕方無いから諦めて、とりあえずリズム練習の為、森山直太郎と同じ歌いかたをしてみた。
同じ歌いかたをした方が、正確にとれると思ったのだ。

何度かコピーしていると、なんとなく感情がわいてきた。
それまで私が歌ってきたのとは違い、もっと明確な感情だ。

そうか…
こういう感情か…
その感情が何を意味するのか、裏付けする為に歌詞を読み直してみる。
するとどうもスッキリしなかった言葉の意味が、しだいに繋がってきた。

普通は耳で聴いてかんじるのだが、逆に同じ様に言葉を使う事から感じてみたわけだ。

そして私なりの解釈と、はっきりしたイメージがわいてきて、伝えたい事と心情が言葉に混じりあいだした。
どんな関係の友であり、どんな別れをするのか、漠然としたイメージが、自分のビジュアルとしてみえてきた。

『好きな歌』は、必ず鮮明なビジュアルが、先ず頭に浮かぶ。
歌う時は、そのビジュアルの中に自分がはいる。
『良いな』と思う歌は、ビジュアルが浮かばないのだ。

どんなに技術を習得しても、ビジュアルが無ければ表現のしようが無い。
その技術の使い道がわからないのだから。
誤魔化しは出来ても、形をつくる事で評価はもらえても、本当に心に届きはしない。
ようやくそのビジュアルが見えてきた。
数ヶ月歌ってきて、今さらながらそれがスタートラインだ。
それに教わってる事を1つにするのだ。

今日先生に技術のみに集中して歌う場合、辛くないかと聞かれた。
私は辛くないが、面白くはないと答えた。
技術を習得したいのだから、全く辛く無いのだ。
その意味では面白いとさえ感じてる。

しかし私の歌う楽しさは、内包する感情の表現なのだ。
だからその意味では面白く無い。
しかし内包する私自身の感情が、この曲に無いのだ。
正確に心情を言えば、『曲に飽きてくる。表現に行き詰まっている』だろう。
だって2つが重なりあい歌になるのだから。

私はここ数回、課題曲を先生に決めて頂いている。
本当は自分で決めて良いのだ。
今歌いたい『好きな歌』を課題曲にした方が、当然楽しいし楽であろう。
しかしあえて自分が普段歌わない歌を歌う方を選んだ。
それがなんとなく自分の為になる気がするからだ。

当然毎回行き詰まってくる。
しかしそれを乗りこえる度、自分の進歩に繋がると、そう思えるのだ。
自分のものじゃ無いものを、自分のものに出来るようにする。
それが私の目的である。

演技で言う『役づくり』の部分だ。
何でだか明確にはわからないが、それを1曲ごとする度に、今迄ただ好きで歌う歌にも、もっと表現力が加わる気がするのだ。
ある意味ではリセットかもしれない。

しかしそれをする事で、本来の自分を失わない様に気をつけなければとも思っている。
『好きな歌』の、確固たる自分の表現したい事を、頭によって消してしまわないように。

しかし…
この作業をやっていると、歌う事に対し、どんどん自信が喪失されていく。
進歩してるのが見えなくなるからだ。

そんな時は、『リセット』の『リセット』を試みる。
とにかく今瞬間歌いたい曲を、おもいっきり歌うのだ。
嬉しい事に、JOYサウンドのカラオケアプリは、歌の録音もしてくれる。
それで自分の歌を録音する。

すると…ほらね!
ちゃんと進歩しているじゃあないか!
思ってた以上に進歩している。

天城越えは、今迄は高音が出せず、歌えない曲と思っていたが、今は裏声が自然に使えてて、しかも大きくはっきり、きれいに出ている。
しかも発声が変わったからか、以前より前に声が出てるせいで、自分で聴いてもわかるくらい表現力が変わってきていた。

木綿のハンカチーフでは、どう曲を表現したいかが生まれてきた。
今迄は曲の中の彼氏彼女になりきって歌っていたが、今はむしろ気持ちはそのままにして、一歩引いたところで物語を話すと言うか、手紙を読む様な感覚で歌いたいと思った。
そして二人の気持ちの変化と食い違いをを、もっとはっきり表現したくなった、
その方が曲の物語を伝えるのには、良いような気がしたのだ。

そして思いっきり歌い反省もする。
『あ、ここ走り過ぎたな』
『ここはもっと声表に出さなきゃな』
等々…
つまり習っても、まだまだ出来てない箇所の認識。
そしてまたまた課題曲に取り組むのだ。

自分で自信喪失して、自分で取り戻し、あらたに取り組むという作業(笑)
しかしその繰り返しが、いつか身を成すと信じ、ひたすら地味に地味にこれからも繰り返し続けるのだ。

あとは『何の為に…?』
それを見つける事だけだ。
今からではプロにはなれないだろう。
自分の曲をライヴで歌いたいわけでも無い。
かといって、ただカラオケ行って満足したいわけでも無い。
聴かせたいのだ。

目標…
何をしたいか、どう使うか、何が出来るのか。
それを考えながら、練習に励む。
不毛だが、今はそれで良いのだ。
とにかく教わった事を、ちゃんと意識と体が納得するまでは。
必ずそれが混ざり合う時がくるのだ。
それが人の脳ミソなのだ。

ステージに立てる位、力が安定してから考えればよいのだ。



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めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい
ああ めんどくさい

あれもこれもそれもどれも
めんどくさいことだらけ
くさる意味も無いくらい
どうでもいいことだらけ

隠されたスキャンダル
吐き出された落書き
売り買いされた嘘
しかめっ面の満員電車
比べられやしない
あの娘の髪に乗った花びら

キリギリスのバイオリン
CD あったら聴きたいな
そんな空想めぐらせて
楽しい蟻になりたいな

どっかに消えたあの金
行き先秘密の国
人任せにしては文句
事なかれでする返事
比べるまでもない
今ゴールに決まったシュート

おもしろいことならあちこちに
石ころみたいに転がっている
楽しいことならそこいらに
つまづくくらいに落っこちている
それでも負けずはびこっている
めんどくさいことだらけ

めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい
ああ めんどくさい






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そそぐ霧雨に濡れながら
歩く私に傘さしかけた
名前も知らぬあなたよ

ありがとう私は大丈夫です
答える私に戸惑いもせず
じゃあそこまでと笑い指さす

霧雨濡れるも風流と
思いながらも迷いなく
同じ傘の下歩きだす
そんな出来事にあたたまる
春の霧雨包む夜

それじゃあここでお別れと
ありがとうを言いながら
友の様に手を振って

心優しく降りそそぐ
この雨に似た後姿を
少し見送って歩きだす
そんな出来事にあたたまる
春の霧雨包む夜


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今夜見える星の数より
今日という日に産まれた命は
どれだけ輝いているのかな

なにも知らずに裸のままで
生きていけはしなくても
夜明けの祝福を受けながら
僕らはきっと此処に産まれた

どんな時も覚えていて
こんなに愛されているんだよ
いつも何処かで誰かの中に
どんな時も覚えていて
愛することに涙する時も
愛することを忘れないで

誰もが誰もを同じように
慈しむのは容易くないけど
きっと難しくはないだろう

それでも今日は君の為に
君だけの為にこの歌を捧げる
神様も怒りはしないだろう
それは素敵な事だと思うんだ

いつまでも忘れないで
君が産まれた輝きが
今日を特別な一日にする
いつまでも忘れないで
君が幸せにしているんだよ
ともに産まれたこの星の上で







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綿菓子みたいな翼広げて
天使が野原に舞い降りたなら
仔羊みたいな音がする   
金色ラッパを吹き鳴らす

何があるって訳でも無いけど
何かが始まるそんな気分
なんとかなりそうも無いことも
なんとかなっちゃうそんな気分

ぱっぱらっぱぷっぷー
冬眠してるクマに虫達
さあさあもうお目覚めの時間
ぱっぱらっぱぷっぷー
衣装の用意もうできましたか
着飾りなさいな花達よ

天使がラッパを吹き鳴らす
だけどなんだか眠くなる
天使がラッパを吹き鳴らす
どうにもちょっと眠くなる

うつらうつらとまどろんでいたら
天使がふわふわ舞い降りてきて
こっそり寝顔のぞきこみ
ため息ついてささやいた

やれやれしょうのないお寝坊さん
大人の真似した子供のままで
泣いたり拗ねたり笑ったりして
はしゃぎすぎて眠いんでしょ

ぱっぱらっぱぷっぷー
いつまで眠っているつもり
あなたももうお目覚めの時間
ぱっぱらっぱぷっぷー
耳元でそっと吹き鳴らすから
おもわず笑いそうになる

天使がラッパを吹き鳴らす
もう少しだけ眠ったふり
天使がラッパを吹き鳴らす
笑いこらえて眠ったふり





テーマ:

君は化粧に素顔を隠し
口紅で染まった言葉を覚えた
いつから身につけていったの
つけいるような上目遣いの癖

頼りなげに風にそよいだ
薄紅の蕾はやがて真紅の
脆く揺れる花を開いた
散ることに怯える綺麗な花を

彩る指先が残した爪痕
一筋の赤いちぎれた糸
冷たい傷みを肌にきざんで
まるで見知らぬ女の前で
いつかの君をさがしてる

懐かしそうに話ながら
君は君に問いかけている
何かが違うのわからないけど
ねえこれでいいはずなのに

迷いなく咲く野の花ならば
穏やかに強く咲きほこり
凛として咲く薔薇の花は
散り鮮やかに色を残していく

窓の外芽吹き始めた街路樹
無表情に艶めく君の唇が
もう春だねと蕾を開く
まるで見知らぬ女の前で
いつかの君をさがしている




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綺麗な言葉が飛び交えば
どんより雲がおりてくる
もっともな話聞くたびに
埃で喉が咳きこんだ

政治家みたいな事を言うのは
政治家だけで沢山でしょう
素晴らしいですそうですね
きっとそうです素晴らしい

今日も青空が広がって
間抜けな顔して笑ってる
雨が降っても夏は赤くて
雪がなくても冬は白くて
自転車こいで歌ってる
やりたいことって単純だ

高いスーツを着た彼は
ホームレスを嫌ってる
そういう彼の御自慢を
うんざりしながら聞いている

きらきら光をちらつかせてる
どろどろの水を眺めていたよ
鈍く流れてる何処までも
何処までも鈍く流れてく

それにつけてもいい日だよ
阿呆な顔して怠けてる
お気に入りの安いシャツ
履きこんできたマーチンで
公園歩き歌ってる
好きなものってたわいもない

究極はなんでも自己満足
どんなたいそうなことだって
突き詰めてみりゃ自己満足
そうしたいからやるだけさ
名目なんてどうだって
やっぱりそれでも自己満足








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目覚めたら真夜中
布団にもぐって2時間目
目覚めたら真夜中
時計の針は午前3時半

なんてこった
なんてこった
なんてこった
なんてこった
布団にもぐって2時間目

もうれつ眠くてたまらなくって
布団にもぐってまだ2時間目
やたらと頭はくっきりすっきり

明日は仕事もお休みDAY
ハードワークの1週間で
もっともっと眠りたいのに
お昼前迄眠りたいのに
しょうがないから煙草一服
布団にもぐってまだ2時間目

目覚めたら夕方
もぐりなおしたら9時間目
目覚めたら夕方
太陽はもう西に近付いた

なんてこった
なんてこった
なんてこった
なんてこった
もぐりなおしたら9時間目

朝日が目に染みまた眠くって
もぐりなおしたらもう9時間目
頭も体もくっきりすっきり

楽しみだったお休みDAY
お天気だったら布団を干して
掃除終われば映画と散歩
お楽しみはみんな水の泡
とりあえずそうだ先ず洗濯だ
もぐりなおしたらもう9時間目

なんてこった
もう日が暮れてきた
なんてこった
もう日が暮れてきた
なんてこった
なんてこった
なんてこった
なんてこった











テーマ:

アンドロイド
君はかつて人間だった
アンドロイド
君の血は氷を溶かした

分かち合える時は過ぎ
その記憶は永遠に
冷たい体に閉じこめた
君は君のふりをする
人間世界にいるために

アンドロイド
かつての君の友達に
アンドロイド
さとられない様にして

その肌を隠しながら
インプットされた会話
失ったキーワード
君しか知らない君は
開かない開けない

アンドロイド
何を君は捨て去った
アンドロイド
口元だけの微笑み
アンドロイド
何が君を変えたんだ
アンドロイド
今何を求めているの

君の本当を分かち合えない
分かち合えない
分かち合えない





テーマ:

四角い部屋の中
そこが僕の全て
鏡に語りかけ
それを聴くのは誰

ピアノの音色が呼び覚ます
眠る僕が共鳴をする
そうさまるでマリオネット
見えないものに操られ

ああ それは何て心地いい至福の時
解き放たれ忘れさろう
僕であることそれ以外は
なにもかも欲しくは無い

誰も触れられない
ピアノの音色だけ
聞こえているのは
ただ一人の言葉

鏡だけがみつめている
問いかける意味さえもなく
真っ白に流れる
まやかしのない部屋の中で







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