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March 06, 2005 24-omoideの投稿

愛娘白書

テーマ:家族
愛娘白書

1.生誕
おまえが生まれた日のことを
わたしは今でもはっきり覚えている
木の芽のような
かわいいこぶしをしっかりにぎりしめ
白い産着に身を包まれて
すやすや眠る まだ名無しの妖精を
いつまでもいつまでも
飽きることなく眺めていた
きっとおまえにステキな名前を贈ると誓いながら

2.子守唄
母の胸に抱かれて
オッパイをおいしそうに
たっぷりほうばるおまえ
わたしはおまえのために子守唄を作っている
まばたがまあるいひとみを隠すように
夢にあふれる夢にいざなうように
言葉ひとつ 音符ひとつを
大切にしながら
ネンネンコロリ ネンコロリ
おやすみ わたしの宝物

3.入学
あどけない仕草が
あどけないおしゃべりが
とっても似合うおまえに
ランドセルを背負う日がやってきた
その日からだったと思う
おまえが すこしずつすこしずつ
わたしの元から離れていったのは
色々なことを学び
すこしずつすこしずつ
賢くなっていくおまえを
うれしく寂しく見守った日々
どうかそのままでいてくれと
空しく祈りながら

4.初恋
何時の日か
おまえのこころに愛が芽生え
誰かに恋する日がきても
どうかわたしにはきづかれないようにしておくれ
でも突然紹介されたらどうしよう
こころの準備がいるから
やっぱり教えてもらおうか
この頃悩んでいるんだ このおとうさん
おかしいかな

5.嫁ぐ日に
おまえもひとの妻になるんだね
末席から高砂の眩しいおまえを見つめている
やがて子供を産むのなら 
女の孫にしておくれ
おまえの面影を見られるかもしれないから
あの子守唄を唄って あやしてあげよう
ネンネンコロリ ネンコロリ
気がつけば おまえが
花束を持って近づいてくる
最後に もう一度
おとうさんと無邪気に呼んでおくれ
わたしの大切な宝物
わたしの愛娘

totsugu
higa
tikazuiteirukamo・・
March 05, 2005 24-omoideの投稿

晩春の想い出

テーマ:想い出


晩春の想い出



ふとした瞬間だった
とうの昔に
すっかり葉桜になったと思っていたのに
グリーンの葉の影に
最後の花が
ひっそりと咲いていた

遅れてつぼみを開かせたばっかりに
誰からも振り向いてもらえない花
街灯に照らされて
一際輝いて見えた

わたしに気付くと
うれしそうに
淡い香りを懸命に放ち
そよ風に抵抗して
ポーズをとった
いじらしいヤツ!
無言の会話を交わし
振り返りながら別れた

翌朝
その花は
濃い芝生の上に落ちていた
うっすらと笑みを浮かべながら

サ・ヨ・ウ・ナ・ラ
手を合わせ
皐月の空に向かって
つぶやいた

 


晩春の想い出2


okurete
hana wo
sakasetanoha
watashi
jishin
desu.

March 05, 2005 24-omoideの投稿

あなたのメロディー

テーマ:春来る



あなたのメロディ-


(夢)
詩を書きました 
恋の歌です
なにかメロディーつけたくて
瞼閉じると 
あなたささやく
このわたしなら 
こんな曲

眼を開けると
そのメロディー消えて
あなたも 
姿かくしてしまった


また仕方なく 
口笛吹いて
消えたあなたを 
曲に埋める

(現)
詩を書きたくて 
また恋します
何度メロディー変えても
瞼閉じると 
あなたの曲が
このわたしから 
抜けない

眼を開けても
そのメロディー聞こえ
あなたの姿 
求めて彷徨う

また仕方なく 
口笛吹いて
消えたあなたを 
五線に浮かべる

kono shi niwa
kyoku mo
tukurimashita.

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