$丸次郎「ショートストーリー」
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会社設立 大阪市 プロマイドギャラリー 岡田有希子 $丸次郎「ショートストーリー」

 
🔸現在、連載物は以下8作品になります。

下記タイトルをクリックすると、ご覧になれます。


『時を越え』(全3話)

平成22年6月26日スタート

『愛たい人』(全6話)           📖       

平成22年7月18日スタート     

『探検』(全2話)              🐎

平成22年10月11日スタート

『人と人』(全11話)                  
平成22年12月2日スタート    

『欲日の黄昏』(全19話)       

平成23年4月3日スタート

『マシンと俺と彼女』(全6話)
平成23年8月22日スタート

『恋・・・のような』(全46話)         🌲
平成24年11月8日スタート

『彷徨える未練』(全77話)      🎶 

平成26年3月22日スタート

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2016年08月15日(月) 23時19分39秒

ショートストーリー879

テーマ:小説
緑色のプルオーバーブラウスを、そよ風になびかせ、利絵は大通りの交差点に姿を現した。


充之は手を大きく振って利絵の名前を呼びたい衝動に駆られたが、何人かの人々が信号待ちをしているので、ためらった。


すでに利絵は充之の存在に気づいていたが、サングラスの顔を横に向け、ビルの大型ディスプレイが映し出すCMを見つめていた。



やがて信号が青に変わり、充之がゆっくりと横断歩道を渡り始めると、利絵は腕時計に目をやり、充之を見てすぐ視線を外すと、もと来た歩道を戻るように歩き始めた。


「あれ?人違いか?...いや、間違いなく利絵だった。..なぜ、逃げるように去ってゆくのだろう?」


充之は利絵の態度や行動が腑に落ちないまま、仕方なくそのあとをついていった。


「俺と会う為に、午後の予定を全部キャンセルしたって、今朝のメールには書いてあったのに。なぜ、俺を避けるんだ?」


利絵は早足で歩き続け、充之が追いつく前に大通りの歩道から細い路地へと左折した。


「なんか、女に付きまとってるストーカーみたいじゃねぇ~か。...はぁ、意味分かんねぇ~...」


充之は、そう思いながら額に滲んだ汗をハンカチで拭うと、利絵が曲がった路地へと入った。


充之は真っ直ぐ延びた路地を見渡したが、利絵らしき姿は見当らなかった。



「利絵がこの路地に入って、ほんの10秒ほどしか経っていないのに。..おいおい、瞬間移動の術でも身に付けたのか?...たとえ100mを8秒で走れたって視界から消えるのは無理だろ」


充之が内心そう呟きながら歩いていると、いきなり左肩を掴まれたような感触がし、充之は驚いて立ち止まった。


「真面目な顔して(笑)...驚いた?」


振り返ると、そこには、おどけたような笑みを浮かべ、利絵が立っていた。


「いったい、なんだよ?...もしかしたら人違いかも?って思いながら後を追いかけてる俺の身にもなってくれ!」

いつもは冷静な充之が、珍しく感情を露わにし言った。


「たまには、一風変わった会い方もいいかな?って思って。」


利絵は無邪気な顔でそう言うと、さりげなく充之の手を握った。


「ところで、これからどうする?」

充之は繋いだ手を照れ臭そうに引き寄せると、利絵の目を見つめ訊いた。


「実は、すぐそこの画廊で私の父が個展を開いているの。充之さんが芸術に興味ないのは重々知ってるけど、父に紹介したいし、ちょっと行ってみない?」



「今から利絵の父さんに会えっていうのか?...聞いてないよ、そんなこと。...前もって分かっていればもう少し、ちゃんとした服装をしてきたのに。」


利絵からの突然の提案に充之は戸惑い、真顔でそう答えた。


「ごめん。..でも、この事を予め充之さんに伝えたら、充之さん、きっと今日会いに来てくれないって思ったから...。」


利絵は、いつになく真剣な面持ちでそう言うと、唇を固く閉じた。



「とりあえずその前に、そこの喫茶店で一服させてくれ。...作戦会議というか、心の整理をしたい。」


「うん、いいよ!」

利絵は充之の言葉に快く即答すると、充之が照れるのを承知で繋いだ手を振りながら、喫茶店へ入っていった。



「親父さんに紹介するって...利絵サイドでは俺達の関係、もうそんなに話が進んでいるのか?」


寒く感じるほど冷房の効いた店内で、アイスコーヒーを頼んだことを後悔しながらストローで啜り、充之が言った。


向かい合う小さなテーブルの上で、互いの視線が繋がってはクロスし、また繋がった。


利絵はグラスのアップルソーダをストローでゆっくり回すと、ひと口啜って答えた。


「別に、な~んにも進んでなんかいないわ。...ただ、私に彼氏がいるってことは知ってる。...せっかく画廊の近くまで来たから、あなたを父に紹介しようかな~って思っただけよ。....別にいいの。..父と会うのが嫌なら無理して会わなくても。」


利絵はそう言うと、再びアップルソーダを啜り、ランプの灯りに目を向けた。


充之は沈黙し目を瞑ると、腕を組んで何やら考え始めた。


10秒、20秒・・・やがて1分が過ぎようかという頃、充之がようやく目を開けてみると、瞬きもせず充之を見つめている利絵と視線が合った。


「結論から言うと...画廊には行く。それで、利絵の親父さんの個展を見物する。ただし、通りすがりの一般客としてだ。...つまり今回は、親父さんへの紹介やら挨拶やらは、一切なし!...ということで、ひとつ頼む。」


充之はそう言うと、組んでいた両腕を外し、利絵に頭を下げた。


どことなく、ふざけているようにも感じたが、利絵は充之の意見を尊重し承諾することにした。



二人はドリンクを飲み終えると、喫茶店を出て、斜め向かいにある画廊へ向かった。


利絵は外で待つことにし、充之だけが画廊に入っていった。



間口は狭いものの、奥行きのある画廊には、利絵の父が十数年の間に描いた油絵の数々が展示され、数人ほどが興味深そうに鑑賞していた。


「あれが、利絵の親父さんか。...結構ダンディーな雰囲気で渋いなぁ。」


充之は絵を見るふりをしながら、受付の近くにいる利絵の父らしき人物を見、そう呟いた。


そして展示されている絵画を見て回り、残り数枚まで来た時、ある人物像の絵の前で足を止めた。


「この絵に描かれている男...誰かに似てるなぁ...って、これ俺だろ?!」

そう思いながら絵画のタイトルに目をやると、充之は更に驚き、もう一度タイトルを見直した。


「娘婿......」


そう記されたタイトルを見て、唖然としていた充之。

すると背後から何者かに肩を叩かれ振り返ってみると、先ほどの父らしき男が笑顔で立っていた。


「ようこそ!...以前、娘が『彼氏だよ』と言って、君が写っているスマホの画像を見せてくれてね。...それで描いてみたんですよ。」


嬉しそうにそう語る利絵の父に、充之は、ぎこちなく笑みを浮かべ挨拶をした。

「俺の似顔絵は実物よりも二枚目に描かれているから良しとしよう。..だが、タイトルの『娘婿』は、まだ早すぎるだろ!」


充之は、口から出そうになるその言葉を何度も呑みこむと、画廊の店先にいる利絵に目を向けた。


すると利絵は両手でピースサインをし、ニンマリと微笑んでいた。


「まぁ、いいか...。」

利絵の陽気な姿を見て、充之は不思議と自然にそう思えたのであった。


近くの公園から微かに聞こえてくる、ひぐらしの鳴き声が、夏の終わりが近いことを告げていた。。。。











懐かしのヒットナンバー 
稲垣潤一              「真夏の果てまで」
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2016年08月07日(日) 23時46分43秒

ショートストーリー878

テーマ:小説
男は今日も、繁華街に背を向け、雑居ビルの2階にある喫茶店へと入っていった。


「いつもの。...」

男は店員と目を合わすと、そう言ってカウンター席に座った。


狭い店内には窓が一つしかなく、カウンターが無ければ、まるで独房と見まがうほどであった。


店員はカプチーノを陶器のカップに注ぐと、メモ用紙のようなものをソーサーに敷き、その上にカップを置いて差し出した。


男は山高帽を被ったまま、カップを手に取ると、飲むよりも早くメモ用紙に目を通し始めた。


「ふっ...随分、羽振りがいいな。」


男は不敵な笑みを浮かべ、小さな声でそう呟くと、メモ用紙を折りたたんでズボンのポケットに仕舞った。


店員は何事もなかったように珈琲豆の小袋を棚の奥に片付けると、店の奥で煙草を喫い始めた。


電話帳にも載せず、看板も出さず、BGMさえ流れぬこの喫茶店...。


表向きは喫茶店だが、その実態は、人がやりたがらない事を請け負い、この男にその仕事を依頼する為の仲介所となっていた。



インターネットのサイトを通じ、毎日多くの依頼が店に届くが、男は犯罪に当たる行為は絶対にしないことをモットーにしていた。

渋すぎるカプチーノを飲み干すと、男は小銭をカウンターに置き、店を後にした。



男は来た時とは違い、雑居ビルの裏手にある非常階段を下りて狭い路地に出ると、踵がすり減った革靴を引きずるようにして歩いていった。


昔、つまらぬことでチンピラ数人を相手に喧嘩をし、足首を骨折して以来、その歩き方になった。


昼間の青空から、やがて鉛色の空に変わり小雨が降り始めると、男はシャッターを下ろした古本屋の軒下で雨宿りをし、おもむろに煙草を咥えた。



男は何度も親指でライターのフリントホイールを回すが、オイルわずかのジッポーは、なかなか着火せず、男をいらつかせた。


「いっそ、これを機に禁煙するか。...なんてな。...もう100回以上は言ってるな。」

煙草を諦めた男はライターをポケットに入れると、恨めしそうに雨空を見上げた。



「何年も脱税している経済評論家、我が子を非行に走らせている教育研究者...核兵器なき平和な社会の実現をと言いながら、核の保有を推進する政治家。...公正で自由な報道を守ると言いながら、権力者と高級な店で酒を呑み、飼いならされたマスコミ...どいつもこいつも2枚舌、3枚舌のペテン野郎ばかり。」


依頼される仕事の理不尽さと、どこか似通った世相への虚しさを胸に秘め、男はそう思った。


一向に降りやむ気配がない、雨の街...


男は使い古した手帳を取り出し、数ページめくると何やら確認し、この界隈にたった一つだけ残った電話ボックスへ駆け込むと、実在する別人に成りすまし、詐欺と横領の疑いがある人物の家へ電話をかけ始めた。


「あぁ~、どうも。...ワタクシ、ご主人の直属の上司で山田と申します。...御存じない?...まぁそうでしょうねぇ、大きな会社ですから。...ええ、それでご用件から申しますと.....」


数分間に及ぶ通話を終え、何やら手がかりを掴んだ男は、手帳に「OK!」と書き込むと、電話ボックスを後にした。



小雨は霧雨に変わり、西の空には、おぼろげな夕陽が顔を覗かせていた。



「空模様も、人の心も常に変わり続けてゆくもんだ。...立場なんて、いつ逆転するか分からない。...いや、逆転なんかしなくてもいい。イメージと現実は大違いなんてこと、ざらにあるからな。」



男は、そう思いながら歩道橋の階段を上ってゆくと、見覚えのある女がこちらに向かって下りて来るのが見えた。


肩まで伸びた、ストレートの黒髪...切れ長の目に、濃いアイシャドウ。


「多香子...多香子じゃないか?!」


男は女と目が合った瞬間、すぐ、かつて恋人だった女だと気がついた。


もう2年も前に別れたっきり、会っていない女...。


しかし多香子のほうも、すぐに男のことを思い出し、驚きの表情を見せた。


二人は階段の途中で立ち止まると、暫し沈黙のあと、声をかけあった。


「久しぶりだな。こんな所で会うなんて驚いたよ。...」


「ええ、ほんと。...お仕事中?」


多香子は動揺を隠すような強張った笑顔でそう言うと、軽く咳ばらいをした。


「まぁ、そんなところだ。...仕事と言えるような稼業じゃないけどな。...急いでるんだろ?..俺に気を遣わなくてもいいよ。」


多香子の雰囲気を察し、男は頭を掻きながら言った。


「うん。...これから、ちょっと用事があってね。体に気をつけてね。」


「あぁ、ありがとう。...君もな。...それじゃ」



久しぶりの思わぬ再会は、素っ気ない会話で呆気なく終わり、「またね。...」の決まり文句さえなかった。



「誰よりも分かり合える最高の相手だと思っていた二人が、たった2年足らずで、このありさまさ。...」


男は、そう思いながら歩道橋を渡り終えると、先ほど渡されたメモ用紙を取り出し、そこに書かれている女性の名前を見つめた。


「皮肉なもんだ。...多香子が依頼した夫の浮気調査を、元彼氏の俺がすることになるなんて。...しかも、その多香子に偶然遭遇するし。...多香子、まさかこの俺が夫の浮気調査をするなんて微塵も思ってないだろうな。...」



男はポケットから小銭を取り出すと、たまに立ち寄るクレープ屋で苺クリームのクレープを買い、店の横にあるベンチに座って頬張りながら心で呟いた。


「二人でここに来ると、多香子は,いつも決まってこれを頼んでいたっけ。...多香子とクレープを食べながら歩いた、あの頃が懐かしい...。」


あの頃と変わらぬ味のクレープを食べていると、まだやり直せそうな、取り戻せそうな、そんな気がするのであった。。。。











懐かしのヒットナンバー 
薬師丸ひろ子           「マリーンブルーの囁き」
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2016年07月31日(日) 23時53分59秒

ショートストーリー877

テーマ:小説
「今度のライブ、来てくれるわよね?...あなたがいなくても、私もバンドも立派にやっている姿を観てほしいの。...」


秋穂は久しぶりに祐介へ電話をかけると、落ち着いた声でそう言った。



「悪いけど、今忙しいんだ。...俺は、もうお前たちとは関係のない人間だ。...俺が抜けてもアザースは大人気なんだろ?結構なことじゃないか。...ライブに行く気は毛頭ない。..それじゃ、またな。」


古びた倉庫の片隅で、祐介は素っ気なくそう答えると携帯を切った。


「祐介のやつ、いつまで強がってるつもり?...メンバーたちと音楽性の違いぐらいで喧嘩して、ライブツアー直前に脱退するなんて、あまりにも身勝手すぎるわ!」


電話を一方的に切られた秋穂は、携帯をテーブルに置くと、正面に広がる夜景を見つめ、そう思った。



秋穂は、バンドグループ「アザース」のボーカリストであり、祐介は、かつてベースギターを担当していたが、半年ほど前に脱退していた。

携帯の待ち受け画面には、まだ祐介がベースを担当していた頃のアザースが映っていた。



「秋穂さん...待った?」


待ち合わせ相手の貴之がやって来て、ひとり、ぼんやりと夜景を見つめていた秋穂の肩を擦り、声をかけた。


「私も今来たとこ。...貴之って、なんかいつも楽しそうでいいね。」


秋穂は、そう言ってグラスの冷水を一口飲むと、ぎこちなく微笑んでみせた。


「まぁ、実際そうでもないんだけどさ。...見かけだけでも、ハッピーなほうがいいじゃん!」


祐介の脱退後、新しくアザースのベースギターに加わった貴之は、祐介とは対照的で良く喋り、誰とでも親しくなれる人物であった。


ゆえにバンドのメンバーたちともすぐに馴染み、まるでアザースの結成時からいるような錯覚を抱かせた。


だが、そんな貴之の演奏に秋穂はライブをやる度、不満を募らせていた。


「確かに、メンバーたちとのコミュニケーションは大切。でも、あのギタープレイはアザースのベースとしては落第点だわ。...祐介のプレイとは雲泥の差。...最近のオーディエンスは騙せても、耳の肥えた初期からのオーディエンスたちには技量のなさを見抜かれているはず。..」

日頃、貴之に対し、そんな危惧を抱き始めていた秋穂は、今回、その件について直に本人へ伝える為、貴之を夕食に誘ったのであった。


「秋穂さん、うちらのサマーツアー、あとは九州の2か所だけですね。...いやぁ~、初めてのツアーでどうなる事かと思ったけど、新加入のわりには結構いけてるでしょ?俺(笑)」


貴之は終始笑みを浮かべながら、上機嫌な様子でそう言った。


秋穂は、そんな貴之を無表情な顔で見つめ、暫し沈黙した後、テーブルを手のひらで叩き、睨みつけた。


「自信過剰も、いい加減にしなよ!...あんた、前にいたバンドでは上手かったのかも知れないけど、アザースのベースとしては失格だよ。..複雑なコード進行が不規則に続くアザースの楽曲を、全て完璧に演奏してから大口叩きなよ!」


秋穂は今までの鬱憤を晴らすかのように、愛想も愛嬌も捨て去り、強い口調で言い放った。


メンバーになって以来、秋穂が怒った姿を一度も見たことがなかった貴之は、呆気にとられたような顔をした。



「そうっすか。...分かりました。..毎日、練習に励みますよ。.でも俺、自信過剰じゃないですよ。...ある程度の自信がなかったら、ステージに立つ資格なんてないと思ってます。だって腕に自信のない人間が客からお金を貰っちゃ失礼でしょ?」



そう言う貴之の表情からは、いつもの笑みが消え、プロミュージシャンの端くれとしての意地とプライドが眼差しに溢れていた。



秋穂は、それ以上、貴之を問い詰めることはせず、話しを変えて最後は和やかにレストランを後にした。



「俺、今度の福岡でのライブでは秋穂さんが文句ひとつ言えないぐらいの演奏してみせますから。...期待してください!」


駐車場での別れ際、貴之は愛車のドアを開けると、秋穂に向けてそう叫んだ。


「私があなたに期待してどうするの?...あなたが期待させる相手は、会場に来てくれるオーディエンスたちでしょ?!」


秋穂は笑顔ながらも厳しい口調でそう返すと、貴之は「そうっすね!」と微笑んだ。



秋穂は自宅に直接帰る気にもなれず、港近くにある野外ステージへと車を走らせた。



深夜0時を過ぎた野外ステージは、闇に包まれ、薄っすらと月明かりに照らされていた。


秋穂は、その観客席の最前列に座ると、誰もいないステージを見上げた。


秋穂の脳裏には6年前、この場所で行われたアザースの記念すべき初ライブの光景が浮かんでいた。


汗を飛び散らせながら激しく歌う秋穂の隣りで、ベースギターを完璧に演奏する祐介...。


時には背と背をつけて、楽曲のノリに合わせ踊るふたり。。。


そんな光景が鮮明に甦り、まるで昨日のことのように、秋穂には思えた。


「祐介、戻って来て...お願い。...どうしても無理だと言うのなら、私、アザースから脱退して、祐介と二人、新ユニットを作りたい。...祐介と一緒なら、最高の楽曲が生まれそうな気がするの。...」


心でそう呟くと、秋穂の瞳からは涙が溢れ、その頬を伝っていった。




アザースのサマーツアーが、全て終了した8月下旬......。


秋穂は電撃的にアザースから脱退し、祐介と共に、新たな一歩を踏み出したのであった。。。。











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障子久美                「Miss You」
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