2008-09-11

新mプ日そ5

テーマ:moonプレイ日記

【前回のあらすじ】
 おばあちゃんに会う。孫とまちがわれた。


【今回のあらすじ】
 就寝。






(前回の記事から)

 どうやらおばあちゃんは主人公「なまえをいれよ」のことを孫の「ナマエヲイレヨ」と間違えているようです。町のみんながナマエヲイレヨは事故で死んだって言うんだよーでもおまえはやっぱり生きてたねー良かった良かったあたしゃ信じてたヨー的なグチをこぼしながら、おばあちゃんは安楽椅子で居眠りを始めます。


 ここから話を再開させます。


 おばあちゃんが寝てしまい、やることがなくなった主人公。素直にベッドにもぐりこみましょう。おやすみなさい☆


 すると、夢の中で「なまえをいれよ、なまえをいれよよ…」という声が。
「ん? 名前入力は済ませたけどなァ…?」
 何事ぞと思った次の瞬間、妙に縦長の顔が浮かび上がりました。「なまえをいれよ、なまえをいれよよ…」ってどうやらボクに対する呼びかけだったようです。そういやボクの名前は「なまえをいれよ」です。残念極まりない。いちいちカッコつきで書かないとワケわからない。たとえば「名前はなまえをいれよだよ」と書いて、すんなり読めるだろうか。読めない。なまえをいれよというなまえはなまえをいれるのをなまけた罰です。
 長ったらしいから書くのも面倒だし、いっそのこと省略してみたらどうか。
 なまいれ。
 ちょっと性的だ。


 なまえをいれよの夢枕に現れたのは夢の女王(公式には単に「女王」ですが、ボクはこう呼んでます)。私事ですが小学校の時の先生に似ています。
 で、この夢の女王、よく来ましたね的なことを言います。「的なこと」と言うのは、それはボクが会話の内容を覚えてないからです。(なにせプレイしたのは3ヶ月前。当日記はその時のプレイで書き留めたメモが元になっています。そのメモには「夢の女王。『なまえをいれよ、〃よ…』何かと思ったら俺の名。失敗した」しか書いておらず、そのとき聞いた話に関する記述はナッシング。──そういやおばあちゃんとの出会いの場面でもタオ(飼い犬)のことを書き忘れてますし、なんじゃこりゃ散々であります。普通プレイ日記といえば起きた事はあまねく記録するのが本来でしょうし忘れたのならプレイし直すのが筋なのでしょうが、もともと正確性は軽視した完成度の低い日記でございます。良識ある書き手ならば当然読み手に対する良心を持っているはずですが、ボクは良識ない書き手なので夢の女王が何を話したかは永遠のミステリーということでごめんこうむります。ゴメン。すごく大事なことを話すんですけどね)


 今回のプレイはここまでです。前回と合わせてもゲームプレイ時間は1分に届きません。もしかするとプレステの電源入れてから10分も経ってないんじゃないかな。足かけ3ヶ月以上連載してますけど。どういうことでしょうか。本当にもう…これだけゼイ肉だらけの文章は前代未聞ですよ。ちょっとダイエットが必要かも知れませんね!




【次回のあらすじ】
 起床。着替え。(ダイエットする気なし)





(↑ここまで書いて一度更新しました)
(そしたらしばらくして、なんか知らんけど次回分の記事が書けてしまいました)
(↓追加します)



 夢の女王からのご託宣「この世界を救えるのはおまえだけとか何とか言ってたかなぁ?」を聴き終え、朝になりました。
 ベッドですやすや眠る半透明の主人公に、おばあちゃんがナマエヲイレヨの服を着させてくれます。これで、町の人たちも主人公の姿を認め、呼び掛けに答えてくれるようになります。着衣以外は透明のままですが…。


 この時点から、ゲーム画面左上には時計が表示されるようになります。moonの世界はリアルタイムで時間が流れており、時間帯によって住人たちの生活パターンは変化します。
 また、これは非常に重要な概念なのですが、主人公には制限時間があります。ちょうどウルトラマンが地球上では3分間しか戦えないようにmoonの主人公にも動ける制限時間があるのです。これを「アクションリミット」といいます。
 戦闘のないRPGであるmoon。プレイヤーが死ぬ要素はこの時間切れのみです(この斬新なシステムは発売当時クソゲーあつかいされる要因となったようです)。アクションリミットは食べ物を食べると少し回復し、ベッドで寝ると全回復します。
 このアクションリミットは、ラブ(ありていに言えば経験値)を集めてレベルを上げると増大します。最高レベルになれば1週間くらい寝なくても大丈夫になります。しかしレベル1ですとたった半日しか行動できません。夜になる前にベッドに入らないと即ゲームオーバーです。ゆえに序盤はシビア。あまり広範囲をほっつき歩くことができません。すぐおばあちゃんの家に戻れるように心がけておかねばなりません。
 また、アクションリミットが少なくなると主人公は疲れて「へたり状態」になり、歩くスピードが遅くなります。──ついつい遠出してしまったある夜、急いで帰宅するものの途中からヘタリ、なんとか家の中に入った瞬間ベッドはすぐ目の前なのに死亡──ラブ集めを欲張りすぎるとそういう事故も少なくはありません。


 事務的な説明も終わった所で、ついに本格的なプレイの始まりです。さあー忙しいぞー。

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2008-09-09

新mプ日そ4

テーマ:moonプレイ日記

 プチ告白。『新moonプレイ日記その○』という記事のタイトル、実はコピペではなく、いつもキーボードで打ち込んでいました。完全手作業による入力だったのです。バカみたいでしょ? コピペなら一瞬で済むのに。マウスに手を伸ばすのがかったるかったんだと思います。
 しかしこんな下らぬ徒労とはいえ10回以上にわたって続けてきた作業ですから、こうなってくるともはやちょっとした伝統芸とさえ言えましょう。伝統は大切に保存していかなければなりません。ゆえに今後も機械のチカラに頼らず人力でがんばっていく所存。moonプレイ日記の記事タイトルにコピペは一切使用しません!
 でもさ、わかるやろ。毎度毎度いちいち『新moonプレイ日記その○』って打ち込んでたら疲れまんねん。これは多大なる労働力の損失、ですよ。では作業の効率化を進めるにはどうすればよいか。それは「ムダを省き、削れる所は削る」これが一番。今はやりの聖域なき構造改革ってヤツです。なのでタイトルちょっと省略してみました。初めは違和感あるかも知れませんがそのうち慣れます。痛いのは最初だけで、徐々に気持ちよくなります。我慢子。



 えーとそれから。更新が滞ったことに関しては露鵬・白露山と同じくらい反省しています。なので許して下さい。(軽く頭を下げる)


 それではお待ちかね本題…に、今すぐ入りたいのですが、作者本人がどこまで書いたのか忘れてるのでちょっとおさらいさせて下さい。
 (前回の記事に目を通すボク)
 ふむ、ケッコーまじめに書きましたな。しかも筆が走ってる。予想外の展開=おばあちゃんに「もしやナマエヲイレヨなのかい?」と呼ばれる=にビックリ仰天していなければもっと書き継いでいたかも知れませんな。ババァめ…!


 そんなわけで、おばあちゃんにナマエヲイレヨ呼ばわりされた場面から続けます。
 よもやの不意打ちによって「貴様はナマエヲイレヨなのか」と問われたボクは、どう答えていいものやら判断に困り、とりあえず否定しておきました。ふざけんな、ナマエヲイレヨなんかじゃねぇよ! いくらおばあちゃんだからって、言って良いことと悪いことがあります。そんな屈辱的な呼称は容認できません。
 するとおばあちゃんは「(※ここウロ覚え)そうだよね、あの子は死んだんだものね。まちがっちゃってごめんなサインby茶魔語ぶぁい」と謝ってきました。ボクは自分のNoと言える日本人ぶりに満足しました。
 さて、おのれのアイデンティティーを保持するためナマエヲイレヨ説は全力で否定したものの、しかし困りました。これだと話が進まないんです。おばあちゃんの問いかけに対して「そうだよ」と回答しなければ行き詰まるのです。プレイヤーが「そうだよ」と答えるのは定められた運命。そういうゲームプログラムなのです。「ボクはナマエヲイレヨなんかじゃない」「でも、認めないとストーリーが進展しない」このジレンマ。困りました。
 プレイ日記を永久に中絶するという手もありますが、それだと読者諸氏から「ふざけんな」「バカにするな」「せっかっく今まで我慢して読んでやったのに」「時間のムダだった」「金返せ」「結婚しろ」「アホ」「ボケ」「死ね」「クサイ」「入れ歯洗浄剤」などの批判糾弾が噴出するおそれがありますので、不本意ですが、実に不本意なのですが、ボクはナマエヲイレヨという名前でmoonの世界に生きていく覚悟を決めました。


 そうと決まればクヨクヨしてもしょうがない。ボクは自分がナマエヲイレヨであると認めました。
 その途端、ボクを抱きしめるおばあちゃん。普段ならば涙腺のゆるむ場面なのですが、今回のプレイに限っては妙にイラッと来る場面です。不機嫌にならざるを得ない。出来ればこの、なんつうかカーミ・ナリビッカーを唱えたいくらいな。
 どうやらおばあちゃんは主人公「なまえをいれよ」のことを孫の「ナマエヲイレヨ」と間違えているようです。町のみんながナマエヲイレヨは事故で死んだって言うんだよーでもおまえはやっぱり生きてたねー良かった良かったあたしゃ信じてたヨー的なグチをこぼしながら、おばあちゃんは安楽椅子で居眠りを始めます。


【注意! ここから盛大にネタバレします! moon攻略中の方、お気を付けて。パソコンで読んでる人は文字を反転させて読んで下さい(反転が何かわからない人はお父さんお母さんに聞くか2ちゃんねるで質問、もしくは新興宗教に入信して神からのお告げを受信してみよう)。ケータイで読んでる人は電源を切るかマナーモードに設定のうえ海に向かって投げ捨てて下さい】


 このおばあちゃんは「なまえをいれよ」と「ナマエヲイレヨ」を間違えました。この二人は、名前もソックリですが、姿形もウリふたつでして、おばあちゃんが間違えるのも無理はないくらい似ています。ほとんど同一人物です。
 これはどういうことか単刀直入にネタバレしますと、ナマエヲイレヨは現在、王家に伝わる呪いの鎧に身を包まれて、勇者の役目を演じている真っ最中です。おばあちゃんの孫ナマエヲイレヨは、対外的には死んだことにされていて町の人もそう信じて疑いませんが、実は大臣の計画によって勇者に仕立て上げられてしまったのです。
 ややこしい話ですが、「ナマエヲイレヨ」という名でおばあちゃんと平和に暮らしていたのに、プレイヤーの「なまえをいれよ」がゲームに介入したことによって、偶然、プレイヤーの分身として選ばれてしまったのです。
 ナマエヲイレヨが勇者に選ばれた理由。これは大臣が計画した白羽の矢の儀式に由来します。よく、候補者を(しばしば犠牲的な地位に)抜擢することを「白羽の矢を立てる」なんて言いますが、まさにそれ。いや、まさにそれどころじゃないな、実際に本物の矢を放ったんですから。お城から空中に向けて放った矢、その矢が刺さった先が、おばあちゃんの孫・ナマエヲイレヨだったのです……。
 じゃあ大臣が100パーセント悪いのか? いいえ、やっぱりプレイヤーも悪いのです。この白羽の矢、実は名前入力画面のカーソルキーでもあるのです。プレイヤーが、カーソルキーの矢印で「なまえをいれよ」なんて入力したばっかりに(ボクは今回カーソルキーを少しも動かしてないんですが…)、同姓同名のナマエヲイレヨに矢が命中してしまったのです。
 以上の事実はゲームの中盤に判明するのですが、とても悲しい話です。悲しすぎます。突然あんたの孫は死んだんだって宣告されたおばあちゃんの悲嘆は想像するに余りあるし、一度着たら二度と外せない鎧の呪いによって記憶や感情を失い、動物をぶっ殺すマシーンと化してしまったナマエヲイレヨの悲劇も同情すら許さぬほどに凄絶です。
 moonは表面的には単なるアンチRPG(RPGを皮肉るRPG)だと思われがちですが、その背景にはこんなにも深く悲しいバックグラウンドストーリーが存在するのです。エンディングにたどりついた人でも、ここまでは知らなかった人も多いのではないでしょうか。勉強になりましたね。



 いまだに本格的なプレイは始まっていないのですが、始まっていないにも関わらず物語の核心に触れてしまうプレイ日記ってプレイ日記としてどうなのでしょうかウンコウンコー。

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2008-09-01

新moonプレイ日記その3

テーマ:moonプレイ日記

(あとがき:とりあえず指の動くまま文章を垂れ流してみたところ、気付けば原稿用紙2枚分関係ないことが書かれていました。読む価値ないので飛ばして下さい)
(しかし消すのもシャクなので棒線を引いておきます)
(そろそろ頭の病院に行った方がいいのかも知れません)
(年貢の収め時ってヤツです)


 こんにちは。もう9月ですね。今年も残すところあと3分の1。悔いの残らないよう精いっぱい日々を過ごし、何ごとにも当たって砕けていきたいものです。
 めざすは全玉砕!
 キムヂョンイルの奥さんの名前は金玉(キムオク)だい!


 さて……(おのれの文章のあまりの品の無さに赤面しながら)。
 このmoonプレイ日記、実は8月で終了するはずだって知ってました? 知りませんよね。知るわけありません。現にこうして続いてるし。
 本来ならば8月にガーッと更新して一気にラストまで書き上げようとたくらんでいたんです。いたんですが、毎度(もちろん今回の更新でも)ムダな前置きをするためにちっとも話が進みゃしない。連載10回を超えていまだにおばあちゃんに会ってないってどおゆうことでしょうか。頭が犯しいとしか言いようがありません。そんなわけで8月中に終了させることができず、悪夢のロングランが決定したというわけです。
 反省猛省孟母三遷、今後は執筆ペースを上げていく所存。なので次のオリンピックが始まるまでには完成するのではないかと思います。ご期待下さい。


 では、改めまして。新moonプレイ日記その3です。はりきって参りましょう。
 今回──旧プレイ日記から通算して13回目にして、ようやくおばあちゃんに会いますよ! お待たせ!(moonプレイ日記としてはおそらくダントツ世界一でしょう。──そう、世界一、攻略、遅い)
 だけんどもですね、あんまり書きたくないんですよ、おばあちゃんとの出会いの場面。いや、泣けるからとかじゃなくてさ……いやいや、え、なに、なんですか、オイ、ちょっと、そこの、後ろの方で今ヤジ飛ばしたやつ、そう、おまえ、そうそうおまえだよ、オイ、今なんつったコラ、あ? 書くのがメンドーなんだろとは何だてめぇコノ失礼なヤッチャな、あ? いっぺん死んどくか? そんなんじゃねぇよ! 断じて! 書くのが面倒くさいわけでは! 無い!!
 いや、そうじゃない、そうじゃないんだよ菊池くん、あのだね、泣けるっちゃ泣けるんですよ。別の意味でね。まあ、その時が来ればわかるよ、どうしてボクの筆が渋るのか。




 こんにちは。もう9月ですね。新moonプレイ日記その3です。その2が中途半端に終わってしまったのでその続きからです。


「勇者様、御出陣~!」
ってなわけで、月に住むドラゴンを倒して世界を救うという、ご大層な使命を請け負った勇者。満を持してクエストに出発です。
 主人公の少年はこの勇者を今さっきまでテレビの外から操作していました。まさに“正義の味方”としての勇者をあやつって、英雄的行為をしているつもりでプレイしていたのです。しかし勇者と同じ次元の世界に立ち、勇者の悪逆非道な行為を間近に見ることによって、自分がどれだけ非道なプレイをしていたか、徐々に思い知らされることになります。


 冒険へ旅立った勇者。いきなり犬を追いかけ回しています。普通のワンちゃんを、ですよ。とんだイカレポンチです。これは『MOON』における「くるったいぬ」との戦闘(※『moonプレイ日記その6 』で言及)。実は犬が狂ってたんじゃなくて勇者が狂ってたのですね。
 そんな勇者に対して、町の人もいささか冷ややかな反応…。「犬っころを追っかけてるようなバカに世界が救えるもんか」みたいなことを言っています。言っていた気がします(今回のプレイでは人と極力コミュニケーションを取らないヒキコモリ戦法を採用しておりますので、以前のプレイからの記憶あやふや引用です)。
 ただし。犬をいじめるバカっぷりは別として、勇者、けっこう人気あります。期待されてます。若者向けのキャラクターグッズを作って売り出そうと思案しているオッサンもいるくらいです。それくらい大人気。こんなバカに世界は救えないのに。


 勇者のことはほっといて、ちょっと町の観光案内を。噴水広場を中心として、画面上側がお城、左側が飲み屋、右側が雑貨屋とパン屋、下側がフィールド(町はずれ)となっています。まだこの時点では右側と左側には行けません。行こうとすると、犬をドタドタ追っかけ回す勇者がゴチーンとぶつかって来てふっとばされます。飲み屋雑貨屋パン屋はいさぎよくあきらめて、下側に行きましょう。


 下側に行くと、あらあら、スライムがポヨンポヨンはねています。森から森へと横切りましたよ。イヤな予感がします。雷がビッカーとなる予感が。
 しかしまあ、このスライムがどういう運命を辿るか先刻承知していても、どうせ救えやしません。これも世の定めだとあきらめて、見て見ぬふりを押し通します。先に進みましょう。


 その先には一軒のおうち。美しいピアノの旋律、ドビッシュー作曲の『Clair de lune(月の光)』が流れる、moonファンの憩いの場、おばあちゃんの家です。
(タオ調教のイベントの時は例外として)moonファンの憩いの場です。
安らぎの場です。
いつだってあたたかい気持ちにさせてくれる場所です。
いつだって「ただいま」とつぶやきたくなる、
大好きなおばあちゃんのいる、
大好きな、特別な場所。
 それなのに、まさかあんな悲しいことになるなんて…




【恐怖体験をした神奈川県S.T.さんの証言(プライバシー保護のため音声は変えてあります)】


 ボクはブログの記事にするために、その家を訪れたんです。ええ。moonプレイ日記という連載物を書いていまして…。ええそうです。で、そのときボクは、何気なく、おばあちゃんの家に入ったんです…。ええ。おばあちゃんがいることは知っていました。なにせ10回以上もプレイしていますから、勝手知ったるもんですよ。へへへ…自慢するわけじゃないですけどね、その後の展開も何もかもお見通しだったわけです。そりゃ10回もプレイすればボクのようなバカでもイヤでも覚えますよ。
 で、このおばあちゃん、どうやら目が悪いみたいなんですね。「みたいなんですね」なんて知らないフリしてみましたが、ぶっちゃけ■■なんですよ。──あれ、いま伏せ字になりましたか? 目が不自由って言わなきゃいけないのかな? 不便な世の中ですね…よろしい、目が不自由なわけです。
 すでにお話ししたと思いますが、主人公たるボクはどういうわけだか透明で。住む次元が違うからでしょうか、身体がスケスケなのです。だから、王様に話しかけても王様は「いま何か言った?」って大臣に聞くし、大臣に話しかけたってその逆で──誰もボクの存在に気付いてくれない。もうやってらんないですよね!
 そんな殺伐としたコミュニケーション・ブレイクダウンな世界で、唯一ボクの存在を認めてくれるのがこのおばあちゃんだったのです。おばあちゃんは■■、あ、目が不自由なので、もともとボクの姿が見えないと。だから、気配だけで、誰だか判断するわけです。
 ボクの気配を察知したおばあちゃんの、発したそのセリフとは…! 驚愕の…!
「もしやナマエヲイレヨなのかい?」

えぇーーーーーーっっっっ!!!!!????




 どうです、悲しいでせう…。原因はコレ 。名前入力画面で何も入力せずに「おわり」を選んだら「なまえをいれよ」って出た。でも気にせずもう一度「おわり」を押した。あらかじめ用意されたデフォルトネームになると思ってた。その時はそう思ってた。でも、ちがった。

 名前が「なまえをいれよ」になっちまってたYO-!(悲しさのあまり今日はこれ以上更新できません。次回を待てっ)

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