21世紀サムライの備忘録

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高木、誰もが納得のマン・オブ・ザ・マッチに
与えられたチャンスを生かしユトレヒトの勝利に貢献
 

2012年3月31日(土)

立ち上がりから積極的なプレーを披露

 ユトレヒトの高木善朗は、30日のエクセルシオール戦にフル出場し、3-2の勝利に貢献した。

 試合終盤、地元サポーター選出のマン・オブ・ザ・マッチに高木が選ばれたことがスタジアムで告げられた。そのとき、高木はガス欠でいっぱいいっぱいの状態。屈伸などで何とか足にたまった疲れをとろうと試みたが、とうとうロスタイムに足がつってしまって芝生の上に座り込んだ。するとユトレヒトのサポーターが、「シャーキー、シャーキー」とニックネームを連呼し、高木もなんとかそれに救われて、立ったままタイムアップの笛を聞くことができた。

「やばかったです。久しぶりの90分だったので」
 高木にとって先発は2月12日のADO戦以来、フル出場は1月28日のヘーレンフェーン戦以来のことだった。

 この日のユトレヒトは、負傷者、警告累積者、さらに調子を崩している者もいて、多くの若手選手が抜てきされたが、低調なプレーが続いた。そんな中、チャンスを与えられた若手の1人、高木は立ち上がりから積極的なプレーを披露。とりわけ65分に左ウイングからボランチの位置に入るとボールタッチが増え、73分、74分と際どいシュートを連発してファンを沸かせた。


地元紙記者もパフォーマンスを評価

 しかし、それまでの高木は、左からのカットインシュートという得意の形まで持ち込んでいたが、あまりに力んでしまってミートすることができなかった。

「なんかもう、『決めれる、決めれる、これ、来た!』とか思ったら力んじゃって、ちょっとリラックスしないとだめですね(苦笑)。いや、もう自分の形だったんで、『これだ』と思って、その分すごい力んじゃった」

 ボランチに入ってボールに触る機会が増え、その分、シュートにもリズムが生まれたのか……と思いきや、高木によればそうではなかった。

「結構、自分に疲労がたまってたんで、力めなかったですね(苦笑)。そこも課題です。まだボールをたくさん触ったり、ドリブルしたりするのに体がついてこない。それが今の自分の一番の課題だと思います」

 83分にはボランチを組んでいたアサーレが退場し、高木は2人分走り回った。その代償が足のけいれんを招き、その頑張りがサポーターからの高い支持につながった。

「(マン・オブ・ザ・マッチに)よく選んでくれましたね。今日2点取った選手(ファン・デル・ホールン)もいたのに(笑)」

 しかし、試合が終わった直後、ユトレヒト付きの地元紙記者は、「今日、ユトレヒトで一定のレベルに達していた選手は高木だけだった」と語っていた。高木も、会長、監督、GM(ゼネラルマネジャー)から「よくやった」と声を掛けられたという。誰もが納得の、高木のマン・オブ・ザ・マッチだった。


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お父さんは横浜べイスターズの高木豊選手


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秘境駅が人気の岩泉線廃止へ…復旧に130億円


 2010年7月の土砂崩落による脱線事故で全線不通となっているJR岩泉線について、JR東日本は廃止の方針を決め、29日、沿線の岩手県宮古市と岩泉町に伝えた。

 30日に正式発表する。新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離を除き、同社の廃線は1997年の信越線横川―軽井沢以来となる。

 JR盛岡支社によると、茂市(宮古市)―岩泉(岩泉町)間(38・4キロ)を結ぶ岩泉線は10年7月31日、普通列車が岩泉町内で崩落した土砂に乗り上げて脱線、乗客3人と運転士、車掌の計5人が軽傷を負った。JR東日本のその後の調査で、沿線111か所で崩落や落石の恐れがあり、復旧に約130億円もの費用がかかることなどから、同社は再開を断念した。同線の乗客は09年度、通学の高校生ら1日平均46人と年々減少し、同社の在来線67路線で最少。だが、山あいの押角駅(宮古市)は、全国有数の「秘境駅」として、鉄道ファンの人気を集めていた。

 この日、JR盛岡支社の社員が両市町を訪れ、「復旧費が多額に上ることや、利用客が減少していることから存続は厳しい」と説明。岩泉町の橋場(副町長は、「多額の復旧費用がかかるのは分かったが、鉄路での復旧を求める町の姿勢は変わらない」と話した。

2012年3月30日16時50分)


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ミランとバルセロナ、両者譲らず第1戦はスコアレスドロー=CL

 28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、現王者バルセロナと同大会を7度制覇したミランによる名門同士の第1戦は、両者譲らずスコアレスドローに終わり、勝負は第2戦に持ち込まれた。

 両者の試合の入り方が注目された前半、キックオフとともに高い位置からのプレッシングをかけたホームのミランが、後手に回ったバルセロナのパスミスからいきなり絶好の先制機を迎える。ところが、ボールを持ち過ぎたボアテングはシュートをブロックされ、ゴール前でフリーのロビーニョもボレーを打ち上げてしまう。一方、徐々に落ち着きを取り戻したバルセロナは、その後はボールポゼッションで相手を圧倒し、次々と敵陣深くへ迫る。だが、FKのサインプレーからゴール前に抜け出したアレクシス・サンチェスがGKアッビアーティに倒された場面ではPKの笛は鳴らず、劣悪なピッチコンディションにも苦しむバルセロナは、猛攻を得点に結び付けられない。

 一方、守備の踏ん張りを背景に、チャンスと見るやいなやカウンターに持ち込んだミランは、セードルフのラストパスを受けたイブラヒモビッチがフィニッシュに持ち込む。対するバルセロナも、メッシとのワンツーからゴール前に侵入したシャビが至近距離からシュートを放つ。だが、バルセロナのGKバルデスとミランのGKアッビアーティが共にスーパーセーブを見せ、先制点を許さない。その後もバルセロナの攻撃をミランがしのぐ展開が続き、前半はスコアが動かぬまま終了する。

 迎えた後半は、フィジカルの強さを生かしてルーズボールの競り合いを制したミランが、この試合初めて連続攻撃を繰り広げる。一方、粘り強いディフェンスで嫌な時間帯をしのいだバルセロナは、主導権を握り返して再び攻勢に転じるが、決定機を作るには至らない。プレーのリズムが落ち始めた両チームは、共に選手交代で活性化を図るものの、流れを劇的に変えることはできない。試合は終盤、アウエーゴールが欲しいバルセロナが、失点だけは避けたいミランを一方的に押し込む。だが、試合を通じてミドルシュートの意識や精度を欠いたバルセロナは、最後まで1点を奪うことができず、両者による熱戦はゴールネットが1度も揺れることなく幕を閉じた。




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