鱈の子を、くもこ、と言う、らしい。
相変わらず、年始までしばらく忙しいせいで、
当たり前のように今日も手当てのつかない残業をした。
何気なく、ふらり、と通った小路の小料理屋から出てきた店員と、
鉢合わせしてしまい、誘われるままに、なんとなく店へ。
魚が自慢というだけあって、ちょっと値の張る旨い店だった。
私の独り酒は、晩酌と晩飯の中間をいく。
瓶ビールをもらい、刺身を食べて、小振りのアラカブの煮つけを食べた。
途中から日本酒に換え、そのアテに注文したのが、くもこ、だった。
茹でてあるのか、かすかに湯気が上がり、ポン酢で。
この手のものは、河豚の白子でもカラスミでも、嫌いではない。
ちなみに、カラスミなどはシャッキリとした大根に挟んで、
紅白の色味を楽しみながら日本酒と食すのがたまらない。
この時期の電車は、やはりいつもより飲んだ帰りの人が多い。
不景気とはいえ、ささやかな忘年会は続いているようだ。
こちらは夕食とは言え、なるべく出費を抑えていたのに、
こんなところで元に戻ってしまった。
そんなことを考えながら帰宅して、
ジーンズを脱ぎジャケットを掛け風呂へ。
蓋を取ると黄色いボールのようなものがプカプカ..
そう言えば、外食を確かめる電話で、
「今日は香り湯にしたから..」と家人が言っていた。
このところ、忙しくて苛立っていたのを見透かされたように、
三つの柚子が湯面に転がる。久し振りに古風なアロマバスに癒される。
..冬至だなぁ、ならば、これからは日増しに昼のほうが長くなるのだな..
そんなことを、ぼんやりと考えながら、忙しい日中を洗い流した。
相変わらず、年始までしばらく忙しいせいで、
当たり前のように今日も手当てのつかない残業をした。
何気なく、ふらり、と通った小路の小料理屋から出てきた店員と、
鉢合わせしてしまい、誘われるままに、なんとなく店へ。
魚が自慢というだけあって、ちょっと値の張る旨い店だった。
私の独り酒は、晩酌と晩飯の中間をいく。
瓶ビールをもらい、刺身を食べて、小振りのアラカブの煮つけを食べた。
途中から日本酒に換え、そのアテに注文したのが、くもこ、だった。
茹でてあるのか、かすかに湯気が上がり、ポン酢で。
この手のものは、河豚の白子でもカラスミでも、嫌いではない。
ちなみに、カラスミなどはシャッキリとした大根に挟んで、
紅白の色味を楽しみながら日本酒と食すのがたまらない。
この時期の電車は、やはりいつもより飲んだ帰りの人が多い。
不景気とはいえ、ささやかな忘年会は続いているようだ。
こちらは夕食とは言え、なるべく出費を抑えていたのに、
こんなところで元に戻ってしまった。
そんなことを考えながら帰宅して、
ジーンズを脱ぎジャケットを掛け風呂へ。
蓋を取ると黄色いボールのようなものがプカプカ..
そう言えば、外食を確かめる電話で、
「今日は香り湯にしたから..」と家人が言っていた。
このところ、忙しくて苛立っていたのを見透かされたように、
三つの柚子が湯面に転がる。久し振りに古風なアロマバスに癒される。
..冬至だなぁ、ならば、これからは日増しに昼のほうが長くなるのだな..
そんなことを、ぼんやりと考えながら、忙しい日中を洗い流した。







