平成9年3月 東京拘置所 被告人ノート
取調べが終わり、起訴されると被疑者から被告人へと身分が変る。
ヤクザのたくさんいいる再犯雑居房は、笑いあり!笑いあり!笑いあり!の日々でした。海千山千、犯罪のベテランが集うのです。面白くないわけがない。ヤクザにとっては社交場でもあります。
どんなことを話していたかというと、・・・牧師の口からはいえません
要するに、犯罪の自慢話から、ドジッた話、下ネタ、塀の中での思い出など・・・共通の友が普通にいますのでそんな話で盛り上がります。
関東大震災のあとに建てられた古い東京拘置所は今も再犯者が収容されています。
夕方仮就寝になると、地震災害のアナウンスが流れますが、古いもので、いつも誰かが「このおばさん、この世にいねえよな」・・・とつぶやきます。
まあ、こんな楽しい雑居にいて顎がまわり(話ばかりして)日記など書くわけもなく・・・
ところが、日記を書き始めます。それは妻から離婚を切り出されたのが原因でした。人はしょうも無いことを人に話すことで気分を軽くします。その相手がいないので日記をかいたんでしょうね・・・
当時の東京拘置所の雑居房の発信は1日1通。 独居房は4通出せました。 苦しい、にがい顔で雑居で暮らすのも情けなく、申し訳も無いので房の皆さんに事情を話し、担当に申し出て独居に移してもらいました。
この雑居での仲間にいま現在も仲良しの群馬県の・ある組長がいます。私が牧師になったことに目を丸くして驚き、「そんなに儲かるのか!」と、ヤクザ仲間が私にいうことばをこの組長もいいました。もう一人、組長がいましたが癌でなくなってしまいました。またある人は、出所後私が預けた日本刀と拳銃の弾をもったままトンズラしてしまいました。
東京拘置所には 野良猫だか 官舎の猫だか分かりませんが、雑居の窓によくお菓子を貰いに来て、私たちの心を和ませてくれました。
それから、食の裏ワザが色々あるのですが 私が好んだのは 味噌汁に粉々にしたポテトチップスをいれる。 もう一つは 差し入れの イカの塩辛をよ~く水で洗ってイカ刺しにする。 いっておくが、これを娑婆でやる奴はいない!当たり前。被告人気分で召し上がってみてください。・・・・・
そんなことで、次から、気が向いたら・・・にするかも知れないけど、日記を写してみたい。長い場合、とばすかも・・・
今日の聖書の 御ことば
テモテへの手紙
1:12 私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。なぜなら、キリストは、私をこの務めに任命して、私を忠実な者と認めてくださったからです。
1:13 私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも、信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです。
1:14 私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。
1:15 「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。
1:16 しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。
1:17 どうか、世々の王、すなわち、滅びることなく、目に見えない唯一の神に、誉れと栄えとが世々限りなくありますように。アーメン。
同じテーマの最新記事
- 任侠道は生きている!! 05月28日
- 初めての逮捕(わっぱ) 12月01日
- 中間卸元 10月22日
- 最新の記事一覧 >>









