新年あけましておめでとうございます。皆様が健やかに今年一年をお過ごしになられますよう一同心からご祈念申し上げます。
お正月の風物詩、箱根駅伝ご覧になられた方も多いと思います。
一年間選手全員が必至の努力で当日を迎えるものの、実力通りの結果がでる者、思い通りに体が動かない者、はたまた、沿道の声援やテレビ中継により実力以上の力が引き出される者、毎年様々な筋書きの無いドラマが生まれる箱根駅伝です。
今年もありました。
東農大5区の津野選手。体調不良と闘いながらのゴール
もう一人、神奈川大学の9区鈴木選手。中継所直前で何度も転倒しながら、
繰り上げスタートの合図とほぼ同時の0:00秒、必死で手を伸ばして次走者にタスキを渡しました。
きっと記憶はないでしょう。
もはや、自分一人の襷ではない。
チームの、あるいは先輩方の伝統をつないでいるという、まさに「想い」だけで前に進んでいました。
東洋大学の雪辱もすごかった。
昨年はわずか21秒差の敗戦。
数字上、10人のランナーが一人2秒ずつ縮めていれば優勝。今年はその悔しさをバネに圧倒的勝利です。一年間二秒の為に努力し、それに耐えて勝つ。並大抵の精神力ではない。文字通り敗戦を成長に変えた、素晴らしい闘いでした。
当然、サポートする各チームの裏方さんも様々な苦労があったことと拝察します。
私が大学一年のときに中央大学は箱根で総合優勝を飾っていますが、
あの頃、母校の名誉のためにひたすら努力していた私たち、体育連盟に所属する、いわゆる「体連生」の中でも、陸上部の練習量は目を見張るものがありました。朝練に始まり、夜寝るまでまさに陸上漬け。
当時は松田選手、榎木選手と言う絶対的なエースが二人いましたから、弥が上にも学校やOBから期待が集まると共に、それは目に見えない重圧となってチームに襲い掛かっていたはずです。出場する10人が走りきる事はもちろん、給水を手伝う選手、タイムを計る選手、荷物を運ぶ選手など、皆の心が一つにならなければ勝利の女神は微笑んでくれません。
どんなスポーツも一人では闘えない。まさに表裏一体、裏方さん会っての表舞台です。
皆さんお疲れ様でした。
実は、私は、ある意味で箱根駅伝は選挙に通ずると思って見ているのです。
日々の積み重ね、コツコツ努力する事の大切さ。
選挙戦当日までにいかに準備をしてきたかかが問われます。そして、プロセスの中でいかに適切な準備ができているかが後の闘い方に多大な影響を与える事。公示日以降も大きなミスもなく、かつ力強く勝負をしかけていく大胆さも兼ね備えていなければなりません。
また、日頃の活動から選挙戦~投票箱の蓋が閉まるまで、本当に多くの多くの方々にお手伝いを頂く。一体どれだけの方が関わってくれるているのか。
それを考えると、
ランナーも候補者も
だからこそ『襷』を掛けるのだろうな。
と、思わずにはいられないのです。
日頃見失いがちな真摯なひたむきさに触れ
心が熱くなりました。
箱根駅伝。
今年も多くの感動を得、多くの事を学びました。