BLのススメ

自分の好きなBLを漫画でも小説でも映画でも紹介!BLによる恋愛考察!


テーマ:
清澗寺シリーズをひとまず全部読み終わったので
今度は同じリンクスの「嘯風館」シリーズを読んでいます!


「嘯風館」とは会員制の社交クラブのこと。
政財界から名の知れた人たちが集うのだ。
女人禁制の男性だけのお楽しみな紳士倶楽部とでもいうのかな。
「○○館」というとどうしても「鹿鳴館」のイメージがあって
最初これは明治とか大正時代の話なのかと思っていたら
しっかり現代モノでしたww
ただし嘯風館はその明治・大正の流れをくみ、
現代にその姿を蘇らせた・・・という由緒正しき社交クラブだ。
決して男性だけだからと、秘密倶楽部のように
あんなことやそんなことをするような場所ではございませんww

イラストは蓮川愛さん。
もうこういう世界はピッタリですよね~。

美人で世間知らずだけど負けン気とプライドは高いお坊ちゃまと
父親を見返してやりたいという気持ちを秘め己の力でのし上がろうとする男とが
とある利害の一致により期間限定の恋人同士となるのだが・・・


和泉 桂著「佳人は愛で綻びる」
佳人は愛で綻びる (リンクスロマンス)/和泉 桂
¥898
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由緒ある会員制社交クラブ『嘯風館』に通う佐方実紀は、父の会社を倒産の危機から救おうと、ある男の愛人になることを決意する。美貌に反して恋愛経験のない実紀は、愛人として相手を満足させる術を学ぶ必要性があった。そのため、『嘯風館』の会員で、貴族的で謎めいた雰囲気を身にまとう高階に、個人教授を依頼するが…。交換条件で結ばれた契約のもと、甘く淫/らな期間限定のレッスンを繰り返す二人の辿り着く先は—。『嘯風館』シリーズ待望の第1弾。



なんか昼メロを読んでいる気分でしたww
一応先の読める展開ではあるんだけど、
やはり蓮川さんの美しいHシーンにドキドキっとしながら
読むのが楽しかったりもします。

年間ン百万とかかる会費を払い
嘯風館で遊ぶことがステータス・・
ここでは誰も個人を詮索するような野暮な真似はしないし、
支配人も個人情報はがっちりガードだ。

誰もがここではスマートに遊び語り合う。

実紀は父親の経営する会社に務めているがまだまだ肝心の経営部分に関わるような
役職についているわけではない。

実は父親の会社の経営状態が厳しい状況に置かれているのだが
何もできない自分に歯がゆさを感じて過ごしていたのだ。

年間ン百万もし、そこで一杯のお酒がいくらするのかわからないけど
決して安くはないだろう。
経営危機でもそこに入り浸るのは辞めないんだ・・・・というところに
実紀の染みついたお坊ちゃま性質を見たww

その嘯風館には最近見慣れぬ美丈夫が姿を現し
実紀は素知らぬふりをしながらもかなり彼のことを意識していたのだ。

一方その美丈夫・高階は・・
父親の会社にいながらその父に密かに復讐を企んでいた。
そしてそのためには見知らぬお嬢様と結婚しなくてはならない。
でも今までそんなお嬢を相手に恋愛なんぞしてきたことがなかったので
どこかで手軽に鼻持ちならない金持ちとつきあって
お嬢と結婚するまえに金持ちのノウハウってものを心得ておこうか・・などと思っていたのだ。
そして目の前にはお金持ちのおぼっちゃまでプライドの高そうな
いかにも高階の探していた相手にピッタリの実紀がいた。

実紀は実紀で、父親の会社を助けるためには
とある人物からの援助を受けるしかなく、
しかもその人物の出してきた条件というのが実紀に愛人になれ、ということだったのだ。
しかも恋愛に手慣れた人が好みだという。

はっきりいって深窓のおぼっちゃまである実紀は
恋愛に長けているとはお世辞にも言えず困っていたのだが。

実は私、実紀が父親の会社を助けるためといっても
少しの葛藤はあるにしても案外とあっさり愛人になることを決めたのも驚きでしたww
だってプライドの高いおぼっちゃまだし~。

そこで・・・・・
高階はお嬢様との結婚前に実紀とハイソな関係でお付き合いするのを得策だとし
実紀は高階に恋愛の手ほどきを受ける・・・・・
互いの利害が一致し、
実紀が愛人になるまでの間、二人の付き合いが始まったのだ。


実紀は確かにあまり世間を知らないおぼっちゃまでプライド高いといっても
鼻持ちならない金持ちってわけじゃないのよね。
どっちかってーと、裕福な家庭で育ってきた人特有のおっとりというかおとぼけというか
そういう面を持ち合わせている。
なので、高階も最初の実紀へのイメージからどんどん変わって行くのよね。

もちろん、実紀のことを可愛くってたまらなくなっていくわけwww

二人のレッスンはニヤニヤしながら読んじゃいました。
最初からHの関係じゃなくて、キスから始まり・・・みたいな
段階をふんでいくんだよね。
そこがまたなんともいえないのだー!

私は攻めが受けのことが可愛くて可愛くてたまらない!っていうのが大好きなので
この攻めと受けの関係がとてもツボなんですよね。
契約関係からはじまった二人だけど、
恋人になってからは、もうもう甘すぎなんですよーーー!!


この本ではもう一組出てきます。
そっちの方が和泉さんはお気に入りのようだけど
私はちょっとあまり萌えられなかったの。。。
特に受けが・・・・
はっきりいって受けの動機は八つ当たりというか逆ギレというか
なんかそれがあまり私の中で納得できなかったので
このカポーは萌えられず・・・・・


H度ドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月やや欠け月

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テーマ:
清澗寺家シリーズ第1部完!!


ふぅ~~、
長かったけど
これでまだ第1部なんですねー!あせる

さすがに私も一気にシリーズを読破することはできませんでしたww
とりあえず全サも到着したので
第1部完結本をレビューしなくては・・!

これまでのシリーズレビューはこちら
  やじるし
この罪深き夜に
夜ごと蜜は滴りて
せつなさは夜の媚薬
罪の褥も濡れる夜
紅楼の夜に罪を咬む
「終わりなき夜の果て(上)


今回は長男・三男の話がメイン。
次男の話は結構ちょこちょこ読んでいる気がするんだけど
この二人はどうなったのか気になっていたんですよね。


和泉 桂著「終わりなき夜の果て(下)」
終わりなき夜の果て〈下〉 (リンクスロマンス)/和泉 桂
¥1,048
Amazon.co.jp

清澗寺伯爵家の長男の国貴は、軍を裏切りながらも密かに生き延び、一族を捨てて恋人の遼一郎と上海で逃亡生活を送っていた。国貴は素性を偽り、つましくも幸福な日々を送っていたが、遼一郎がまたも秘密を抱えていることに気づく。不安が増す中、国貴は弟の道貴に見つかってしまい…。雑誌掲載作に加え、道貴のクラウディオと甘くも激動の日々を描いた書き下ろし作品、初代伯爵・貴久の掌編を収録した、清澗寺家シリーズ第一部完結編・下巻。


「終わりなき夜の果て 後編」
遼一郎×国貴

上海へ逃亡し、その後ちらっとは出てきたけれど
どうなったのか・・・・・
二人だけの誰にも邪魔されない世界でラブラブなのかと思いきや
(いや、この二人にラブラブなんて言葉は似合わないけど)
やっぱりどことなく暗い二人なのでしたww

国貴を守るため片目を失った遼一郎。
でももう片方の目の視力も失われつつあった。
もちろんそれを国貴に気取られたくはない。
一方の国貴は遼一郎の様子がおかしいことには気付いていた。
でもそれは浮気してんじゃなかろうか、、、という
とんちんかんな方向だったのだ。

二人とも互いを思う気持ちが強過ぎて自己犠牲精神が旺盛なんだよね。
だから自分はいいから相手に幸せに・・・と思っちゃうわけですよ。
なんで恋人なんだから二人でともに幸せになろうとしないんだよ~って
ちょい思うんですけどねー!

上海にはクラウディオとともに道貴もまた来ていたのだ。
そして偶然兄弟は再会してしまうのだけど、
道貴は兄が死んでいると思っていたので
驚きとそして喜びで胸がいっぱいに。。。
道貴、、、本当にあの呪われた清澗寺家で明るくまっとうに育ちましたよね。
三男ということもあって無邪気さと甘えん坊なところがあるし
かといって甘えるばかりじゃない気概も持ち合わせている。
私、道貴くんが一番好きなキャラなんですよね~。

遼一郎は日本で活動していた時の仲間が再び引き入れようとしていたり、
国貴が日本へおしのびで帰国したりと
ハラハラもあります。

もちろん国貴はお尋ね者ですからね。
もし生きていることがわかれば捕まって二度と遼一郎とも会えなくなるだろう。
日本に帰国するということはリスクを伴うのだ。
でも遼一郎を助けたい一心で自首をしようと・・・・

これは寸でで遼一郎が止めたのだけど、
久しぶりに戻った清澗寺家では三人の兄弟と鞠子の4人が。(あ、冬貴と深沢もいるけどね)
この国貴に会った時の和貴が・・・・
深沢と一緒にいる時にも見せない、甘えた姿で・・・・
なんか胸キュンしてしまったんですよね。
こりゃ深沢が嫉妬してしまうのがわかるなー。

やっぱり国貴は長男で皆に頼られていたんだなっていうのがわかる。
そして和貴を打ちのめしてしまった中学時代、国貴の学校へ尋ねに和貴が行った時
冷たい態度を取ってしまったあのエピソードも国貴サイドから語られていて
ああ、そういうことだったのか・・・と。

このあと国貴と遼一郎はクラウディオの手助けもあって
一路米国へ行くのだ。



「せつなさは愛の妙薬」

クラウディオ×道貴

もうこの二人はこの清澗寺家において良心ともいうべきカポーというか・・・
きっと兄弟三人の中では一番穏やかで幸せな生涯を送りそうな気がする。
とにかくクラウディオが道貴を溺愛してますからねー。
イタリア男らしく愛の言葉も惜しみない。

不穏な空気となった上海から米国へと渡った二人。
もちろん道貴は国貴たちのことも心配していたわけだけど
決して会うことは許されないのだ。

でもせめて遼一郎の目の手術が成功したのかどうか知りたくて
彼を担当した医者を尋ねに行くのだけれど・・・

二人のアメリカでの生活は一見何事もなく過ぎているけれど
実はちょこっとずつ亀裂が入っているのだ。
本当は道貴を閉じこめて可愛がりたいと思うクラウディオだけど
国貴に閉じこめるような愛し方だけはしないでほしいと懇願され
道貴がしたいことをサポートしていこうと思っているのだ。
でも道貴はクラウディオが何も言ってくれないことに
不安を覚えてしまって・・・・

まあ、色々とここでもあったけど、
二人の愛情は揺るがないので安心して読めるカポーです。
いや、どのカポーも愛情は揺るがないんだろうけど
どうしても暗いからさ~。
道貴の明るさがホッとするんですよね。

アメリカからヨーロッパへと最後は渡る二人。
その波止場で消息を少しでも知りたいと思っていた国貴と遼一郎がいたのだ。
船から身を乗り出して泣きながら手を国貴へさし出す道貴。
このシーンがすごく印象的でしたよ~!
ああ、やっぱり道貴は三男坊だなって。


「幸福な朝」
幼い頃の国貴と遼一郎の話も入ってます。
りょうと呼ぶ小さな国貴に萌え~。


「暁闇」
嵯峨野と貴久。
この二人もまだちゃんと書かれたことがないんですよね。
いつかお話を書くのかな。難しいと和泉さんは言ってますが~。


あ、そうそう、鞠子が妊娠をしているようなんですよね。
この相手が誰なのか、すごく気になる。
これは第2部に繋がっていくエピソードなんでしょうか。


H度ドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月三日月

【特典CD付】●終わりなき夜の果て●
¥8,190
楽天

■CAST
清澗寺和貴:野島健児、深沢直巳:小西克幸、
清澗寺国貴:千葉進歩、成田遼一郎:置鮎龍太郎、
伏見義康:遊佐浩二、清澗寺冬貴:神谷浩史、
清澗寺道貴:福山潤、クラウディオ・アルフィエーリ:諏訪部順一、
清澗寺鞠子:増田ゆき、浅野要:風間勇刀

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テーマ:
清澗寺家シリーズも
いよいよこの上下巻をもって第1部完結となります!

え、、、、
第2部もあるってことですね。。。

この家がどうなっていくのか、、
行く末を見守るのか
それとも過去に遡るのか・・・

上巻は和貴と冬貴の話。

清澗寺家のイロモノ担当のこの二人なので
かなり内容が濃い・・・・
つーか、お腹いっぱいになる。

たまには国貴や道貴の話を読みたい、、と思ったら
それは下巻なんですね。


これまでのシリーズレビューはこちら。
  やじるし
この罪深き夜に
夜ごと蜜は滴りて
せつなさは夜の媚薬
罪の褥も濡れる夜
紅楼の夜に罪を咬む


和泉 桂著「終わりなき夜の果て(上)」
終わりなき夜の果て〈上〉 (リンクスロマンス)/和泉 桂
¥1,048
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禍々しくも淫 らな血統の清澗寺伯爵家—その次男・和貴は、深沢に支えられて業の深い一族を背負っていた。だが、深沢の義弟の出現で、恋人の過去と向き合う羽目になる。折しも父の冬貴が倒れ、血族を担う重圧に追い詰められた和貴は、深沢を愛するあまり彼から離れようと決意し…。雑誌掲載作に加え、初代伯爵・ 貴久の掌編、冬貴の伏見への深遠なる想いを描く書き下ろし作品も収録した、清澗寺家シリーズの第一部完結編・上巻。



正直、イロモノ担当の二人の話が一緒に載ると
濃密すぎて少々食傷気味になるんだけど
まーそれでもこの二人が清澗寺の清澗寺たるゆえんというか
清澗寺の血筋を色濃く残した最後の二人、、、といったところですもんね。

ええ、だって鞠子が今回冬貴の子供じゃないってわかったじゃないですか。
すると男の恋人をもつ三人の息子たちは
父冬貴とは違って結婚することなく終わってしまうだろう。
ま、和貴の乱行ぶりが過去子供をこさえなかったか、、、というと
それは疑問ですけどwww(本人も気をつけてはいたが果たして、、と言っていたように)
冬貴にもまだまだ外に作った子供がいそうだしね(実際その後始末は伏見がやっていたようだし)
だから直系は途絶えても、実はひっそりとこの血筋は脈々と受け継がれているんじゃないだろうか、、
と思うわけです。



今回、この話で特に何かが進展したわけじゃないけど
大陸での日本への抗日運動が盛んとなって
そこに住む道貴のことを気にかける和貴、、、という感じかな。
道貴は出てこないのかと思ったら
この話の最後にちらっと出てきましたね。
人でごったがえした上海の街で死んだと聞かされていた兄国貴を見つけ、、、
これは下巻にきっと話が続くんでしょうね。

日本では一人清澗寺家を切り盛りしようとする(実際は深沢がやっているが)和貴が
これまた同じことでぐるぐる悩んじゃうだよね。
鞠子との婚約を解消したが清澗寺家の養子となった深沢。
その手腕は広く買われており、深沢を是非娘婿に、、、と進言してくる輩もいる。

和貴はそこでまたいろんなことをぐーるぐる悩んじゃうだけど
そんな悩みなんて深沢には最初からお見通しなんだよね。結局ww
そしてオシオキされる。
いや、これはもしかしたらオシオキされたくてわざとぐるぐる悩んでいるんじゃないだろうか!?

でも今回は深沢の過去のこともわかるんですよ。
二人で行った能登半島で。。。。
深沢の手で終焉を望む和貴。
和貴の細首に手をかけゆっくりと、、、、、
深沢はあなたを一人にしない、後をすぐに追います、と言う。
その言葉で深沢を死なせたくない、だから生きたい、とそう願うのだ。

あの悲惨な家で生まれ自分のことを呪い続けていた和貴が初めて
生きたい、と願う瞬間。
ああ、長かったですねー。こちらも。。。。
深沢もこの人を相手に本当に大変ですが、実はかなり気が長くなきゃ和貴とは付きあっていられないよね。
二人の絆がより強固となったとも言える話ではありました。

ぐるぐる悩み続ける和貴とは対照的に
こちらはもうつきぬけている冬貴。
やはり格が違う!

Hなことしか頭にないのかと思ったら
案外と伏見のことをちゃんと好きなんだなって感じたよww
そのやり方もまあ、冬貴らしいっちゃーらしいんですけどね。

どんな場面でも自分の趣味と実益を兼ね備えるww
これが一番の強みでもあるんだけどさ。
やはり人間は食欲、性 欲、睡眠欲には勝てない生き物なのだよ。
その性 欲をコントロールし人を狂わせることができるのが冬貴。
冬貴の怖さをまざまざと見せつけられました。
伏見といい、深沢といい、この二人は相当神経が太くなきゃ
相手をしてらんないよねー!


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ(血の海で悠然と微笑む冬貴は恐ろしいくらいに美しい)
ストーリー度満月満月満月満月

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テーマ:
清澗寺家シリーズの番外編です!

今回はあの第1弾で出てきた
長男国貴の学友でもありライバルでもあり、、
浅野の話です!

憲兵の浅野は特命を受けて
上海へ行くのだが・・・・


もう、本当にこの話に出てくるキャラ皆屈折していて
まともなキャラがいないんじゃないか・・・と
思っちゃうくらいですが、
時代とその背景を考えると仕方ないのかな。
まあ、三男の道貴はそんな中でもまっすぐ育った方ですけど。


この時代が好きではないと
なかなか難しいところではあるよね。
抗日運動とか色々と絡んできます。
そーいや、私これよりはもう数年あとの時代になると思うけど、
むかーし森川久美の「蘇州夜曲」「南京路に花吹雪」が
めちゃめちゃ好きだったんだよなぁ、、、と感慨深く。。
これも腐向けな話(腐ではない)でかなり萌えたっけ。


これまでのシリーズレビューはこちら。
  やじるし
この罪深き夜に
夜ごと蜜は滴りて
せつなさは夜の媚薬
罪の褥も濡れる夜


和泉 桂著「紅楼の夜に罪を咬む」
紅楼の夜に罪を咬む (リンクスロマンス)/和泉 桂
¥898
Amazon.co.jp

憲兵の浅野要は、抗日運動の地下組織を探るという密命を帯び、上海に赴任する。情報収集を始めた矢先、浅野は妓楼『紅閨楼』の主・梁天佑という美貌の麗人に出会う。毅然とした天佑の蠱惑的な魅力としたたかさに、浅野は激しく心を動かされる。やがて紅閨楼が運動家の拠点だという噂を聞いた浅野は天佑を探ろうとするが、謎めいた彼には秘密があり…。



浅野には悔恨の出来事がある。
それは学友であり国を裏切っていた国貴を
最後の最後で逃がしたことだ。
それは自分の甘さがしでかしたこと、、、、と思っているのだ。
その浅野に何の因果か上海へ特命を受けて行くことに。
とはいえ国貴たちが上海へいることは知らない浅野。
ちょっとそこらへんはドキドキした展開でした。

今度会ったら浅野は容赦はしないだろう、、という気持ちもあったので。
でも浅野ってば国貴を見ても遼一郎を見ても
彼の関心はもはや彼らにはないんだよねー!いや、確かに国貴には
まだ未練はあるのだけれど、
それ以上に心を惹かれる人物に出会ってしまった、、というべきか。
それどころではない人物にこの上海で遭遇してしまうのだ。

それが「紅閨楼」の主・梁天佑。

かなりの美貌の持ち主。

しかも単なる美形ではない。
隙のないその身のこなし、そして「紅閨楼」が治外法権であることが
『公認』されていることに浅野は梁天佑から
目が離せない。
うん。離せないのは何も怪しいからなんではなく梁天佑の妖しさからもなんですね。

浅野ってつくづく、
美形で気が強くてお高くて底の知れない人物が好きなんだなぁって思うww

抗日運動の拠点であるとわかっていても
手がつけられずにいる「紅閨楼」。
梁天佑自身は運動に関わっておらずともそこを隠れ蓑に
運動家たちが集まっているのはわかっているのだが。。。

梁天佑は実は日本のさる大物の落とし胤なのだという噂が・・・・

と、すればなぜ梁天佑はこの上海で育てられ
なぜ抗日運動に加担をするのか。。。。

このさる大物人物はその後明らかになるんだけど
いやー!さすが清澗寺家シリーズ!
なかなか世の中狭いですねwww

浅野と梁天佑の関係はかなり複雑。
お互い、惹かれてはいる。
敵だとわかっていても梁天佑を抱かずにはいられない浅野と、
浅野の心が国貴にわずかでもあるとわかると嫉妬にかられる梁天佑。

でも会えば拳銃を向け合う関係。。。。


やまねあやのさんのファインダーシリーズで
麻見と飛龍がそんな関係っぽかったよね。
二人の間には体の関係はないけれど(ニアミスで)
秋仁がいなかったらこんな浅野と梁天佑の関係に近い感じになったんじゃ・・・

割と萌えるんですよね。
惹かれ合いながらも会えば戦う二人ってwww

今もこんなにあなたが憎いのに
あなたが欲しくて欲しくて‥‥殺してやりたいくらいに欲しい


こんな告白されたら浅野もたまらんわけですよ!
もともとこういう人に弱いからね。
それに対する浅野の返事もまた良かった!


で、この二人最後は・・・・

いつかどこかで読めるのでしょうか。。。。



それからもう一つ収録されています!
「凍える蜜を蕩かす夜」

次男・和貴のオハツの話!ww

コレ読んだら、なんで和貴があんなにひねくれちゃったのか、、、
ちょっとわかる。
国貴のことをすごく信頼してて頼っていたのに
あの言葉はかなりキツかった。
確かに国貴は彼なりに家を再興しなくちゃならない、、、という
思いに駆られていたんだろうけれど、
あまりにもタイミングが悪かったよね。。。。

だから和貴は心を閉ざし、そしてそのどうしようもない気持ちを
伏見に委ねてしまったのだ。

そうか、
和貴の最初の男は伏見だとあったけど
どうやってそうなったのか、
単に伏見が楽しく手ほどきしたんだとばかりに思っていたけどww

一番、清澗寺に囚われ、
冬貴の呪縛から逃れられず
苦しんだのはこの和貴なんだろうね。

今はM奴/隷として
深沢に調/教される毎日で
幸せでいいんじゃないかい?www


ふう、ようやくこれで
1部最後の上下巻を読むことが・・・

全サ小冊子が遅れている間に
本編を読む終わることができるといいな。


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月やや欠け月

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テーマ:
真打ち登場ーーー!!!



魔性の(受け)一族清澗寺家のラスボス?
父親・冬貴の話です!!



息子三人が揃いも揃って大変な目に遭っていても
我関せず・・・・
どころかひがな一日H三昧!!

ほんっっとどうしようもねぇ父親だよなぁ、、、と思っていましたが、
とうとう彼の秘密のベールが脱がされる??

とはいえ、
物語は冬貴視点ではなく、冬貴の情事のお相手である伏見視点だ。
伏見もまた掴みどころのない人だったので、
この人から語られる冬貴というのが
どんな人物なのか・・・・
これまた興味津々。
やっぱり冬貴を語らずしてこの清澗寺は語れないのだ。

これまでのシリーズレビューはこちら
  やじるし
この罪深き夜に
夜ごと蜜は滴りて
せつなさは夜の媚薬


和泉 桂著「罪の褥も濡れる夜」
罪の褥も濡れる夜 (リンクスロマンス)/和泉 桂
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男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。友人との賭けから清澗寺伯爵家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが…。純粋であるが故に、淫/らに染まる躰に魅せら囚われていく—。狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンス登場。



いったいどうやったら、こんな父親が出来上がるんだろう????
と、不思議に思いながら3人の息子たちの話を読んだわけだけど・・・
読んだ感想を一言で言うと・・・・・


こりゃ、仕方ないや!!!


って感じですかねー!!

いや、そんな一言で片付けられたら
子供たちはたまったもんじゃないけど、
でも、本当に「こりゃ仕方ないや!」って言葉しか思い浮かばないというか、、、
ほら昆虫たちの世界にもあるじゃないですか。
何かに寄生していかないと生きて行けない、そのためのフェロモンを出す・・・みたいな。
そしてそれは相手を貪り尽くす。
冬貴に魅入られた人間はまさに吸い尽くされる。

しかし、昆虫世界ならいざ知らず、人間世界ではそういう種族はいつしか淘汰されていく。
だからこそ清澗寺家はまさに滅んでいかざるを得ないのだ。
近親 婚を繰り返し、血を濃くする事でその類い稀なる美貌とフェロモンを振り撒いてきた清澗寺家。
その清澗寺家にあって最高の力を持つのではないかという冬貴。

父親がそうなら息子たちは・・・・と思ったけど
息子たちが案外とまともに育ったのは一重に冬貴の妻のおかげ。
おかげっつーか、彼女曰くそれが「復讐」であるみたいだけど。
親としての愛情を子供にいっぱい注ぎ、まともな人間に育て上げることがね。


さて、そんな冬貴がどんな幼少時代を過ごしてきたのかというと。。。
伏見目線で語られているので、彼が中心になっているんだけど、
最初は好奇心。
伏見は父親の使いで清澗寺家へ訪れた冬のある日、雪の上に寝そべっている一人の巫女装束姿の少女がいた。
少女のあまりの美しさに魅入られたのが始まりだった。
「7年待てるか?」少女の謎の問い掛けに思わず頷く伏見。
それが冬貴と伏見の出会い。伏見だってまだ12歳だったのだ。
この頃は可愛かった。。。。

まあ、それからこの清澗寺家について色々と噂を耳にするようになる。
幽閉されている子供がいるとか、
その子供は大層な美姫でありでも閉じこもっているためその噂の真偽はわからない。
そこでまだまだ好奇心旺盛な学生たちがいっちょ賭けでもして
負けたものがお屋敷に忍び込み美姫の顔でも拝もうじゃないか、って始まったわけだ。
この時まだ伏見18歳。あの約束の日まで1年ある。
でも忍び込んじゃうんだな。
そしてあの時の巫女が噂の美姫であることはもう最初から確信めいていた伏見は
そこで美姫ではなく美少年なのだということを知ってしまうんだけどね。
なぜ少年だということを知ったのかはついてるもんがついているからだなww

だけどそれにひるんでしまうほどウブくもない伏見。
それ以上に抗えないほどの妖しさがある冬貴。
二人はそれをきっかけに秘密の逢瀬を重ねる事になる・・・・

とにかく長い話なんで語り尽くせるわけじゃないけど、
これまでに出てきていた冬貴と伏見はもういっぱしの年齢になっているんで
何を考えているのかわからない二人だったけど
そんな二人にもこんな可愛い時代があったのか、、、と読めただけでもニンマリ。

なぜ冬貴が巫女の格好をしていたのか、とか
清澗寺家にまつわる様々な秘密もここでわかるのよね。
男でも女でもその精を喰らわねば生きていけぬ清澗寺家の面々。
冬貴の祖父も祖父といえない位に若い。(実際には冬貴の父親らしいが)

もちろん冬貴の初めてのお相手は伏見だ。
この清澗寺家の人間に手を付ける事がどんなことか
伏見はまだちゃんとわかっていなかったんだけどさ。。。。
これで伏見の人生はもう決まったも同然。
本人は途中で嫌になって一度は投げ出すんだけど、
やっぱり冬貴のもとへ帰ってくるのだ。

冬貴はさ、一日中、誰かを捕まえてはH三昧なんだけど
おバカでは決してない。IQはむしろズバ抜けて高いんだろうな。
本人はそんな能力を使おうともしないけど。

いろんな人と寝て奔放な冬貴だけど
心の中では伏見を愛しているんだよね。
だから伏見の言うことはちゃんと聞く。
伏見が連れてきた女性とも結婚して子供を作ったし。
もちろん言葉で表わすわけじゃないし、
一向に彼の考えていることは謎な事もあるんだけど
伏見がいない間の淋しさを伏見が送ってきた手紙を眺めることで
癒していたり。。。。
冬貴の健気な一面にはとっても驚いた。

魔性の男で誰でも銜え込むくせに
肝心のところでは伏見を一途に思う健気さなんかを見せられると
伏見はたまったもんじゃないよね!!

そりゃ精も尽きるほどに頑張っちゃうわねー!!

とにかく冬貴に仕込むところや
複数人との情事、
近親ナントカはエ口さ満点。

現在は深沢が頑張っているけれど
この清澗寺家は破滅こそが似合う。
この冬貴を見ていたらそう思ってしまうのだ。


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ(息子たち以上にオサカンな父!)
ストーリー度満月満月満月満月

LYNX CD COLLECTION 罪の褥(しとね)も濡れる夜/イメージ・アルバム
¥8,190
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■CAST
伏見義康:遊佐浩二、清澗寺冬貴:神谷浩史
清澗寺貴久:三木眞一郎、清澗寺和貴:野島健児
嵯峨野経行:秋元羊介、嵯峨野綾子:増田ゆき
伏見広康:野島裕史、柴崎敬眞:花輪英司
清澗寺俊貴:鈴木賢、伏見憲康:滝知史


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