2011-06-21 19:47:37

『さや侍』の個人的感想

テーマ:映画
(内容も載せているので、まだ観ていない方は読まない方が良いかもしれません。ご了承下さい)

昨日は大浦君と新宿にて『さや侍』を観てきました。

個人的な感想を。

とても楽しみにはしていたのですが、それを上回るとても良い作品だったと思います。

『大日本人』はとても好きでしたが、『しんぼる』はちょっと難しくて分からず、というのが今までの松本作品の感想。

まっちゃんが監督 主演となるともう否応なしにハードルが高くなってしまいます。

今回は野見さんが主演ということで、『働くおっさんシリーズ』を観ていたので、野見さんが面白い事は知っていたのですが、『しんぼる』からの流れで『大日本人』を観にいった時ほどの期待はさすがにありませんでした。

『大日本人』は好きでしたが、期待通りという感じだったのです。

『さや侍』には過去二作品にはない大きな温かさがありました。

娘は父親が大好きな故、逆に情けなく映ってしまう。

『三十日の業』の中で父親を突き放すものの、それを経て尚、確かな絆がそこにはあります。

絆を取り戻すというよりは元々あったのに、隠しているみたいに感じました。

『三十日の業』の序盤は野見ワールドという感じです。

切腹を逃れるために課せられたシリアスな業ですが、そのギャップが良い意味で滑稽。

一回ごとに切腹を申し付ける伊武雅刀がその滑稽さを更に際立たせる。

門番に少し温かさを感じるも他人事感も垣間見えました。

中盤以降、野見さん、娘、門番一丸で業に向かう所から空気が変わる。

特に六枚くらいふすまを破っていく業の三枚目くらいからは本当にこみ上げてくるものがありました。

全体的に言えることですが、少し吹き出すシーンや小ネタは多々ありますが、全体的に笑いはシュールなものが多く、大笑いするところはないかな。

ふすまに関してはちっとも面白くはないのです。

ただそれを超える野見さんの必死な姿、むき出し過ぎてその業を応援する聴衆の一人に僕もなっていました。

『頑張れ、そしてお願いだから若君様、笑って下さい』

入り込める。

そして娘も父親が本当に大好きなんだなと。

役の子がとてもうまいというのもあると思いますが、強気なのに健気というか。

途中途中にある野見さんを狙っていた三人の会話も映画としての呼吸になっている。

特にりょう扮する芸者が良い味を出している。

伊武雅刀とりょうの二人がどうしても松本映画のイメージである笑いの空気を締めています。

僕はそのバランスがとても良かったと思いました。

『三十日の業』は失敗してしまったものの、刑までに笑わせられれば無罪という猶予を与えられる野見さん。

振り返ればになってしまいますが、ここで一度野見さん以外の緊張の綱が緩みます。

そこからの刑の日。

刑に向かう途中にきりっとなる野見さんの表情はとても頼もしく、娘の手を繋ぐ。

その時の娘のとびっきりの表情。笑顔。

こちらまで笑顔になりそうになる。

これもその先の布石。

切腹のシーンは正直僕は想像していませんでした。

その直前に叫ぶ娘、その後の野見さんの最高の汚い笑顔(失礼で申し訳ありませんが)

娘も野見さんが大好きだ。

そして野見さんも娘が本当に大好きだ。

この親子愛にはぐっとこない人はいないのではないかと思う。

切腹に使った短刀をさやに収める。

侍としての死に様、美徳。

この時色々なことが頭をよぎりました。

前日に大好きなトウモロコシを殿様からもらうのですが、それはよくある最後のご馳走。

若君が笑ったことにするため、殿様が伊武雅刀には表情見えないようにするシーンも。

聴衆は『殿様の御慈悲』と言っていますが、
それも若君に残酷なシーンを見せないようにした、みたいに思えてしまいました。

考え過ぎかもしれませんが、僕にはそう重なり合うように感じました。

想像力を抱かせる部分が多かった。

それは今までの作品にもいえますが、今回では『三十日の業』の終盤からラスト一日前まではお城に行き来するシーンがあって、どんな業をやったかは省いているのですが、勝手に格好などから想像していました。

野見さんに関しても何故罪人になったかを含め謎だらけです。

正直、30日間全部観たい気持ちもあるし、他にも知りたいことは多々ありましたが、映画全体を考えた余白になってるのかと思います。

最後、修行僧が野見さんから娘にあてた手紙を読み歌うシーンは感動ありつつ、ちょっと蛇足かなと最初思ったのですが、ラストシーンへの繋がりを考えるととても良い。

最後野見さんも登場するし、若君も笑顔を取り戻す。

笑いを取り戻すというのは普通の流れかもですが、それまでを経てなので勿論良い。

やはりまっちゃん、泣いて終わらせない。

いや、絶妙のタイミングで娘と若君だけになる。

泣いて終わらせる。

笑顔で終わらせる。

もはやどちらでも良い。

大きな温かいものが心に残りました。

大浦君は二回目だったのですが、それでも凄い良かったと言っていました。

是非、興味が少しでもある人は観て欲しいですね。

野見さんの素と演技の中間みたいな感じも引き込ませる要因なのではないでしょうか。

一人でも友達でも恋人でも家族でも観れる映画。

『さや侍』は過去二作品に比べたら圧倒的に万人受けすると思いますし、コアなファンはどう捉えるか分かりませんが、僕はまっちゃんにこれを望んでいたかもしれない。

それでもやはり松本人志の世界観溢れているし、多くの人に届いたらなと思う。

僕はまっちゃんの凄いファンでもないですが、純粋にそう思いました。

これを観てから『大日本人』『しんぼる』を観るのも良いのではないでしょうか。

松本映画はお笑いを観るみたいな感覚で観ていた僕の概念を崩されましたし、やられました。

小学校からの友達も日記に感想アップしていました。

友達はかなりの映画好きで過去二作品に比べたらあまり…という感じだったのですが、また観にいったようで三回くらい『さや侍』に関して日記書いていました。

本当にこの作品好きなんだなと思いましたし、視点が凄かった。

感想の本気度が高くて頭が下がります。

今度一緒に観に行って話し合いたいですね。

初めて同じ作品で映画館に二回行くかもしれません。

以上

I'll be back☆
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2011-06-17 11:38:21

映画の話

テーマ:映画
最近かなり映画のDVDを借りて観ているのですが、その流れからか、職場の人と映画の話になりました。

『ターミネーター』がかなり好きですが、その人は僕以上に好きで、シリーズ全てのセルDVD(サラコナークロニクルズ含む)とウィンチェスターを持っているらしい。

ウィンチェスターとは2に出てくるシュワちゃんがバイク乗りながら片手で回して撃っている銃です。

僕は好きとか言っておきながら銃の名前などは全然知らず。。。

その人に『マニアですね』と言ったら怒っていました(笑)

高校~専門時代は映画館にもよく行ってましたし、ちょくちょく映画観ていましたが、また最近になり熱が。

たまに日記なども書きますが、B級ホラーや大作など中心で渋い作品をあまり観ていません。

それを話したら『ただのエセ野郎』と言われました。

『マニアめ…』

とは言いませんでした。

冗談はさておき、『タクシードライバー』と『羊たちの沈黙』、『ゴッドファーザーシリーズ』を薦められました。

近いうちに観てみたいと思います(^^)

皆さん映画観る基準はありますか?

小難しい内容で知識が得たい、とかではなく興味があってその中で何か知識なども得られたら最高だなと思います。

悲しい内容でも『映画を楽しむ』

色々観たい作品ばかりだ。

ちなみに近く友達と『さや侍』を観に行く予定。

以上

I'll be back☆




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2011-05-31 14:54:33

『13日の金曜日』

テーマ:映画
2日連続映画の話になりますが、今日は前にも書いたジェイソン。

約30年前のオリジナル版の1,2を借りて観ました。

古さもあるが、B級感をかなり醸し出していました。

両作ともに最後ジェイソンが現れるシーンは恐怖ですが、それ以上に1のジェイソンの母親が怖かったです。

映像の感じがなんかヤバイです^^;

とりあえず1,2ではトレードマークのホッケーマスクは出て来ず。

ちなみに持っている武器のイメージであるチェーンソーはジェイソンは使わないようです。

逆に襲われていました。

TVでもやっていたので借りて観ましたが『死霊のいけにえ』に出てくるレザーフェイスという変態がチェーンソーを使うみたいですね。

ホラーも色々奥深い。

また何か観たら書きたいと思います。

明日の朝まで仕事、午後からFIZZ君の家に行ってきます。

機材のことで色々諸々。

それでは。

以上

I'll be back☆

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