月組「カルーセル輪舞曲」の私的感想(これまた閲覧注意) | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

…これは3日の放映をご覧になった方もおられるから、閲覧注意外そうか…でしたが…

まだ見てない方もいるので、やはり閲覧注意にしておきます(笑)


ショーも私見バリバリに!


先に、各場面雑感


プロローグ

回転木馬が回るなか、星が煌めくような照明…天井桟敷からも美しかった(*´-`)


水先案内人の華形ひかる嬢が危なっかしいお歌と共に、観客をご案内…水先案内人はちょっとのミスが命取りなんだから、頑張れ…

回転木馬の生徒さん方の華やかオープニング…男役の方々のカールされた白たてがみが、モヒカンみたい(汗)
美弥るりか嬢が一番センスある( ̄▽ ̄;)

珠城りょう嬢…「グランドホテル」に比べたらお歌…歌いにくそうなメロディではあるけど…(*_*;



パリから大西洋を越えてニューヨークへ…西回りで宝塚を目指すのね(゜.゜)


ニューヨーク

愛希れいか嬢のタコ足ダルマが妖艶!まさか、愛希嬢に「妖艶」なんて言葉を使う日が来るなんて…( ̄▽ ̄;)


舞台が跳ねたら、バカンスへ…モンパリのオマージュ、車輪のラインダンスだけど…あれだけ??ていうか、ラインダンスにもなっちゃいない…


メキシコ

テキーラの曲にのってキザる、月男達がカッケー!目が足りない!珠城嬢、カッコいいけど、ちと補整が甘い気が…
この場面、花組のファンタジアと構成が一緒です。


ブラジル

…「ノバ・ボサ・ノバ」の登場人物がカポエイラしているぞ(笑)稲葉太地氏はカポエイラ好きですねぇ…(苦笑)

見ている間、配役妄想(笑)

ソール   珠城りょう
オーロ   美弥るりか
エストレーラ   愛希れいか
マール   朝美絢
ブリーザとラービオス(役替わり)早乙女わかば・海乃美月
ルーア神父  千海華蘭
シスター・マーマ  光月るう
メール夫人  輝月ゆうま
ボールソ  暁千星
マダム・X 憧花ゆりの
マダム・ガート  晴音アキ
ボーロ   紫乃小雪


ワ~オっ、ノバ…単体としても成立する(笑)問題は華形嬢の役が…

で、蝶だか鳥だかの羽をつけたソールとエストレーラ(笑)が踊り、中詰…その羽がトップコンビだけだから、どうもバランス悪いな…


シルクロード

へっ?シルクロード??ブラジルから太平洋ぶっ飛ばして、日本まですっ飛ばしてのシルクロード???

となる要領を得ないシーンですが…娘役を従えて、歌い踊る美弥嬢は素敵…衣装は何かのショーで、明日海りお嬢が着ていたものですが(苦笑)
影ソロの輝月嬢の声が素晴らしい(* ̄ー ̄)


インド洋

憧花嬢が歌うなか、トップコンビが踊り、郡舞に…お歌にもう少し、艶がほしいな…宇月颯嬢のソロは良かった。退団者の見せ場もキチンとあるし。
正面向いてる回転木馬がペカザスに見えるセットは素敵だけど、インド洋との関連はないよね…


暗転後、水先案内人の華形嬢がまた歌ってからのラインダンス…こういうのは、ショーの展開的に使い勝手が良いですね(苦笑)


宝塚

回り道して、ようやく宝塚へ(笑)階段に立つシンプル黒燕尾の珠城嬢の背中に、羽が生えたように見せる娘役達の羽扇…これ、天辺からはちょっと分かりにくかったのが残念…

モン・パリを歌う珠城嬢が、お披露目の時の天海祐希女史とちょっと被りました。

月男達の黒燕尾郡舞って、いつぶりかな…スゴく久しぶりのような…( ̄▽ ̄;)


愛希嬢とのデュエダンで、久々にリフトを見る…まだちょっと軸がぶれるかな…乗っかる瞬間がもう少しスムーズになればなぁ


エトワールは麗泉里嬢…声が美しくて、月組に久々本格的エトワール誕生!という感じでした(*´-`)


美弥嬢の2番手羽、珠城嬢の大羽…どちらも実際に見ると感慨深い…珠城嬢は御曹司だからいつかは…だったけど、美弥嬢は星組時代、夢にも思わなかったから…(  ;∀;)


肩のこらないショーではありますが…何か、色々と軸のぶれたショーな感じですね…回転木馬だけが、やたら目立っていました(苦笑)

同じ稲葉氏の作品に「インフィニティ」がありますが、あれの方が余程「モン・パリ」のオマージュっぽいです。

「セレブリティ」でも感じたけど、テーマをしっかり打ち出すなら、最後までブレのないようにしてほしい…


後、稲葉氏のショーはまだまだ「これが稲葉太地!」というものがないような気がします。独自性・個性が確立出来ていない、というか…

中村一徳氏のように、ハードは変わらずソフトを変える、とか

岡田敬二氏のように、自分の過去作品焼き増しを厭わない、パステル満載ふわふわヒラヒラロマンチックレビュー、とか…


岡田氏のようにあからさまなら、かえって清々しいけど…稲葉氏は自分の過去作品からの「間違い探し」のようなんですね…
(中村B氏は、ハードがぶれず開き直っているから、あれはあれで個性を確立しているんです(苦笑))


まぁ、使われ過ぎで、引き出しがなくなっているのもあると思います。そこは気の毒ですが…なんとか、見識を深めてネタを見つけていってほしい…


後、歌詞はシンプルにシンプルに!今回サビの「♪回~る回~る、カルーセル~♪」しか覚えられませんでした(苦笑)

覚えられる歌詞をお願いします…