NIGHT RANGER
1.(You Can Still) Rock in America 6.Don't Tell Me You Love Me |
7.Sentimental Street 8.Secret of My Success 9.Restless Kind 10.Four in the Morning 11.Eddie's Comin' Out Tonight 12.Rumours in the Air |
◆ここ最近2~3日、仕事が妙に忙しい。おまけに睡眠不足だし、遊んでないし、やることは山積みだし
遊べないし(無意識のうちに繰り返しちまった。)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな俺がここ2~3日CDチェンジャーに放り込んで聴きまくっているのがコレ。
80年代アメリカでブレイクしたNIGHT RANGERのベスト盤だ。最近ジャック・ブレイズがB’Zの松本孝弘
のプロジェクトTMGに参加していたが、NIGHTRANGER全盛期を知るものからすれば一抹の寂しさが胸
中を過ぎったであろうことは否めない。このバンドはヴォーカリスト2人とギタリスト2人を要し、バンド全員が
互いを認め合う技巧派集団だった。バラードの⑤がヒットし、その後レコード会社からの要求でヒット狙いの
バラードを出し続けたことがバンドの寿命を縮めたと云われているが、これだけ優れた楽曲を作る才能に恵
まれていればそれも当然であろう。バンドだって売りたかっただろうからね。まあともかくこのベスト盤おいし
いところは殆ど網羅していてお奨めだ。シブガキ隊の“ZOKKON LOVE”にイントロをパクられた⑥、爽や
かな①、⑩バラード③、⑤、⑦を始め、粒ぞろいの楽曲が詰まっている。中でも④は出色の出来。高速道
路なんか走ってるときに聴いたら間違いなくぶっ飛ばしちゃいますな。なんていうかアメリカの広いハイウエ
イを晴れた日にコルベットかなんかでぶっ飛ばすためにあるんじゃないかって曲。⑦もいい。切ないメロディ
に伸びやかなケリー・ケイギーのヴォーカルがのり、ありがちなバラードなのかもしれないが、なぜかこの
曲が昔から無性に好きなのだ。ハードロックだとかなんとかつまらないカテゴリー分けを無しにして、音楽
の、また楽曲の持つ普遍性を、改めて感じさせてくれる一枚であることは間違いない。